苦手意識の奥にある意図は何だろう?

 

苦手だなと思うことやおっくだなと思う時はありますか?

特に何をしている時に、そのような感覚になりますか?

 

私にとっては、文章を書く時

文章を書くことは自分では難しいと感じることです。

サクサク進む時もありますが、なかな進まない時の方が多いです。

テーマがみつからない、どのように構成や表現をしたら良いのかわからない

すると、難しい~苦手~という気持ちや感覚になります。

 

その一方で、

書かせていただくお仕事をありがたく引き受ける私もあります。

やりたいと喜ぶ私でもあります。

自ら、ブログも書いていますし(誰からも強制されていません)

クライアントの方には年に3回通信も主体的に発行しています。

 

いったい、私は文章を書くのが好きな人なの?嫌いな人なの?

どちらの自分の時もあります・・・というより

どちらの気分の時もあるのかも。

 

本来の私はそのどちらでもなく、淡々と自分の道を歩んでいく中で

その私が文章を書いて表現しようとしています。

 

苦手意識の気分を起こす自分を掘り下げていった時

子供の頃のある出来事と結びつきました。

ああ、それで文章書きたくない気分にさせてくれているんだな~

さらに、文章が書けないという状態を私は恐れていたんだな~

 

苦手意識の奥には、意図があったのです。

感情や感覚を起こして何かを思い出させようとしていたり

何かを乗り越えようとさせていたり

実は、何かから自分を守ろうとしてくれていたり

 

あなたが苦手だと感じることの奥にある意図は何でしょうか?

 

書けた時の喜びやホッとする感覚に励まされ

掛けない時の踏ん張りや粘りがトレーニングにもなり

今の私につながっています。

無駄なことは何もない。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチは「揺らす人」

 

コーチングを学び始めた頃によくはまっていたのが

良い質問をしなくちゃ・・・

キレの良いフィードバックをしなければ・・・

気づきを引き出さねば・・・

相手の課題をなんとか解決させてあげたい・・・

早く目標達成させてあげたい・・・etc

 

これらがダメなのではなく

ある時期には、とらわれることが必要だったと思います。

一生懸命に質問やフィードバックを学びました。

アプローチのレパートリーが増えました。

一生懸命クライアントの方のことを考えました。

 

けれど、いつまでもそのとらわれは必要ではありません。

今は、コーチは「揺らす人」だと感じています。

自分の質問が効果的でなかったらどうしよう・・・とか

フィードバックが相手に「ヒット」するかしないかではなく

もっと気楽に構えて「揺らしてみる」

 

そして、その後の相手の反応(気持ちや感覚)を大切にしています。

ヒットしたらラッキー

ヒットしなかったら・・・それもチャンスなのです!

「○○というより□□かもしれない」

「今、なんだか身体が重くなりました。」

「昔の・・・した時のことを思い出しました。」

このように、自分が投げかけたことで相手の中で何が起きたのかを

ちゃんと相手が話せるようにします。

 

あなたは、部下やメンバーの方を「揺らした後」

どのように話を聴いてみたいですか?

 

揺らしてみると、何か出てくる

だって、答えは「相手の中」にあるから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。