例えば・・・?

 

相手の中からアイディアを引き出す時

解決策を模索したり選択肢を増やす時

質問をしてもなかなか答えが出てこない時

「例えば・・・?」という言葉を添えて尋ねてみるのはいかがでしょうか?

 

人はそもそも・・・

たとえ話は、気楽に考えやすいものです

気楽に考えやすいと、ひらめきやすくなります

思いついていることを口にしやすくなります

とりあえず口にしてみることで、気づくこともあります

 

また、「例えば」を使って100%を相手から引き出す場合もあれば

こちらも「例えば」を使い、一つか二つ紹介してから相手に問いかけるのもあり

「例えば・・・AもあるしBもあるよね~他にもあるとしたら何かな?」

「あと2つあるとしたら、何だと思う?」・・・など

 

「例えば・・・?」を使ってアプローチの切り口を広げませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

察するチカラ

 

私達は察するチカラがある

 

察したことを確かめてみませんか?

「・・・このように思ったけど、どうかな~?」

「もしかして・・・かな?」

「今話したことは本当の気持ち?」

「本当は・・・ということはないかな?」

 

自分の察したことを100%相手に押しつけることではありません

本当のこと言っていいよ

そんなメッセージを伝えるつもりで確かめてみるのはどうでしょうか?

 

自分の察したことが当たってもいいし

間違ってもいいし

当たっていても相手がまだ本当のことを言えなくてもいいし

 

そのような在り方で向き合えたらいいな…と思います

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

 

裏メッセージ

 

これは仕事ではなく、プライベートの時の話です

 

前々から抱えている悩みを打ち明けられた時

「朝起きる時間と夜寝る時間決めてみてはどうかな?」

「・・・(こういう)姿勢をとるといいらしいよ」・・・etc

 

私の中のスイッチが仕事の時と切り替わって

気づいたら、ものすごくアドバイスしてしまっていました💦

 

仕事の時よりプライベートの方が・・・

そして、身近な人であればあるほど・・・

冷静さを保ったり客観視できなくなることがあります

 

自分が何とか力になろうと「一生懸命になり過ぎている時」

そういう時は、逆にうまくいきません

裏メッセージが同時に相手に届いているのです

つまり、「今のあなたはダメです!」「そのままではあなたダメですよ!」

裏メッセージの存在を思い出した時にはっとしました

 

じゃあ、どうしたら良いのか?

良い意味で「一生懸命になり過ぎない」ということ

肩の力が抜けているぐらいの方が

本当に相手にとって必要な支援ができるかもしれません

 

今回はプライベートの話でしたが

部下や後輩の指導で、自分が必死になり過ぎている時には

裏メッセージの存在を思いだしてみて下さい

そして、深呼吸でもして、肩の力を抜いてみましょう

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手を導く時、どのようにしたらいいの?

 

 

相手を指導する時や導く時だけでなく、相談にのる時も・・・

成長や良い方向に向かうことを願い、変化してくれるといいと思う

すぐに変化してほしいとも思う

 

私は、心理学やコーチングを今も学び続けています。

その学びの中で、大切にしていることの一つ

「あり方が大事!

 相手を変えようとしないこと!

 それにより相手が心を開いてくれるから、相手が変化を受け入れ変化する」

 

太陽と旅人の逸話を思い出します。

北風が力まかせに旅人の着ているコートを吹き飛ばそうとすると

旅人はコートをしっかり押さえて、飛ばされないようにします。

 

太陽のように微笑んであたたかく旅人を包み込むと

旅人は自らコートを脱ぐのです

 

それと同様ですね

北風のように相手を無理やり変えようとすると、相手は抵抗を示します。

変化しないように(変化してなるものか)と身構える

無意識レベルで起きてることなので

身構えた本人も気づいていないけれど・・・

 

太陽のように接するにはどのようにしたら良いのでしょうか?

まずは、相手を尊重すること、それによって信頼関係が深まる

その土台があるからこそ、フィードバックや質問をしても効果が高まる

相手に気づきが起きやすくなるし、

メッセージを深いところで受け取り、本当にそうだと理解する

それによって変化する

 

わかってはいるけれど・・・

変化をすぐに求めてしまう気持ちになる時もあるのです

成長を願っているから

苦しんでいる人や困っている人がいたら

すぐに助けたいから

 

でもね、まずはその自分も素直に認めていこうと思う

伸びしろは、その先にあると思うから

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

コンフォートゾーンを広げていく

 

慣れ親しんだことをする時や

経験を重ねて自分の能力が十分発揮できることをする時は

ストレスをあまり感じることはありませんね

 

その時は、コンフォートゾーンの領域内

安心だし、楽だし、心地いい

 

コンフォートゾーンとは、このようにストレスがなく心地良い領域のことです。

 

しかし・・・

このコンフォートゾーンを抜けた領域に身を置く時に

人は成長するのです

人の成長には負荷が不可欠なのです

 

経験したことがないことをやる時やチャレンジする時は

緊張したり、不安になったり…ストレスを感じたりしますね

 

だから、そんな時は

自分がコンフォートゾーンの境界線付近にいるのだと気づいてください

そして、少しずつでも…一歩ずつでも…進んでみるのはいかがでしょうか?

コンフォートゾーンの領域が、少しずつ広がっていきます

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

感情と上手につきあい「ありたい状態に導く」コーチング&セルフコーチング

 

松江会場と大田会場で研修をさせていただきました。

~感情と上手に付き合い「ありたい状態に導く」~

(セルフ)コーチング

 

午前は、自分をありたい状態に導く「セルフコーチング」

午後は・・・職場の人や周りの人をありたい状態に導く「コーチング」

感情と上手に付き合うことができると

セルフコーチングもコーチングも、さらに効果が高まります。

 

例えば・・・

質問を自分にしてセルフコーチングをしようにも

怒りや悲しみやショックなどの感情に巻き込まれた状態では

そもそも、自分に質問しよう…という発想にならないかもしれません

仮に発想できたとしても、感情に巻き込まれた状態では

良い質問を思いつきませんし、答えもひらめきません

 

また、コーチングのアプローチで職場の人を支援したり導いたりする時にも

相手のことを否定する勘定や、怒りやイライラなどの感情をもっていたら

その情報を相手は察知し、心の扉(シャッター)は閉められてしまいます

 

自分も相手も心の扉が閉じたままの状態では

こちらが伝えたいことも質問も、相手には届きません

仮に言語として届いたとしても、相手は良い答えや気づきがひらめきません

 

質問のレパートリーを増やしたり質問力を高めたりすることも大切

感情と上手に付き合い自分を整えることも大切ですね

 

そして・・・

自分へのセルフコーチングを日常生活で活かしていくと

他者へのコーチング力も高まります。

他者へのコーチングを日常生活の中で活かしていくと

自分へのセルフコーチング力も高まります。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

いきなり…ではないんですよ

 

部下やメンバーをお持ちの方、従業員をお持ちの方、生徒さんをお持ちの方

カウンセリングやコーチの方、子供さんをもつお母さんやお父さん・・・など

誰かの支援をされている方は多いですよね

 

そして、職種やポジション、役割が違っても共通しているポイントがあります。

それは・・・相手を導くのは「いきなり」ではないということ

 

①「相手を尊重」 → ②「相手を導く」

 

いきなり相手を導びこうとしても、

相手の心の扉は十分に開いていない可能性があります。

その段階で、自分の伝えたいことを伝えて相手を変えようとすると

相手は身の危険を察知して、よけいに心の扉を閉めてしまうこともあります。

 

相手の心の扉が閉じている状態では

こちらの言葉が相手の心の深い部分まで届きません

閉じられたシャッターに跳ね返されてしまいます。

なので、いきなり…ではない

 

相手を尊重する…とは、例えば、

ジャッジしたり否定することなく、相手の話に耳を傾けることかもしれません

相手の話のペースに合わせて話をきくことかもしれません

時々おうむ返し、時には要約して

相手の話をちゃんと聞いている姿勢をわかりやすく示すことかもしれません

 

また、ねぎらったり感謝を伝えることも

出来ている部分や頑張っている部分をみとめることも

 

そして何より、相手のことを大切だと感じる心も相手には伝わります

行動は注意を促す必要がある…そんな場合でも

あなたの存在はとても大切だと思えているのか

あなたはかけがえのない人なのだと感じられているか

 

すると、相手の心の扉が、安全だと感じて開いてくる

心の扉のシャッターが上がってお互いの心と心が太くつながった状態

この状態をラポールと言います。

 

このラポールを少しでも太く・大きくしてから

本来伝えるべき、相手にとって必要なメッセージを伝える

すると、こちらのメッセージが相手の心の奥まで深く届きます

 

これは、私自身への再確認のメッセージでもあります

時々立ち戻って再確認しながら、一緒にこの道を進んでいきませんか?

 

まずは「相手を尊重」し、そして「相手を導く」です

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

誰かと自分を無意識的に比較していることはありませんか?

 

私は要領が悪い方だ

何となく、自分のことをそのように思っていました。

 

「誰と比較しているのですか?」ある人に問いかけられて・・・気づきました!

ある有名人

無意識敵意にその人と比較していたのです!

 

上手に司会をして、頭が切れて、皆を笑わせて、場を楽しませるプロ中のプロ

無自覚でしたが、その人のパフォーマンスへのあこがれ

 

私は要領が悪い方だ・・・の裏側に、そんな願望があったようです

ちょっとレベルが高すぎ(笑)

気づいて、笑えて、肩の力が抜けました

 

よく吟味してみると

結果的に要領よくいかなかった時も確かにあったのだけど

要領よく日常生活の中でいろいろなことをサクサクやっている時もあります。

いろいろな時があるのが事実

そして・・・要領よくやっていることの方が結構多いということにも気づきます

 

一方で

要領が悪いことは悪いことでもなく

それによって、ちゃんと準備をして整えようとしてきたし、

丁寧に取り組もうとしてきました

大切な思い込みでもありますよね

 

あなたは、無意識的に誰かと比較していたという部分はありませんか?

立ち止まって、ちょこっと振り返ってみませんか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

一旦、吟味する

 

何かを思いついた!

何かをやる気になった!

何かを誰かに頼もうと思った!

引き受けようと思った!

断ろうと思った!

 

日常の中で様々なことが起こります。

 

その時に、私が心がけていることは「一旦、吟味する」

勢いだけで、その瞬間だけの感情で結論を出すと

後で後悔したり、違う考えに変わったりすることがありませんか?

 

感情って、ころころ変わるもの

自分の中に、いろいろな考えや気持ちがあって

その瞬間はそれらのどれか一つがバトンを握っているけれど

あとで違う視点に立った時に

違う考えや気持ちがバトンを握ることがある

だから…一旦、吟味するようにしています。

 

とっさの判断が必要な時もあります

いつも・・・どんな時も・・・という訳にはいきませんが・・・

 

ネガティブな感情を伴い迷う時は、自然と吟味するけれど

ポジティブな感情を伴う時は、つい勢いにつられることがあります

私はすぐに調子に乗ってしまう方なのです(笑)

 

だから、その時の自分と真逆の意見や考えの立場に “あえて” 立ってみよう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

ネガティブな感情と上手に付き合う

 

ネガティブな感情は心地良いものではありませんよね。

だから、早く抜け出したくて

何とかしようと「じたばた」したり「焦ったり」

 

けれど、その逆を試してみませんか?

動じない自分を演じてみる

あえて「で~ん」と構えてみる

何とかするのをあきらめてみる

 

そして・・・

そのネガティブな感情に、○○さん、○○ちゃん…などと名前をつけてみませんか

感情と自分をあえて区別することで、客観視(ディソシエート)に役立ちます。

 

そうして、その感情さんを観察してみましょう

あいさつをしてみるのも一つ

何を恐れているのか尋ねてみるのも一つ

どのように自分を守ろうとしているのか、問いかけてみるのも一つです。

 

何か気づくことがあるかもしれないし

何か思い出すことがあるかもしれません

気づいたことや思ったこ、感じたことがあったら、メモしましょう

 

その時すぐに気づかないかもしれないし

何も変わらないかもしれません

でも、後で忘れたころに気づくかもしれません

結果すら手放して、しばらくじたばたするのをやめてみましょう

 

私もいろいろな時があります

うまくできたりできなかったり・・・

けれど、これからも

「じたばた」ではなく「で~ん」と構える方向を目指していこうと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「ポジティブな感情と上手に付き合う」の記事はこちら

 

 

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