ネガティブな感情と上手に付き合う

 

ネガティブな感情は心地良いものではありませんよね。

だから、早く抜け出したくて

何とかしようと「じたばた」したり「焦ったり」

 

けれど、その逆を試してみませんか?

動じない自分を演じてみる

あえて「で~ん」と構えてみる

何とかするのをあきらめてみる

 

そして・・・

そのネガティブな感情に、○○さん、○○ちゃん…などと名前をつけてみませんか

感情と自分をあえて区別することで、客観視(ディソシエート)に役立ちます。

 

そうして、その感情さんを観察してみましょう

あいさつをしてみるのも一つ

何を恐れているのか尋ねてみるのも一つ

どのように自分を守ろうとしているのか、問いかけてみるのも一つです。

 

何か気づくことがあるかもしれないし

何か思い出すことがあるかもしれません

気づいたことや思ったこ、感じたことがあったら、メモしましょう

 

その時すぐに気づかないかもしれないし

何も変わらないかもしれません

でも、後で忘れたころに気づくかもしれません

結果すら手放して、しばらくじたばたするのをやめてみましょう

 

私もいろいろな時があります

うまくできたりできなかったり・・・

けれど、これからも

「じたばた」ではなく「で~ん」と構える方向を目指していこうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「ポジティブな感情と上手に付き合う」の記事はこちら

 

 

ポジティブな感情と上手に付き合う

 

ネガティブな感情と上手に付き合う方法は

本やメディアやセミナーなどでよく取り扱われるテーマですね。

私も、いろいろ実践します。

 

でも、最近、私の中でスポットが当たっているのは

ポジティブな感情の方

ポジティブな感情と上手に付き合う大切さをしみじみ思います。

 

例えば・・・

研修先で担当者の方や受講生の方に褒めていただいたり認めていただいた時

心の奥で、安堵のような喜びを感じます。

それは、受講生の方や担当者の方(相手の方)にとって良かったな~といった

ほっこりする気持ちや感覚

 

しかし、よ~く自分の内面を観察すると

私を調子にのらせるようなうれしさや

ハイテンションにもっていこうとする喜びもやってくるのがわかります。

これは自分に対しての良かったな~

 

この2種類のポジティブな感情は質感が違うのです。

レベル(ステージ)が違うのです。

 

それに気づくと、その感情を否定することもなく、しばらく観察します。

ただ、「あるな~」・・・と

すると、次第に消えて無くなるのです。

 

仮に褒めていただいたとしても

それは、皆さんが熱心に学んで下さった結果であり

ワークで、ペアの方の話を傾聴して下さった結果起きた出来事であり

皆でつくりあげた場で起きたことだからです。

 

そうして、冷静に感謝出来た時に、私はほっとします。

いつもできる訳ではありません。

調子に乗る時もあります(笑)

 

ネガティブな感情と上手に付き合うことは大事です。

同様に

ポジティブな感情と上手に付き合うことも大事ですね。

私は、そう思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「ネガティブな感情と上手に付き合う」の記事はこちら

 

 

期待に答えたかったんです・・・私

 

なかなか決断が出来ない時

なかなかスムーズに仕事が進まない時

そんな時はありませんか?

いつもでなくても、時には…であれば、誰にもあることなのかもしれません

 

先日、私がそのような状態になった時に

そこにどんな大切にしたいもの(価値観)があるのかを探してみました。

 

そして、でてきたのが・・・「期待に応えたい」でした。

その思いは悪いものでもない

「期待に答えたい」から、頑張れるし頑張ってこれたところがあります。

私の大切なパートナー

 

けれど、強くなりすぎるとブレーキにもなります。

「Aさんの期待に応えたい」けれど「Bさんの期待にも応えたい」

そのような板挟みになっていました。

その構造に気づけて腑に落ちると、力みが緩和されました。

 

ある方が「自分の期待に応えたい」という側面もありますよね・・・と

なるほど、確かにです。

 

行き詰まった時には、

自分の内面で何が起きているのか?

探してみるのも一つですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

エネルギーの漏れを少なくする

 

自分の状態を良い状態に整える2つのアプローチ

①エネルギーが高まることを取り入れる

②エネルギーの漏れを防ぐ

 

①の例はこちら・・・・・「素の自分が喜ぶことを生活に取り入れる」

①の他の例はこちら・・・「見るだけで楽しい気分を思い出す」について

今回は、②の例について

 

エネルギーの漏れにつながる状態は

しなくちゃいけないことやしようと思っていることを先送りしている状態

あれもしなくちゃ、これもしなくちゃの処理が追い付かなくて、たまった状態

 

実は、意識では違うことをしている時も

無意識では常に常に、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと感じている

なかなか行動できていない自分を責めたりもしている

 

そうは言っても・・・忙しいし、なかなか行動できない時が私にもあります

やってもやらなくても、自分の選択だからどっちでも良いのですが

選択する時に・・・

もし、あれもこれもやり終えていたとしたら・・・どうだろう?

もし、たまっていたこと全て片付いていたとしたら・・・どんな気持ちや感覚?

その地点にも立ってみた上で、選択するのは一つの秘訣

 

まずは、やろう、やりたい、やらなくちゃを紙に全部書き出してみる

仕事とプライベートを分けてながめて、どの順番でいつするかを決める

・あの人にメールを出す

・あの書類を提出する

・担当者で話し合いをしなくちゃ

・アイロンをかける

・庭の草をとる

・・・などなど、今気になってやってしまいたいことを書き出してみましょう

 

その上で、行動開始

やったものには〇や💮や✔をつけていくと弾みがつきます

 

私の秘訣は・・・

書き出したら、あえて何も考えずに・何も感じないように、淡々とただやる

すぐに終わらないことは、「終えよう」と思わずに、「手を付ける」を意識

知り合いの方の秘訣は「やっつけてやる!」と勢いをつけるのだそうです

 

もし、あなたが先送りしていることが全て片付いたら・・・

その時、どんな気持ちや感覚になるでしょうか?

あなたの取り組む時の秘訣は何でしょうか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

見るだけで楽しい気分を思い出す

 

自分の状態を良い状態に整える2つのアプローチ

①エネルギーが高まることを取り入れる

②エネルギーの漏れを防ぐ

 

①の一つの例はこちら・・・「素の自分が喜ぶことを生活に取り入れる」

今回は、①の二つめの例・・・「見るだけで楽しい気分を思い出す」について

 

ふと思いつき、見るだけで楽しい気分を思い出す写真データーをプリントし

約60㎝×45㎝ のコルクボードにペタペタ貼りました。

名付けて「リソースマップ」

 

例えば、仕事では

研修時の身振り手振りで活き活きと話している自分

受講生の方の笑顔の写真(許可をいただき撮らせていただいたもの)

録画セミナーの収録時に、出版社の方に撮っていただいた笑顔いっぱいの写真

ヘッドセットをつけて話しているコーチングの場面を連想する写真

 

プライベートでは、

飼っているペットのベストショット

素の自分がやりたい趣味を満喫している写真

ライブに行った時のことを思い出す写真

 

毎日生活している中では、上手くいかない時も落ち込む時もいろいろありますが

今回のキーワードは、“見ると楽しい気分を思い出す” 写真!

撮った写真がなかったものは、改めて撮るのもあり

写真でなくてもチラシや雑誌を切り抜いたり

ポスターを写真に撮るのもありです

 

「過去」の出来事でも

見て楽しかった時を思い出すことで、「今」の自分が楽しくなります

すると、「今」の自分のエネルギーが高まります

すると、様々な良い影響が・・・

 

意図的に活用するためには、

仕事とプライベートの両方があると良いかもしれません。

あなたが見て楽しい気分を思い出すものは、どんな時のどんな写真ですか?

 

一方、ビジョンマップというのもあります。

自分のビジョン(叶えたい夢や願い、理想の将来像など)をイメージする

写真や絵や言葉を雑誌などから切り抜きマップにしたもの

作るプロセスで、ビジョンや目標が明確になり

飾ることで無意識的に焦点が当たり、夢が実現しやすくなるものです。

 

私も以前何度か作って飾ったことがあります。

それも楽しい気持ちになるし、ビジョンを手に入れるのに活用できます。

 

しかし、今回作りたくなったのは、ビジョンマップ(未来の目標や願望)でなく

リソース(過去の上手くいった時や楽しかった時)を思い出すマップ

ビジョンマップでもリソースマップでもどちらも “アリ” ですね。

 

あなたは、今、どっちを眺めたいですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

素の自分が喜ぶことを生活に取り入れる

 

自分の状態を良い状態にするのに

①エネルギーが高まることを取り入れる

②エネルギーの漏れを減らす

この二つの方向のアプローチがあります。

 

「自分の状態が良い状態」=「エネルギーが高い状態」だと・・・

自分に余裕ができたり、自信がもてたり、チャレンジできたり、

落ち着いて選択して行動できたり、良いアイディアがひらめいたり、

家族や周りの人への接し方も違ったり・・・

仕事でもプライベートでも良い影響があります。

 

今回は①のエネルギーを高めることについて

 

本当はずっとやりたかったけど(十分に)やれていなかったことはありますか?

趣味でもいいし、非日常的な楽しみ、ささやかな楽しみでもいい

何かをするだけでなく、逆に何もしない時間をもつというのもあります。

大切なのは、素の自分が本当にやりたいことで、エネルギーが高まること

それを、適度(ペース・量)に生活に取り入れること

ちゃんと生活に取り入れること

 

もともと自然が好き、動物が好き、馬が好き

私にとってのそれは乗馬

誰にどう言われようと、思われようと、純粋にただ好きなこと

これまでは家族に付き合ってもらい、年に1~2回程度のショート体験コース

やってはいたけど、自分のやりたいように…とはギャップが・・・

 

ついに、「やる!」と決めて一人で行動に移してみたら

懐が満たされる感覚

素の自分が喜んでいる感覚

とてもエネルギーが高まる感覚

 

すると・・・

「仕事もがんばろう!」なんて思うものですね(笑)。

一人での初回は勇気が要りましたが、

1回やってみると、ハードルは下がります。

無理のない範囲で、1~2回/月ペースでゆっくり続けようと思います。

 

あなたにとって、素の自分が喜ぶことは何ですか?

エネルギーが高まるやりたいことは何ですか?

それをやってみたら、どんな感情や感覚になるのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

あなたが面接上手になっていく道

 

新年度が始まると、目標管理の面接をする側の方がいらっしゃるかと思います。

「面接」という言葉から、あなたはどのようなイメージをもちますか?

そして、どのような反応が身体で起きますか?

 

同じ言葉を聞いても、イメージや反応は人それぞれ違います。

これらは私達が無意識的にやっていることなのですが

改めて自分にどのような反応が起きているのか振り返ってみませんか?

 

ポジティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが前向きになり、楽しみになったりワクワクしてくるかもしれません。

この場合は問題はありませんね。

 

ネガティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが重くなり、不安になったりおっくうになったりするかもしれません。

中には、過剰に緊張したりする方もいらっしゃるかもしれません。

 

すると、相手にもそれが伝わってしまい

結果、うまくいかなくなる悪循環にはまってしまいます。

この場合、イメージ緩和の調整が必要です。

 

過去にちょっとでもうまくいった面接の時のことを思いだすのも一つ

その時の秘訣は何だったのでしょうか?

その時の体の感覚や感情はどんなだったでしょうか?

どのようなあなたが面接していたのでしょうか?

どのような言葉をかけていたのでしょうか?

 

次のような問いからの発見も有効です。

「面接」を実施することで

うまくいってもうまくいかなくても、手に入れている力は何でしょうか?

うまくいってもうまくいかなくても、学んでいることは何でしょうか?

 

また、苦手な目上のスタッフがいらっしゃる方はいませんか?

そういう方のイメージを緩和させるのも一つです。

 

人それぞれタイプが違い、個性があります。

苦手だと感じるスタッフがいたとしても、そう感じる自分がダメでもなく

自然なことかもしれません。

その上で、その方の存在価値や強みにも焦点を当ててみましょう。

 

また、休憩時間などで仕事以外の話を聞くのも一つです。

苦手だと私が個人的に思っていた方からプライベートの話を聞いた時

その人のイメージが変わり、私の中の反応も変わった体験があります。

 

某アイドルGの大ファンで、ライブに行ってきた話

他県まで大好きなコーヒーを飲むためだけに車を運転していく話

意外な一面を知りとても驚きました。

仕事の時の真面目で厳しいイメージとはかけ離れていたからです。

かわいい~ 私の中のイメージが変化しました。

 

“イメージ” だから変わるし、変えることができるのです。

ポジティブにまで変わらなくてもニュートラルで良いのです。

今より少しだけでもネガティブさが緩和されれば、それでも良いのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「わからない」ことが許せなくて・・・

 

先日、家族から「どう思う?」「どっちがいい?」相談されたけど・・・

「わからない」「どっちでもいいんじゃない?」

そう言っているのに、さらにひつこく私の考えを聞いてくる

でも本当にわからない! 本当にどっちでもいいよ!!

 

その時 気づきました。

これって・・・

ある場面が走馬灯のように蘇ってくる

昔、逆の立場で私がやっていたことだったのです。

思い出しました~💦

 

かつて「わからない」ことはとても怖いことでした。

私自身が受け入れられなかったことだったのです。

自分が「わからない」のも許せない気がしていたし

相手が「わからない」と答えることも悪いことのように思えて・・・

 

わからない時は本当にわからないこともありますよね

でも学生時代や若かったあの頃はそのことに気づくことができませんでした

 

自分がかつて誰かにやったことは、自分に返ってきているかもしれません(笑)

気づけて良かった

相手が「わからない」と答えることを許しましょう。

自分が「わからない」と答えることも許しましょう。

 

新人や後輩指導、部下指導をしていて、私のように感情がゆさぶられたら

ちょっと立ち止まって

自分自身や過去の体験を振り返ってみるのも一つですね

すると、穏やかに冷静に対応できます

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「そのくらいのことは自分で考えて!」と言いたいところ・・・

 

部下や後輩のスタッフがすぐ頼って聞きにくる

「そのぐらいのことは自分で考えて!」と言いたくなる

そのような時はありませんか?

 

でも、そういう時

ちゃんと話を聴くと、アドバイスをしなくても相手の中から答えが出てくる

 

先日、ある人から相談をされ、良かれと思ってアドバイスをしたのですが

「でも、それだと・・・」と私のアドバイスに不満そう

な~んだ、あなたの中に確固たる自分の考えがちゃんとある

既に答えは決まっていたのですね。

自分が答えをもっていることに、あなた自身が気づいていなかっただけ

 

フィードバックすると

ちゃんと話を聴いて「それでいいよ」って言ってほしかったのだそうです。

不安だから、自分の答えにOKをだして背中を押してほしかったのです。

 

その気持ち(構造)を理解できていないと

相手を否定する気持ちや怒りをぶつけてしまい、信頼関係が崩れます

 

その気持ち(構造)を理解していると

相手を否定することもなく、怒りをぶつけることもなく

穏やかな気持ちで相手の中に眠っている答えを引き出すことができます。

 

私の場合は、相手にフィードバックしたことで相手の気持ちが理解でき

自分の状態を整え直すことができました。

ほっとしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手にどう関わってほしいのかをリクエストしてみる

 

「何も言わなくてもわかるでしょ!」

・・・と言いたいところですが

それは自分にとっての当たり前で、相手にとっての当たり前ではない

 

自分の感覚や感じ方があまりにも当たり前になりすぎると

人は無意識的になります。

「察してくれるはず」「当然そうでしょ。」

それらが自分の思い込みであることにすら気づきません。

 

すると、相手がそのように接してくれない時には腹が立ち、

ああ、やっちゃった・・・と反省(⤵)・・・私のことです(笑)

 

人は皆感じ方が違います

同じ人でも、そのつど状況により気持ちは変化します

その時、自分にどう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つですね

 

「すごい!って褒めて。私は褒められて育つタイプなの」

娘は、褒めてほしい時に私にリクエストします。

YouメッセージでもOK…とってつけたようでも…OKだそうです

 

ある時は、「ねぇ、頑張ってって言って。そしたら私頑張れるから」

「頑張ってね」じゃなく、「頑張っているね」の方が良いのでは?…と尋ねても

そうじゃないそうです

実生活や現場では、教科書どおりではないことがたくさんありますね。

 

ある出来事に感情がかき乱された時がありました。

残念な気持ちや悔しい気持ち、手放したい気持ち、でもやりたい気持ち

 

今度は私が夫にリクエスト

「今から私が話すことに対して、いっさい否定することなく聞いてもらえる?

アドバイスはいらないから、そうなんだねってただ聴くだけでいいから」

 

そのように聴いてもらえた時に、私の中の何かが溶けて消えてなくなる感覚

とても気持ちが楽になりました。満たされました。救われました。

傾聴してほしい時に傾聴してもらえると、こんなふうになるのですね。

改めて傾聴の大切さを深く理解できました。

 

自分が今どう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つです。

家族だけでなく、職場でも上司や同僚に応用できる場面はたくさんあります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。