見るだけで楽しい気分を思い出す

 

自分の状態を良い状態に整える2つのアプローチ

①エネルギーが高まることを取り入れる

②エネルギーの漏れを防ぐ

 

①の一つの例はこちら・・・「素の自分が喜ぶことを生活に取り入れる」

今回は、①の二つめの例・・・「見るだけで楽しい気分を思い出す」について

 

ふと思いつき、見るだけで楽しい気分を思い出す写真データーをプリントし

約60㎝×45㎝ のコルクボードにペタペタ貼りました。

名付けて「リソースマップ」

 

例えば、仕事では

研修時の身振り手振りで活き活きと話している自分

受講生の方の笑顔の写真(許可をいただき撮らせていただいたもの)

録画セミナーの収録時に、出版社の方に撮っていただいた笑顔いっぱいの写真

ヘッドセットをつけて話しているコーチングの場面を連想する写真

 

プライベートでは、

飼っているペットのベストショット

素の自分がやりたい趣味を満喫している写真

ライブに行った時のことを思い出す写真

 

毎日生活している中では、上手くいかない時も落ち込む時もいろいろありますが

今回のキーワードは、“見ると楽しい気分を思い出す” 写真!

撮った写真がなかったものは、改めて撮るのもあり

写真でなくてもチラシや雑誌を切り抜いたり

ポスターを写真に撮るのもありです

 

「過去」の出来事でも

見て楽しかった時を思い出すことで、「今」の自分が楽しくなります

すると、「今」の自分のエネルギーが高まります

すると、様々な良い影響が・・・

 

意図的に活用するためには、

仕事とプライベートの両方があると良いかもしれません。

あなたが見て楽しい気分を思い出すものは、どんな時のどんな写真ですか?

 

一方、ビジョンマップというのもあります。

自分のビジョン(叶えたい夢や願い、理想の将来像など)をイメージする

写真や絵や言葉を雑誌などから切り抜きマップにしたもの

作るプロセスで、ビジョンや目標が明確になり

飾ることで無意識的に焦点が当たり、夢が実現しやすくなるものです。

 

私も以前何度か作って飾ったことがあります。

それも楽しい気持ちになるし、ビジョンを手に入れるのに活用できます。

 

しかし、今回作りたくなったのは、ビジョンマップ(未来の目標や願望)でなく

リソース(過去の上手くいった時や楽しかった時)を思い出すマップ

ビジョンマップでもリソースマップでもどちらも “アリ” ですね。

 

あなたは、今、どっちを眺めたいですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

素の自分が喜ぶことを生活に取り入れる

 

自分の状態を良い状態にするのに

①エネルギーが高まることを取り入れる

②エネルギーの漏れを減らす

この二つの方向のアプローチがあります。

 

「自分の状態が良い状態」=「エネルギーが高い状態」だと・・・

自分に余裕ができたり、自信がもてたり、チャレンジできたり、

落ち着いて選択して行動できたり、良いアイディアがひらめいたり、

家族や周りの人への接し方も違ったり・・・

仕事でもプライベートでも良い影響があります。

 

今回は①のエネルギーを高めることについて

 

本当はずっとやりたかったけど(十分に)やれていなかったことはありますか?

趣味でもいいし、非日常的な楽しみ、ささやかな楽しみでもいい

何かをするだけでなく、逆に何もしない時間をもつというのもあります。

大切なのは、素の自分が本当にやりたいことで、エネルギーが高まること

それを、適度(ペース・量)に生活に取り入れること

ちゃんと生活に取り入れること

 

もともと自然が好き、動物が好き、馬が好き

私にとってのそれは乗馬

誰にどう言われようと、思われようと、純粋にただ好きなこと

これまでは家族に付き合ってもらい、年に1~2回程度のショート体験コース

やってはいたけど、自分のやりたいように…とはギャップが・・・

 

ついに、「やる!」と決めて一人で行動に移してみたら

懐が満たされる感覚

素の自分が喜んでいる感覚

とてもエネルギーが高まる感覚

 

すると・・・

「仕事もがんばろう!」なんて思うものですね(笑)。

一人での初回は勇気が要りましたが、

1回やってみると、ハードルは下がります。

無理のない範囲で、1~2回/月ペースでゆっくり続けようと思います。

 

あなたにとって、素の自分が喜ぶことは何ですか?

エネルギーが高まるやりたいことは何ですか?

それをやってみたら、どんな感情や感覚になるのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

あなたが面接上手になっていく道

 

新年度が始まると、目標管理の面接をする側の方がいらっしゃるかと思います。

「面接」という言葉から、あなたはどのようなイメージをもちますか?

そして、どのような反応が身体で起きますか?

 

同じ言葉を聞いても、イメージや反応は人それぞれ違います。

これらは私達が無意識的にやっていることなのですが

改めて自分にどのような反応が起きているのか振り返ってみませんか?

 

ポジティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが前向きになり、楽しみになったりワクワクしてくるかもしれません。

この場合は問題はありませんね。

 

ネガティブなイメージをもっている方は・・・

気持ちが重くなり、不安になったりおっくうになったりするかもしれません。

中には、過剰に緊張したりする方もいらっしゃるかもしれません。

 

すると、相手にもそれが伝わってしまい

結果、うまくいかなくなる悪循環にはまってしまいます。

この場合、イメージ緩和の調整が必要です。

 

過去にちょっとでもうまくいった面接の時のことを思いだすのも一つ

その時の秘訣は何だったのでしょうか?

その時の体の感覚や感情はどんなだったでしょうか?

どのようなあなたが面接していたのでしょうか?

どのような言葉をかけていたのでしょうか?

 

次のような問いからの発見も有効です。

「面接」を実施することで

うまくいってもうまくいかなくても、手に入れている力は何でしょうか?

うまくいってもうまくいかなくても、学んでいることは何でしょうか?

 

また、苦手な目上のスタッフがいらっしゃる方はいませんか?

そういう方のイメージを緩和させるのも一つです。

 

人それぞれタイプが違い、個性があります。

苦手だと感じるスタッフがいたとしても、そう感じる自分がダメでもなく

自然なことかもしれません。

その上で、その方の存在価値や強みにも焦点を当ててみましょう。

 

また、休憩時間などで仕事以外の話を聞くのも一つです。

苦手だと私が個人的に思っていた方からプライベートの話を聞いた時

その人のイメージが変わり、私の中の反応も変わった体験があります。

 

某アイドルGの大ファンで、ライブに行ってきた話

他県まで大好きなコーヒーを飲むためだけに車を運転していく話

意外な一面を知りとても驚きました。

仕事の時の真面目で厳しいイメージとはかけ離れていたからです。

かわいい~ 私の中のイメージが変化しました。

 

“イメージ” だから変わるし、変えることができるのです。

ポジティブにまで変わらなくてもニュートラルで良いのです。

今より少しだけでもネガティブさが緩和されれば、それでも良いのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「わからない」ことが許せなくて・・・

 

先日、家族から「どう思う?」「どっちがいい?」相談されたけど・・・

「わからない」「どっちでもいいんじゃない?」

そう言っているのに、さらにひつこく私の考えを聞いてくる

でも本当にわからない! 本当にどっちでもいいよ!!

 

その時 気づきました。

これって・・・

ある場面が走馬灯のように蘇ってくる

昔、逆の立場で私がやっていたことだったのです。

思い出しました~💦

 

かつて「わからない」ことはとても怖いことでした。

私自身が受け入れられなかったことだったのです。

自分が「わからない」のも許せない気がしていたし

相手が「わからない」と答えることも悪いことのように思えて・・・

 

わからない時は本当にわからないこともありますよね

でも学生時代や若かったあの頃はそのことに気づくことができませんでした

 

自分がかつて誰かにやったことは、自分に返ってきているかもしれません(笑)

気づけて良かった

相手が「わからない」と答えることを許しましょう。

自分が「わからない」と答えることも許しましょう。

 

新人や後輩指導、部下指導をしていて、私のように感情がゆさぶられたら

ちょっと立ち止まって

自分自身や過去の体験を振り返ってみるのも一つですね

すると、穏やかに冷静に対応できます

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「そのくらいのことは自分で考えて!」と言いたいところ・・・

 

部下や後輩のスタッフがすぐ頼って聞きにくる

「そのぐらいのことは自分で考えて!」と言いたくなる

そのような時はありませんか?

 

でも、そういう時

ちゃんと話を聴くと、アドバイスをしなくても相手の中から答えが出てくる

 

先日、ある人から相談をされ、良かれと思ってアドバイスをしたのですが

「でも、それだと・・・」と私のアドバイスに不満そう

な~んだ、あなたの中に確固たる自分の考えがちゃんとある

既に答えは決まっていたのですね。

自分が答えをもっていることに、あなた自身が気づいていなかっただけ

 

フィードバックすると

ちゃんと話を聴いて「それでいいよ」って言ってほしかったのだそうです。

不安だから、自分の答えにOKをだして背中を押してほしかったのです。

 

その気持ち(構造)を理解できていないと

相手を否定する気持ちや怒りをぶつけてしまい、信頼関係が崩れます

 

その気持ち(構造)を理解していると

相手を否定することもなく、怒りをぶつけることもなく

穏やかな気持ちで相手の中に眠っている答えを引き出すことができます。

 

私の場合は、相手にフィードバックしたことで相手の気持ちが理解でき

自分の状態を整え直すことができました。

ほっとしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手にどう関わってほしいのかをリクエストしてみる

 

「何も言わなくてもわかるでしょ!」

・・・と言いたいところですが

それは自分にとっての当たり前で、相手にとっての当たり前ではない

 

自分の感覚や感じ方があまりにも当たり前になりすぎると

人は無意識的になります。

「察してくれるはず」「当然そうでしょ。」

それらが自分の思い込みであることにすら気づきません。

 

すると、相手がそのように接してくれない時には腹が立ち、

ああ、やっちゃった・・・と反省(⤵)・・・私のことです(笑)

 

人は皆感じ方が違います

同じ人でも、そのつど状況により気持ちは変化します

その時、自分にどう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つですね

 

「すごい!って褒めて。私は褒められて育つタイプなの」

娘は、褒めてほしい時に私にリクエストします。

YouメッセージでもOK…とってつけたようでも…OKだそうです

 

ある時は、「ねぇ、頑張ってって言って。そしたら私頑張れるから」

「頑張ってね」じゃなく、「頑張っているね」の方が良いのでは?…と尋ねても

そうじゃないそうです

実生活や現場では、教科書どおりではないことがたくさんありますね。

 

ある出来事に感情がかき乱された時がありました。

残念な気持ちや悔しい気持ち、手放したい気持ち、でもやりたい気持ち

 

今度は私が夫にリクエスト

「今から私が話すことに対して、いっさい否定することなく聞いてもらえる?

アドバイスはいらないから、そうなんだねってただ聴くだけでいいから」

 

そのように聴いてもらえた時に、私の中の何かが溶けて消えてなくなる感覚

とても気持ちが楽になりました。満たされました。救われました。

傾聴してほしい時に傾聴してもらえると、こんなふうになるのですね。

改めて傾聴の大切さを深く理解できました。

 

自分が今どう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つです。

家族だけでなく、職場でも上司や同僚に応用できる場面はたくさんあります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「あら、そうなのね。」をやってみる

 

「あら、そうなのね」

そんなふうに過ごしてみたいと思った。

 

日々、色々な出来事がやってくる

良いこともやってくるけど、残念なことや心配なこともやってくる

そんな色々なことを受け入れていこう

 

先日、感情に振り回される出来事が起こりました。

やろうと思っていたことを中止せざるを得ない状況になり、中止を決断

その後、今度は実行が可能な状況に・・・

 

このまま中止しようとも思いました。

実行は勇気が必要。大変。めんどう。

一度中止をお伝えしたのを再度ひっくり返すのはどうかと思う。

そこまで頑張らなくても良いのでは?

 

一方で、中止するのは残念。

せっかくの機会を逃してしまう。

実行も中止も、どちらも一理あるから迷うのだ~

 

その時、思ったのです

「私はどう生きたいのだろう?」

 

その時、思い出せたのです。

「あら、そうなのね」

 

もし、そんな生き方をしている私だったらどんな選択をするだろうか?

「やる!」

迷いはなくなり、答えが明確になりました。

 

それだけでなく、

どのように自分が対応してどのような段取りを取るのかも見えてきました。

 

↓ 結果

無事に実行して終わりました。

やって良かった!やれて良かった!

後悔のない選択ができたことに感謝。

 

「あら、そうなのね。」

その言葉を思い出すと、大らかな気持ちになります。

毎朝、思い出すのを習慣にすると、大らかな気持ちで1日をスタートできます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

リーダーシップを発揮する道

 

リーダーシップは、様々な捉え方ができます。

リーダーの役についた時に・・・
皆を上手に巻き込み目標達成に導く、目標管理の実践面でのリーダーシップ

リーダーの役に関わらず・・・
メンバーに良い影響を与えて目標達成に導く、存在としてのリーダーシップ

また、こんな捉え方も・・・
自分の中で起きる様々な思考や感情を客観視し、
主体的に選択して自らを目標達成に導く、自分の内面を統制するリーダーシップ

どれか一つだけでもなく
リーダーは、これら全てのリーダーシップが発揮できるとさらに影響力⤴⤴
リーダーでなくても、目標管理やリーダーへの理解があるとさらに貢献度⤴⤴

そして、もし、内面のリーダーシップが発揮できれば・・・
誰もが本来の自分のなりたい状態や手に入れたい目標達成に向かって進みだす
そんなあなたはさらに魅力⤴⤴

私はまだまだ(笑)道の途上です。
日々自分を振り返りながら、少しずつでも進んでいきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

不安との上手な付き合い方~その③

 

不安がやってきた時、

よくやりがちなのは、その不安をダメなものだと決めつけ

何とか無くそうとしてしまうこと

 

けれど、無くそう無くそうとするとよけいに焦点が当たり

そのことを考えずにはいられなくなります。

思い込みや妄想を過剰に大きくしていまいます。

 

不安を無くすのをあきらめてみる!

これもまた一つの付き合い方です。

 

何とかしようとジタバタするのをやめて

不安を悪いものだと決めつけず、不安があるという状態を認めて

ただただ、静かに不安と一緒に居てみる

 

すると、不安をちゃんと体験する(味わう・消化する)ことができ

不安が少しずつ溶けていく・・・

静かに落ち着いて内省することで、何かしらの気づきがある場合もあります。

視野が広がる・視点が変わることによっても不安は変化します。

 

不安との上手な付き合い方~その①

不安との上手な付き合い方~その② とはまた違う付き合い方ですが

その時のご自分に合ったやり方や他のやり方で上手くいかない時は

不安を無くそうとするのをあきらめてみるのも一つです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不安との上手な付き合い方~その②

 

不安になる時には、不安になることで自分の安全を守ろうとしている時でもある

不安さんは、何を恐れているのだろう?

不安さんの願いは何なのだろう?

ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

 

さんづけでもいい、ちゃんづけでもいい、ニックネームでもいい

自分が感じているネガティブな感情に名前をつけて尋ねてみませんか?

すると、他人事のように客観視しやすくなります。

不安という感情に巻き込まれてしまっている状態(アソシエート)から

↓ 不安という感情の外に出て

外から不安という感情を眺める状態(ディソシエート)に・・・

 

感情に巻き込まれている最中はどうしたら良いのかわからなかったことが

巻き込まれていない状態の本来の自分に立っことで

冷静に客観的に広い視野で考えられるようになります。

 

もし、あなたが冷静で客観的で広い視野になったとしたら

どのように考え、どのような選択をするのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。