セルフコーチング&コーチング

 

松江と大田の2会場でコーチングの研修をさせていただきました!

 

~感情と上手に付き合い「ありたい状態」に導く~

(セルフ)コーチング

 

午前中が自分に活かすセルフコーチング

午後が他者に活かすコーチング

 

質問の種類を知って自分や他者に質問をするだけではなく

感情と上手に付き合うことが必要です。

 

感情に巻き込まれて振り回された状態の自分が自分に質問をしても、

なかなか気づきやひらめきは得られません。

また、他者へ質問をしたとしても、相手に深く届きませんから

相手も気づきやひらめきが得られにくくなります。

 

感情を理解し、人間を理解し、感情と上手につきあいましょう

その自分が質問を活用することで、効果がぐんと上がります。

そして、自分をありたい状態に導きましょう

まわりの人をありたい状態へ導く支援に役立てましょう。

 

それが、本来の自分らしく、持ち味を発揮していく道です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

職場の居心地を良くするために・・・

 

「職場の居心地の良さ」は「人間関係」の影響を大きく受けます。

「人間関係の心地良さ」は「コミュニケーションの量&質」と関係します。

 

①コミュニケーションの量を増やすにはどうしたら良いでしょうか?

②コミュニケーションの質を高めるためにはどうしたら良いでしょうか?

結果は繋がると思いますが、量と質に分けて考えてみるのも一つです。

 

①コミュニケーションの量を増やすために

<環境を整える>

コミュニケーションがとれるスペースにテーブルや椅子を設置

コミュニケーションスペースを新たにつくる。

既存のコミュニケーションスペースの場合でも、

観葉植物を置く、飲み物を充実させる。

テーブルクロスをかける、棚を買って整理整頓するなど

交流の場を心地良くすることでコミュニケーションを増やすことができます。

 

<イベント>

施設内のイベントに皆を誘って参加してみるのも一つ

誰かが楽しんで参加しようとする姿勢があると、周りの人達も楽しくなります。

部署内でイベントを企画するのも一つです。

 

イベントと言っても、食事会や飲み会、歓迎会や送別会、忘年会だけではなく

職員の誕生日の日に、皆でおめでとうと言ってさしあげることもイベントです。

拍手でお祝いするのでもあり、歌をうたうのもあり、ミニ花束を渡すのもあり

 

毎日、「1回以上は誰かに感謝を伝える」取り組みをするもイベントですね。

 

②コミュニケーションの質を高めるために

アサーションやコーチングの研修を受講する

職場の誰か1~3人に研修を受けてきてもらうというのもありですが、

可能な場合は、施設や部署に講師を招いて皆で研修を受けるとより効果的です。

また、同じ研修を複数回企画し、全員参加を目指すのもお勧めです。

 

ある病院では、5年計画で職員の方全員の受講を目指された施設がありました。

施設全体の規模でなくても、部署単位にすると・・・

もう少し気楽に全員参加の企画ができるかもしれません。

 

あなたの職場の居心地を今よりさらに良くするために

施設や部署でできそうな取り組みはどんなことがありますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

年上スタッフと若手スタッフ

 

ある日、コーチング研修を終えた後

何人かの受講生の方が相談に来てくださり、順番待ちの列ができていました。

年上スタッフとのコミュニケーションについてお悩みの方、

部下や後輩指導にお悩みの方もいらっしゃいました。

 

ある方の順番になった時に

「さっきの前の方と先生とのやりとりをお聞きして

先輩は先輩で後輩指導に悩んでいるということがわかりました。」

軽やかにおっしゃったのが印象的でした。

それがわかっただけで、肩の荷の重さが軽くなられたようでした。

 

・年上スタッフへの接し方が難しい

・若手スタッフへの指導が難しい

どちらについても悩みの声を聞きます。

そして、私が看護師だった時もどちらも経験があります。

 

もし、年上スタッフを苦手とする若手スタッフが

その先輩達が、後輩指導について難しいと感じているのを知っていたら?

そして、コーチングを学びに来ていることを知っていたら?

 

もし、若手スタッフに指導しても響かないと嘆いている年上のスタッフが

その後輩達が、コミュニケーションに苦手意識をもっているのを知っていたら?

そして、コーチングを学びに来ていることを知っていたら?

 

どうなるのでしょうか?

 

相手の苦労や気持ちはなかなか見えないところ

お互いに分かり合えるといいのにな~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

若手スタッフへの指導が難しい

 

前回の記事で、「目上のスタッフ」への指導について書かせていただきました。

今回は「若手スタッフ」への指導について

 

ある時、研修終了後に後輩指導について相談に来てくれた方がいました。

指導や振り返りをする時に、質問してもいつも「わからない」と答える後輩に

どのようにアプローチしたら良いでしょうか?

 

そういう時に、何が起きているのかというと

後輩に向けた怒りや苛立ちもあるかもしれません。

けれど、それだけでなく

「自分の指導が悪いのか…?」・・・と

自分へのダメ出しから、怒りや苛立ちも起きているかもしれません。

 

相手が「わからない」と言うこと自体は、決して悪いものでもない

今はその段階にいるのだなと、ジャッジせずに受け入れてみるとどうでしょう?

 

人により、小さい頃からの育った環境や習慣、体験が違います。

質問をされて、自分で考えて、それを伝えることが、サクサクできる人もいれば

質問されることに慣れていない人もいます。

考えることに慣れていない人もいます。

自己表現することに慣れていない人もいます。

また、単純に、看護の知識や経験が少なくて

答えが(今は)わからないという場合もあるでしょう。

 

「今日研修で学んだ中で、何か活かせることがありますか?」と尋ねると

「そうですね、・・・・・・・・・・。」

ちゃんと、ご自分で答えを見つけていらっしゃいました。

 

1回ですぐに変化させたいかもしれないけれど、人が変化するには時間も必要

そのことを理解して、まずは自分が気持ちにゆとりをもち

気長に関わり続けることも、必要かもしれませんね。

 

そして・・・悩むことの価値もあることに、気づいていらっしゃいますか?

後輩指導に悩むからこそ、研修を申し込んで学び、さらに質問に・・・

悩んだりサクサクといかないことは、心地良いものではありません。

けれど、そのプロセスがあるから指導力がアップしますよね。

後輩の方は、そんなあなたの指導を受けて伸びる可能性が拡大します。

 

後輩とあなたは、ご縁があって出会っています。

お互いが成長のために相手を必要としているから。。。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

目上のスタッフへの指導が難しい

目上のスタッフへの指導が難しいという声をよくお聞きします。

本当にそうだよな~と私も思います。

中には、指導したら逆ギレされたという方もいらっしゃいました。

 

まずは、目上のスタッフへの指導を難しいと感じている自分は自然だということ

そのように認識してみてください。

得意だと感じている方の方が希少かもしれませんよ。

その中で頑張っている自分をしっかり認めてあげて下さいね。

 

その上で、伝え方の工夫をしてみませんか?

 

Youメッセージで指導すると

「(あなたは)今度から・・・(このように)してください。」

相手にとっては命令口調として伝わります。

 

Iメッセージで伝えると

「今度から・・・(このように)していただけると(私は)助かります。」

相手にやんわりと伝えることができます。

 

質問を活用すると

「今度から・・・(このように)していただくことは可能でしょうか?」

また、その後に、「(そうしていただけると)私達とっても助かります。」

このようにWeメッセージを加えることもできますよね。

 

秘訣は・・・

相手のプライドを傷つけないよう伝え方を工夫すること。

相手に心から敬意を示すこと

 

そして・・・

一人で頑張りすぎないこと

時には逃げて指導を見送っても良いのです。

時には上司や目上の先輩に指導をお願いしても良いのです。

休憩も入れて下さいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相談されて答えを教えた後にすること・・・

 

「・・・(こういう場合)、どうしたらいいですか?」と相談された時

相手の成長のために、本人に考えさせることは大切です。

それには、質問をして引き出すコーチングの関わり方が有効。

けれど、コーチングが大切になりすぎると

すぐに答えを教えてはいけないと思ってしまうこともあるかもしれません。

 

時と場合によりティーチングが適切な時もあります。

また、相手によりティーチングが必要な時もあります。

柔軟に使い分けることができると一番効果的ですね。

 

例えば・・・

緊急時に相手に「どうしたらいいと思う?」と質問している場合ではない。

すぐに答えを教えたり、指示をだすことが必要です。

 

けれど、そうでない時でも教えても良いのです。

教えることは悪いことでもない。

自分のもっている答えを教えた後に

「今の話を聞いて、どう感じましたか?」と質問をしてみましょう。

 

このプロセスを入れることで

相手がその答えをどのように受け止めたのか、理解したのか、

どのように感じたのか、違うと思ったのならどう思ったのか…を話させることで

相手は教えられたことの学びを大きくすることができます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

フィードバックした後にすること・・・

 

コーチングセッションをする時でも、部下や後輩指導する時でも

フィードバックを入れることはとても効果的です。

 

フィードバックは、相手が外側に表現している事実をそのまま返すこと

・さっきから声のトーンがあがりました。

・○○という言葉を今日は5回繰り返しています。

・○○の話をする時、とても力強く話されていました。

 

また、相手の言動から自分が内側で感じた事実をそのまま返すこと

・大丈夫って言うけど、とても不安そうに見えます。

・○○をとても大切にされているように聞こえてきます

・私には、あなたが本当はそれをやりたそうに伝わってきています。

 

フィードバックによって、相手に気づきが生まれたり

本当に向き合う課題や真のゴールに向かって進みだす機会になります。

 

効果を高めるためには

■相手の許可をとって伝えること

「感じたことがあるのですが、お伝えしてもいいですか?」

相手が聴く準備ができて受け取りやすくなります。

ただし、ポジティブなフィードバック時など

流れを止めない方が良い時もありますので、柔軟に。。。

 

■相手との信頼関係(ラポール)を築くこと

日頃からの関係づくりも大切だけど

その対話の時の、聴き方やあり方でもラポールを深めることができる

雑念は脇におき、ジャッジすることなく、ただ理解しようと相手に意識を集中

 

■相手にフィードバックを受け取ってほしいという自分のエゴを手放すこと

結果を手放す、結果に期待しない、相手がNoと言ってもOk。

私は「コーチは揺らす(刺激を与える)人」だと思っています。

押してダメなら引いてみて、軽やかにアプローチできたら素敵ですよね。

 

そして、もう一つ重要なことがある

フィードバックした後にすること・・・

■相手がどう感じたかをお聞きすること

「今、言われてみて(フィードバックされて)どう感じましたか?」

相手に感じた気持ちや感覚を率直に話していただけることが大切

仮に相手がNoだったとしても、それを話すことで明らかになるこがあるから

違うなら違うで、違和感が出たなら出たで、それは大切な素材です。

 

前述した「相手がNoと言っても大丈夫」ということにもつながりますね。

だから、肩の力を抜いて気楽にフィードバックしてみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうござました。

 

 

 

日総研セミナー:板挟み状態からの脱出!主任看護師に欠かせない調整力を磨こう!

 

日総研オンラインセミナー

「板挟み状態からの脱出!主任看護師に欠かせない調整力を磨こう!」が

7月3日より録画配信スタートします!

 

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人間関係の修復、業務改善、多職種とのやりとりで苦しまないために

調整をスムーズにする技術とあり方を身につけませんか?

主任の方や副看護師長の方だけでなくチームリーダーの方にも活かせる内容です

 

以前、私が副看護師長だった頃、様々な板挟みを経験しました。

うまくいった体験もありますが、うまくいかず悩んだ体験もたくさんあります。

今では、それらの体験は私の宝物になっていますが・・・

 

主任や副看護師長になり苦労することの一つは、上司と部下の板挟み状態では?

組織からの指示や部下からの要求の間に立って調整しなければなりません。

調整場面で求められる相手の納得度を高めるコミュニケーションのポイントと

指示や要望のすり合わせについて解説していきます。

 

さらに「上司」と「部下」との調整だけでなく

「ベテラン」と「若手」との調整

「医師」と「看護師」との調整

調整・提案・交渉時のポイント

相手のタイプ別関わり方

その他にも、業務改善時やカンファレンス、超過勤務削減・・・etc

様々な調整場面の事例からも学びます。

あなたならこんな時どうする?

 

主任や副看護師長の方、チームリーダーの方も一緒に学びませんか?

詳細やお申込みはこちら「日総研セミナーホームページ」から・・・

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

伸び悩んでいる部下や後輩指導に行き詰まった時

 

伸び悩んでいる部下や後輩を指導する時に

どのようにアプローチしたら良いものかと、考え込むことありませんか?

指導しているのに響かない

指導しても思ったように伸びてくれない

関係が良くない気がする

何となく指導するのに疲れてきた

もし、このような行き詰まりを感じていたら、捉え方を見直してみませんか?

 

人間の脳は、何もかもまとめてシンプルに捉える癖をもっています。

しかもそれは無意識的な癖

その人 = 伸びない人(出来ない人・ダメな人)・・・すると、

指導は難しい、無理という気持ちや感覚を過剰に大きくしてしまいます。

 

意識的に捉え直してみましょう!

今は伸び悩んでいるように私は感じている

或いは、本人が自分のことを伸び悩んでいると言っているのなら

●●さんは自分のことを伸び悩んでいると今は感じている

 

伸び悩んでいるという状況は永遠に続く固定したものではない

また、感じていることなので変化します。

「今は」「感じている」という部分をしっかり捉え直すと、

凝り固まった不変なような硬いイメージがほぐれます

 

その人は伸びない人ではないし、ダメな人でもない

誰しも伸びない時がある、伸びにくい部分がある

出来ている部分もたくさんあったこと

良いところもたくさんあったこと

伸びてきた部分もたくさんあったことに改めて気づきます。

捉え直すと視野が広がり、伸びる可能性の領域に焦点が当たり始めます。

 

次に、まとめて捉えていた問題の岩を砕き、一つ一つ具体的な項目にしましょう

○○(具体的な処置項目)は、○○(まずはここを特に)できるように支援する

○○の行動を○○のように改善していくよう働きかける

○○の経験をもっとたくさん積む必要があるからセッティングする  etc…

 

その時・・・

あなたの指導時の言葉のかけ方やトーン、表情は変化しています!

そして、相手に届く言葉のパワーも変化しています!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

今の自分にとってちょうど良いの境界線

 

最近読んでいた本に書かれてあった、あるページの言葉から生まれた問い

「自分をいきいきとさせてくれるものは何だろう?」

それを取り入れてやっていったとしたら、どんな自分になるのでしょうか?

 

すぐに答えが見つかりそうで見つからなかった

ある答えが見つかっても「その答え本当?」と尋ねられているよう

答えがいくつか出てきたけれど、「他には?」とさらに探そうともする

私の脳の検索エンジンが作動し続けています(笑)

 

見つかったいくつかが生活に取り入れられているかをふりかえってみると

やれているものもあるし、やれていないものもある

その一つを今月できたらなと思っています。

 

ただし、そこには「ちょうど良いの境界線」がある

例えば、自然や植物が自分をいきいきさせてくれるものであったとしても

観葉植物を増やしすぎて管理でへとへとになってしまうのはやりすぎ

山に遊びに行くと自然が満喫できて元気がもらえるけれど

気持ちとしてはドライブして乗馬して、毎月でも遊びに行きたいけれど

距離が遠ければ、年に2回、多くても3回がちょうど良いのギリギリな線かも

(これ、自分へのメッセージです💦)

 

ちょうど良いの境界線は、テレビにしても食べ物にしても全てにおいてある

けれど、感情にとっては、ちょうど良い境界線はじゃまなもの

もっともっとと嬉しい感覚を得ようとするから

すると…後で後悔して自分が嫌になったり、疲れたり、体調くずすことも…し

 

「あなたにとって自分をいきいきさせてくれるものは何ですか?」

「そのちょうど良い境界線はどのあたりですか?」

自分自身に問いかけてみませんか?

今のあなたにとってのオリジナルな答えは何でしょう?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。