目標面談・面接・日常会話は連動

 

「主任看護師」日総研 2018年1・2月号の中で

「目標面接・面談・日常会話の基本とは?」

~脱ワンパターン! 場面に合わせて変化をつくる~

の記事を書かせていただきました。

 

・目標面接の進め方やこつ、上手く立てれていない時の伝え方、修正法

・面談時のポイント

・スタッフとの関係がうまくいく日常会話

 

これらは別々の場面でそれぞれにこつがありますが、連動もしています。

日常会話がうまくいっていれば

面談でも相手が心を開いてくれる。

そうすれば、ちょっと緊張する面接でも緊張がほぐれ、考えることに集中できる

日常会話から大切にしていきたいですね。

 

私が尊敬する方との体験で印象深いものがあります。

久しぶりに再会。

何気に交わした「おはようございます。」なのですが

その方にかけてもらった「おはようございます。」がとてもあたたかくて

じ~んとしみわたり、感動したのです。ビックリしました。

 

たかが挨拶なのではないのです。

本当に相手を見て、心に留めて、尊重し、伝えて下さった言葉

一言でもそれが伝わってくるのです。

まさに存在の大きさなのでしょうか。

 

あの感動の感覚を私は大切にしたいと思いました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

思い込みがつくる過剰な感覚

 

昨日から雪が積もっています。

昨日はガリガリとした雪で風も強かったのですが、今朝はふかふかした雪

かわいいサイズの雪だるまがつくれます。

 

同じ雪、気温、湿度、風の中にいたとしても人によって反応は様々

雪や冬が大っ嫌いという人もいれば大好きでスキーを楽しむ人もいますね。

 

私が小学生の頃は、もっとたくさん雪が積もっていた記憶が・・・?

今よりもう少し山沿いに住んでいて、片道1時間近くかけて通学

お米の袋でそりすべり、足で踏み固めてスケート場をつくり

大雪の時にはかまくらではなく滑り台をつくってもらいました。

 

だから雪がそこまで苦痛ではないのです。

寒くて嫌な感覚とどこかウキウキした気持ちとが共にある感覚です。

経験や体験からどんなイメージをもつかに影響を受けますね。

 

日常生活でも仕事でも、同じようなことがたくさん起きている。

イメージから過剰に反応していることはありませんか?

 

最近振り返って気づいたのですが

目標達成したいし、目標達成することは大切なことであると同時に

目標達成したくないという自分がいることに気づきました。

 

目標達成したために苦労した経験が・・・?

うん、ある!ある!

イメージ(思い込み)によってなかなか前に進めない時ありますね。

あなたは過剰に反応しているものはありませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

問題職員にどうアプローチしますか?

問題児君

問題の部下

問題職員

 

問題ととれば確かに問題

しかし、視点を変えれば・・・

 

自分が指導力を上げるチャンスととれば、それはラッキーなチャンスになり

アプローチのトレーニングととれば、それは大切なトレーニングの機会

相手からの重要なサインととれば、それは重要な情報になりますね。

あれ?!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

次の担い手は・・・

施設長さんへ

「次の施設長候補を育てていますか?育っていますか?」

課長さんへ

「次の課長候補を育てていますか?育っていますか?」

主任さんへ

「次の主任候補を育てていますか?育っていますか?」

リーダーさんへ

「次のリーダー候補を育てていますか?育っていますか?」

 

人を育てることは1週間や1ケ月では難しいでしょう。

半年、1年、それ以上かかるかもしれません。

 

もし、それぞれの立場の人が次の担い手を育てていったとしたら・・・?

 

その時、施設全体のレベルが底上げされているでしょう。

その変化はなかなか感じられないかもしれません。

施設全体が上にあがっているから、中にいる人は気づきにくいのです。

 

そして、その時、自分も相手も成長できている

仕事もやりやすくなっている

変化はじわじわ

成長していないのではなく、わかりにくいってことをわかっていてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「え~っ!ムリ~!!」という部下に・・・

部署での取り決めや上層部の決定事項を部下に伝える時に

よくある反応「え~っ!ムリ~!!」

そんな反応があった時に、どう対応していますか?

かつて私もそのような反応をしたことも・・・(笑)

 

しかし、リーダー・管理職になるとそうも言ってはいられません。

 

「なんでできないの?」

「でも、上からの指示だからしかたないでしょ。」

「でも、部署をよくするためには必要でしょ。」

そのように言って説得したいところ・・・ですが

お互いに「なんで」の衝突

 

「え~っ!ムリ~!!」と相手に言われた時に

本音を言えば、どんなことが自分に起きているのでしょうか?

 

みんなに嫌われたくないな~

やっぱりムリって言うのか・・・

ムリって言いたくなるよね・・・

だけど発想変えるのも大事

とりあえずやってみることも必要でしょ

やってみると「ここはおかしい」がわかるでしょ

そこを検討していくといいんじゃない?

 

いろいろな思いが言葉になってでてきます。

 

部下の立場にたってみた時・・・

「ムリって言いたくなるよね。」

この言葉を言ってもらえた時、とっても「わかってもらえた感」を感じました。

本当にそう感じて言ってくれた言葉だったから響いたのです。

 

自分達の気持ちを上司に「わかってもらえている感」があるのとないのとで違う

たとえ、指示の内容が同じであっても・・・

結果として部下が従うことに変わりなかったとしても・・・

 

「え~っ!ムリ~!」と反応があったとしても・・・

それでも何かが違ってくる

いろいろ違ってくる

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチにコーチング

いつもはクライアントさんにコーチングをさせていただいている私ですが・・・

自分のスキルアップのために

私のコーチにお願いをして、逆コーチングをさせていただきました。

つまり・・・

私のコーチにコーチングをしてフィードバックをいただきます。

 

その日が近づいてくると、「近づいてくるよ~」とドキドキ

その時間が近づいてくると「もうすぐだな~」と時計に目がいく

これまでにも経験はありますが、

きっと何回目になっても嫌(笑)なものです。

 

それでもスタートすると観念しました。

無我夢中であっという間に時間が経過し終了。

 

今回も、フィードバックや解説をいただき、とても勉強になりました。

逆コーチングは、勇気はいるけどとても貴重な学びができます。

このような体験からしか得られない学びがある

そして、

「やりたくないけどそれを乗り越えてやった時」だけに得られる「何か」がある

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

苦手で進まない時は・・・

今年は雑誌の原稿書きのお仕事が続いているのですが、

もともと書くのは苦手なんです。

苦手なことを頑張ってやっている感覚があり

書き進むこと自体が、自分にとってトレーニングになっていると思います。

 

そのような中で、私のコーチに

私「今年は立て続けに苦手な執筆の仕事が続いています。

今の私に必要なことなのでしょうね。」と伝えた時

Co「苦手意識がある時って、自分の何かを守ろうとしている時なんだと

最近思うことがありました。」と・・・

 

Q) 私は自分の何を守ろうとしているのか・・・?

 

いい文章を書かなくちゃ、役に立つものにしなくちゃ

そのような思いがあることを認めました。

ということは・・・人からの評価を気にしている私がいるのです。

不特定多数の方が読んでくださる雑誌記事を書くと言うことは

評価されることを恐れているのでした。

 

そもそも、いろいろな人がいろいろな感想を持って良いのです。

良かった、ためになったと思ってくれる人がいて

たいしてためにならなかったと思う人もいて

それで良いのです。

 

今、自分がすべきことは、自分の想いを整理して書くこと

そのことに集中して書いていけば良いのだ!

そう思えると力が抜けて、再び進みだしました。

 

皆さんは、何か思ったように進まないな~という時

どんなことから自分を守ろうとしているのでしょうか?

自分に問いかけてみるのも良いかもです。

 

以前、別な機会にコーチに言われて印象的だった言葉に

苦手な時は、苦手だと思って意識しているけれど

得意なことや得意になった時っていうのは、

あえて「自分は得意である」と意識することはなく自然にできている状態

 

だから、得意な事より苦手なことの方が目につきやすい

苦手な事の方がたくさんあるように思ってしまうのですね。

 

前よりできるようになっている

前より自信をもってやれるようになっていることはたくさんある

得意なことはたくさんある

皆さんも・・・私も・・・です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

比較することをやめたら・・・?

↳「ボクは・・・ボクです。」

 

あの部下は「覚えが悪い」、「動きが悪い」と部下指導に悩む

そういう時、ふと立ち止まって自分に問いかけてみましょう

「誰と比較してなのでしょうか?」

こういう時の比較相手は、理想的な人だったり優秀な人だったりしませんか?

比べている意識はなくて、ほとんど無意識的に「比較」は行われる。

 

また・・・

よその子供と自分の子供とを比較

こういう時も、比較相手はよその優秀な子供さん

それに比べてうちの子は・・・

 

誰かと自分を比べていることもありますね。

自分が下だと感じると自信がなくなったり、焦ったり

自分が上だと感じるとごう慢な自分が顔をのぞかせ

それはそれで、そういう自分が許せない。

 

人はいつもいつも何かや誰かと比較しがち

比較からは勝ち負けが生まれ

比較することで苦しみや優越感が生まれる

 

もし、ありのままの相手と向き合うことができたら

相手の存在そのものを承認し

誰とも比較することなく、そのままの相手をみる

その上で語りかける言葉があったとしたら

とても影響力があり、腹にしみわたることでしょう。

 

その時に、相手は自ら変化しようとするのではないかと思います。

 

そういう人になりたいと、そういう人でありたいと、

改めて思う今日この頃です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

管理者の方へグループコーチング

打ち合わせ→ 研修1回目→ 研修2回目→ 管理者へのグループコーチング

この流れで、7月、8月と施設内で職員の方々へコミュニケーション研修を実施後

各部署の管理者の方へグループコーチングをさせていただきました。

 

皆さんの部署のウリや頑張っている所

自分自身の強みや頑張っている所

お互いの強みや持ち味

今後のビジョンやそれに向けてやっていくことなど

たくさん聴かせていただきました。

 

相手を変えようとして無理に聞き出すことをせず

自分の価値観や先入観を一旦手放し

お一人お一人の存在を承認するスポンサーシップの在り方で

話に集中していくことが出来た時・・・

 

皆さんが胸の奥につかえていた本当に話したいことを話してくださり

質問の答えを自ら見つけてくださり

こちらが指摘をしなくても、自分の課題に自ら気づく

その場に必要なことが自然と起きる流れができる

 

「コーチングとは・・・」について、私自身が改めて考える機会になりました。

皆さん、ありがとうございました。

涙あり、笑いあり・・・

管理者の皆さんの素敵な笑顔に見送られて、施設を後にしました。

皆さん、ありがとうございました!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

部下や後輩にもっと成長してほしい

人によって成長のスピードも個性も違う、時間が必要

わかっているのだけれど・・・

 

成長してほしいと願う愛情から

相手に良くなってほしいと思うから

どうにかして相手を変えなくちゃと思う

 

この気持ちが強くなればなるほど、高い理想と現状とのギャップは大きくなり

指導時に苛立ちが出てしまいます。

子供の宿題を見るお母さんにも部下指導にも共通したところがありませんか?

 

ある管理職の方とセッションでお話をしていて

自分にもあるな~と振り返りました。

 

そして、「感情的になったらダメ!」「怒ってはダメ!」という価値観があると

感情的になる人を受け入れられなかったり、感情的に怒る自分も許せないはず

苛立ちをおさえてなかったことにして指導する

 

子供が小学校の頃、宿題をみていた時のことです。

繰り返し説明しても分かってもらえず、つい感情的になった時がありました。

その時の自分があまりに嫌で、そういう自分をなかったことにしてしまった。

封印するということは、ふたをして持ち歩いていたということになります。

 

苛立つことがなくなったかというとそうではなく

あふれると漏れてしまうこともありますよね(笑)

ニュキっと地上に出そうになるとまた封じ込め

できるだけ感じないように、気づかないふりをして

逆に大きく成長させてきていたことになるかもしれません💦

 

かつての自分(認めたくない自分)に再開して向き合った時

なんだか懐かしさがこみ上げてきました。

ずっと苛立つ自分、キレル自分を避けてきたな~

そして、苛立った自分を認めて受け入れた時

苛立つ出来事はまたあるかもしれないしないかもしれないし

それさえもあまり気にならなくなるような気持ちになりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。