私はその人のことをほんの少ししか理解していなかった・・・
驚きと共に気づいて、私の捉え方が変化した
その感覚が今でも鮮明に残っている体験があります。
その人が仕事の場面でよく口にしていた言葉は
「私には〇〇するなんて無理です」
「そんなことできません」
そのような言動を目にしたり耳にしたりすると、
勝手にイメージをもってしまいます。
しかも、自分でも気づかないうちに・・・
この人は、きっと自分に自信がない人だ
ネガティブな考えの人だ
消極的な人だ
だから、もっと自信を持った方がいいし、積極的になった方がいい
その思い込みのフィルターを通して、その人を見て接していることに
私は最初は気づいていませんでした。
ある時、プライベートの話を聞いて驚きました。
「学生の時に英語が好きだった。
日常会話程度はできて、一人で海外旅行に行ったことが何回かある」
「歌が好きで習っている。
歌の大会に出たことがあり、次回も挑戦しようと思っている。」
積極的で行動的な人だった!!
私は、本当のその人のことをいかに理解できていなかったかを思い知りました。
「一部」のことを「全部」に当てはめて思い込んで捉えることを
私が学んでいるNLP(心理学の分野)で「一般化」と呼んでいます。
人は無意識的によく一般化をしています。
私ももれなくやっていました。
その人の可能性を本当に信頼できているかは大切です
仕事の場面でも、積極性や行動力の可能性を本当に信じることができると
伝える言葉もトーンも接し方も変わる。
すると、相手に伝わるものや届けられるものも変わります。
すると、引き出せるものも変わります。
部下やスタッフへの理解を広げるためにできることは何でしょう?
あなたは、部下やスタッフの理解が広がったら何が変わると思いますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。