あなたが面接上手になっていく道

 

新年度が始まると、目標管理の面接をする側の方がいらっしゃるかと思います。

「面接」という言葉から、あなたはどのようなイメージをもちますか?

そして、どのような反応が身体で起きますか?

 

同じ言葉を聞いても、イメージや反応は人それぞれ違います。

これらは私達が無意識的にやっていることなのですが

改めて自分にどのような反応が起きているのか振り返ってみませんか?

 

ポジティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが前向きになり、楽しみになったりワクワクしてくるかもしれません。

この場合は問題はありませんね。

 

ネガティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが重くなり、不安になったりおっくうになったりするかもしれません。

中には、過剰に緊張したりする方もいらっしゃるかもしれません。

 

すると、相手にもそれが伝わってしまい

結果、うまくいかなくなる悪循環にはまってしまいます。

この場合、イメージ緩和の調整が必要です。

 

過去にちょっとでもうまくいった面接の時のことを思いだすのも一つ

その時の秘訣は何だったのでしょうか?

その時の体の感覚や感情はどんなだったでしょうか?

どのようなあなたが面接していたのでしょうか?

どのような言葉をかけていたのでしょうか?

 

次のような問いからの発見も有効です。

「面接」を実施することで

うまくいってもうまくいかなくても、手に入れている力は何でしょうか?

うまくいってもうまくいかなくても、学んでいることは何でしょうか?

 

また、苦手な目上のスタッフがいらっしゃる方はいませんか?

そういう方のイメージを緩和させるのも一つです。

 

人それぞれタイプが違い、個性があります。

苦手だと感じるスタッフがいたとしても、そう感じる自分がダメでもなく

自然なことかもしれません。

その上で、その方の存在価値や強みにも焦点を当ててみましょう。

 

また、休憩時間などで仕事以外の話を聞くのも一つです。

苦手だと私が個人的に思っていた方からプライベートの話を聞いた時

その人のイメージが変わり、私の中の反応も変わった体験があります。

 

某アイドルGの大ファンで、ライブに行ってきた話

他県まで大好きなコーヒーを飲むためだけに車を運転していく話

意外な一面を知りとても驚きました。

仕事の時の真面目で厳しいイメージとはかけ離れていたからです。

かわいい~ 私の中のイメージが変化しました。

 

“イメージ” だから変わるし、変えることができるのです。

ポジティブにまで変わらなくてもニュートラルで良いのです。

今より少しだけでもネガティブさが緩和されれば、それでも良いのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「わからない」ことが許せなくて・・・

 

先日、家族から「どう思う?」「どっちがいい?」相談されたけど・・・

「わからない」「どっちでもいいんじゃない?」

そう言っているのに、さらにひつこく私の考えを聞いてくる

でも本当にわからない! 本当にどっちでもいいよ!!

 

その時 気づきました。

これって・・・

ある場面が走馬灯のように蘇ってくる

昔、逆の立場で私がやっていたことだったのです。

思い出しました~💦

 

かつて「わからない」ことはとても怖いことでした。

私自身が受け入れられなかったことだったのです。

自分が「わからない」のも許せない気がしていたし

相手が「わからない」と答えることも悪いことのように思えて・・・

 

わからない時は本当にわからないこともありますよね

でも学生時代や若かったあの頃はそのことに気づくことができませんでした

 

自分がかつて誰かにやったことは、自分に返ってきているかもしれません(笑)

気づけて良かった

相手が「わからない」と答えることを許しましょう。

自分が「わからない」と答えることも許しましょう。

 

新人や後輩指導、部下指導をしていて、私のように感情がゆさぶられたら

ちょっと立ち止まって

自分自身や過去の体験を振り返ってみるのも一つですね

すると、穏やかに冷静に対応できます

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「そのくらいのことは自分で考えて!」と言いたいところ・・・

 

部下や後輩のスタッフがすぐ頼って聞きにくる

「そのぐらいのことは自分で考えて!」と言いたくなる

そのような時はありませんか?

 

でも、そういう時

ちゃんと話を聴くと、アドバイスをしなくても相手の中から答えが出てくる

 

先日、ある人から相談をされ、良かれと思ってアドバイスをしたのですが

「でも、それだと・・・」と私のアドバイスに不満そう

な~んだ、あなたの中に確固たる自分の考えがちゃんとある

既に答えは決まっていたのですね。

自分が答えをもっていることに、あなた自身が気づいていなかっただけ

 

フィードバックすると

ちゃんと話を聴いて「それでいいよ」って言ってほしかったのだそうです。

不安だから、自分の答えにOKをだして背中を押してほしかったのです。

 

その気持ち(構造)を理解できていないと

相手を否定する気持ちや怒りをぶつけてしまい、信頼関係が崩れます

 

その気持ち(構造)を理解していると

相手を否定することもなく、怒りをぶつけることもなく

穏やかな気持ちで相手の中に眠っている答えを引き出すことができます。

 

私の場合は、相手にフィードバックしたことで相手の気持ちが理解でき

自分の状態を整え直すことができました。

ほっとしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手にどう関わってほしいのかをリクエストしてみる

 

「何も言わなくてもわかるでしょ!」

・・・と言いたいところですが

それは自分にとっての当たり前で、相手にとっての当たり前ではない

 

自分の感覚や感じ方があまりにも当たり前になりすぎると

人は無意識的になります。

「察してくれるはず」「当然そうでしょ。」

それらが自分の思い込みであることにすら気づきません。

 

すると、相手がそのように接してくれない時には腹が立ち、

ああ、やっちゃった・・・と反省(⤵)・・・私のことです(笑)

 

人は皆感じ方が違います

同じ人でも、そのつど状況により気持ちは変化します

その時、自分にどう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つですね

 

「すごい!って褒めて。私は褒められて育つタイプなの」

娘は、褒めてほしい時に私にリクエストします。

YouメッセージでもOK…とってつけたようでも…OKだそうです

 

ある時は、「ねぇ、頑張ってって言って。そしたら私頑張れるから」

「頑張ってね」じゃなく、「頑張っているね」の方が良いのでは?…と尋ねても

そうじゃないそうです

実生活や現場では、教科書どおりではないことがたくさんありますね。

 

ある出来事に感情がかき乱された時がありました。

残念な気持ちや悔しい気持ち、手放したい気持ち、でもやりたい気持ち

 

今度は私が夫にリクエスト

「今から私が話すことに対して、いっさい否定することなく聞いてもらえる?

アドバイスはいらないから、そうなんだねってただ聴くだけでいいから」

 

そのように聴いてもらえた時に、私の中の何かが溶けて消えてなくなる感覚

とても気持ちが楽になりました。満たされました。救われました。

傾聴してほしい時に傾聴してもらえると、こんなふうになるのですね。

改めて傾聴の大切さを深く理解できました。

 

自分が今どう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つです。

家族だけでなく、職場でも上司や同僚に応用できる場面はたくさんあります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「あら、そうなのね。」をやってみる

 

「あら、そうなのね」

そんなふうに過ごしてみたいと思った。

 

日々、色々な出来事がやってくる

良いこともやってくるけど、残念なことや心配なこともやってくる

そんな色々なことを受け入れていこう

 

先日、感情に振り回される出来事が起こりました。

やろうと思っていたことを中止せざるを得ない状況になり、中止を決断

その後、今度は実行が可能な状況に・・・

 

このまま中止しようとも思いました。

実行は勇気が必要。大変。めんどう。

一度中止をお伝えしたのを再度ひっくり返すのはどうかと思う。

そこまで頑張らなくても良いのでは?

 

一方で、中止するのは残念。

せっかくの機会を逃してしまう。

実行も中止も、どちらも一理あるから迷うのだ~

 

その時、思ったのです

「私はどう生きたいのだろう?」

 

その時、思い出せたのです。

「あら、そうなのね」

 

もし、そんな生き方をしている私だったらどんな選択をするだろうか?

「やる!」

迷いはなくなり、答えが明確になりました。

 

それだけでなく、

どのように自分が対応してどのような段取りを取るのかも見えてきました。

 

↓ 結果

無事に実行して終わりました。

やって良かった!やれて良かった!

後悔のない選択ができたことに感謝。

 

「あら、そうなのね。」

その言葉を思い出すと、大らかな気持ちになります。

毎朝、思い出すのを習慣にすると、大らかな気持ちで1日をスタートできます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

リーダーシップを発揮する道

 

リーダーシップは、様々な捉え方ができます。

リーダーの役についた時に・・・
皆を上手に巻き込み目標達成に導く、目標管理の実践面でのリーダーシップ

リーダーの役に関わらず・・・
メンバーに良い影響を与えて目標達成に導く、存在としてのリーダーシップ

また、こんな捉え方も・・・
自分の中で起きる様々な思考や感情を客観視し、
主体的に選択して自らを目標達成に導く、自分の内面を統制するリーダーシップ

どれか一つだけでもなく
リーダーは、これら全てのリーダーシップが発揮できるとさらに影響力⤴⤴
リーダーでなくても、目標管理やリーダーへの理解があるとさらに貢献度⤴⤴

そして、もし、内面のリーダーシップが発揮できれば・・・
誰もが本来の自分のなりたい状態や手に入れたい目標達成に向かって進みだす
そんなあなたはさらに魅力⤴⤴

私はまだまだ(笑)道の途上です。
日々自分を振り返りながら、少しずつでも進んでいきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

不安との上手な付き合い方~その③

 

不安がやってきた時、

よくやりがちなのは、その不安をダメなものだと決めつけ

何とか無くそうとしてしまうこと

 

けれど、無くそう無くそうとするとよけいに焦点が当たり

そのことを考えずにはいられなくなります。

思い込みや妄想を過剰に大きくしていまいます。

 

不安を無くすのをあきらめてみる!

これもまた一つの付き合い方です。

 

何とかしようとジタバタするのをやめて

不安を悪いものだと決めつけず、不安があるという状態を認めて

ただただ、静かに不安と一緒に居てみる

 

すると、不安をちゃんと体験する(味わう・消化する)ことができ

不安が少しずつ溶けていく・・・

静かに落ち着いて内省することで、何かしらの気づきがある場合もあります。

視野が広がる・視点が変わることによっても不安は変化します。

 

不安との上手な付き合い方~その①

不安との上手な付き合い方~その② とはまた違う付き合い方ですが

その時のご自分に合ったやり方や他のやり方で上手くいかない時は

不安を無くそうとするのをあきらめてみるのも一つです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不安との上手な付き合い方~その②

 

不安になる時には、不安になることで自分の安全を守ろうとしている時でもある

不安さんは、何を恐れているのだろう?

不安さんの願いは何なのだろう?

ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

 

さんづけでもいい、ちゃんづけでもいい、ニックネームでもいい

自分が感じているネガティブな感情に名前をつけて尋ねてみませんか?

すると、他人事のように客観視しやすくなります。

不安という感情に巻き込まれてしまっている状態(アソシエート)から

↓ 不安という感情の外に出て

外から不安という感情を眺める状態(ディソシエート)に・・・

 

感情に巻き込まれている最中はどうしたら良いのかわからなかったことが

巻き込まれていない状態の本来の自分に立っことで

冷静に客観的に広い視野で考えられるようになります。

 

もし、あなたが冷静で客観的で広い視野になったとしたら

どのように考え、どのような選択をするのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不安との上手な付き合い方~その①

 

不安が襲ってくる時は、ドキドキして頭が真っ白になって

そのことばかり考えてしまい、他のことが考えられなくなってしまいます。

そのような苦しさは、とてもよくわかります。

私もたくさんそのような経験があるからです。

 

ですが、不安といってもいろいろな状況でのいろいろな不安があります。

過剰に不安がっている時ありませんか?

実は、そういう時に、適切に不安がられるように調整することもできるのです。

 

ある日、仕事でうっかりミスをしてしまったかもしれないと

不安な気持ちを打ち明けられたことがありました。

 

状況を確認すると、うっかりをしたかもしれないし、していないかもしれない

ちゃんとやって帰ったかが自信がなくて心配という状況

本人にとっては一大事です。とても心配そう。

おそらく、ずっとずっとそのことが頭から離れない様子

夜も眠れなくなるのではないかと想像してしまうぐらいの心配っぷりです。

 

一緒にその状況でどうすべきなのかを考えてみました。

今はもう職場の入っているビル自体が閉館していて、確認に入ることは不可能。

それは・・・逆に安全ということでもあるかもね?

 

次の日の勤務は休みとのことなので

休みでも早めに職場に確認に出向くのかを尋ねると

何かあったら電話があるはずで、その時には職場に出向くとのこと

そうなんだ、自分の中に答えがちゃんとあるではないですか。

 

「じゃあ、今からずっと心配して嘆き続けることは必要ないかもね。」

そのように声をかけると、結局、本人の中から結論がでました。

「明日の9時15分から10時の間に心配することにしよう」

じゃあ、心配は一旦これで「はい、おしまい!」

それから、落ち着きを取り戻しました。

 

過剰に不安をつのらせてしまっている時はないですか?

そういう時は適切に不安がりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

魅力ある職場とはどのような職場でしょうか?

 

あなたにとって魅力ある職場とはどのような職場でしょうか?

「魅力」といっても、どこに価値を持っているかで

人により答えは違うでしょう。

 

客観的に見るために、以下の項目について数値化してみるのも一つです

・環境

・仕事の内容や成果

・人間関係

・お金

・勤務時間

・遊び、レクリエーション

・教育体制

・その他(あれば項目を記入)

 

各項目が10点の状態はどのような状態なのか・・・?

今の現状は何点なのか・・・?

5点なら5点の内訳、3点なら3点の内訳について・・・?

(良いところやできているところを明確にする)

つけてみてどのようなことに気づいたのか・・・?

その上で、点数を上げるためにできることは何かを考える

実行へ・・・

 

ポイントは2つあります

一人で何とかしようとしないで、誰かと話題にして話してみるのも一つ

コーチとそれをテーマに話すのも良いでしょう

現場の皆で話し合うというのも効果的

そのプロセスでビジョンが共有できます

お互いの気持ちや考えを知り理解が深まるチャンス

皆の知恵は頼りになります

 

そしてもう一つのポイントは

出来ないことに焦点を当てるのではなく、出来ることに焦点を当てること

愚痴を言ったりなげいたり他者や職場を責めても良くはなりません

 

自分や自分達に「ちょっとでも出来ること」は何でしょうか?

変えられるところはどこでしょうか?

やれたらいいなと思うことは何でしょうか?

やめることは何でしょうか?

 

いきなり満点を目指さなくてもいい

1点でも2点でも上げるために、自分(達)がやれることを考えてみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。