どうしたら相手を深いレベルで認めることができる自分になれるのだろう?①

相手をより深いところ(レベル)で認めることができたら・・・

承認しても、叱ったり注意を促しても、質問をしても

伝わり方や響き方が違うでしょう。

 

自分が相手を深いレベルで認めたら

質問をした相手も深いレベルまで意識がいくので、

気づきの種類や深さが違ってくるかもしれません。

 

では、どうしたら

相手を深いレベルで認めることが出来る自分になれるのでしょうか?

 

いくつかある中の一つには

これまでの人生の中で身についた自分の過剰になっている価値観を

弱めるあるいは外すこと

 

そのためにはどうしたら良いのでしょう?

自分がどんなことに反応しやすいのか

どんな時に葛藤がおこるのかに意識を向けていく

そして、どんな「・・・ねばならない」 「・・・べき」がそこにあるのか?

どんな思い込みがあるのか?

そんな自分への問いかけをもってみるのはどうでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ラベルを貼る

コーチングに限らず、相手を「ありのままにみる」ことはとても大切なこと。

しかし・・・言葉でいうほど簡単なことではなく

人はいとも簡単にラベルを貼ってしまいます。

すると、そこからは

そのラベル色のサングラスをかけて出来事や相手を見てしまいます。

 

自分の感じた感覚だけでなく

評判にも左右され

簡単にそうだと信じ込み

無意識レベルで先入観をもってしまいます。

 

ある仕事の作業がなかなかはかどらない。

なぜだろう・・・?

・・・・・

あ、私の中に先入観がある

他の人の話を聞き、勝手にイメージをつくり、思い込んで警戒をしていました。

でも、それは私が勝手に思い込んだイメージです。

 

同じ場面を5人が見たとして

それぞれの価値判断のフィルターを通してみるので、

感じ方は5人それぞれ違います。

また、一場面でとらえたものを

その人 = ●●  (その人は●●な人)

とシンプルに省略してラベルにして捉えてしまいがちです。

本当はAの面もあるし、Bの面もあり、いろいろな面があるのですよね。

 

ありのまま相手をみることは大切。でも、難しい。

まずはそのことをわかっておくだけでも違うのかな~と思います。

そして、時々自分に問いかけてみましょう。

「ありのままをみていますか?」

「それは事実ですか?」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

プロ意識

あるコーチの方が

「プロ意識が足りないな~

もっとクライアントのモデルになれる自分になりたい・・・」

と話されていました。

それを聞いて

「いえいえ、プロ意識、十分あるのではないでしょうか。

○○さん、プロ意識があるからもっとこうならなくちゃ!と自分を戒めたり

変わろう!!とされているのではないでしょうか?」と伝えました。

 

でもね、後で気づいたのです。

私にもいえるな~と

私の中に2人の自分がいます。

1人は・・・プロ意識が大事で

「もっとこんなコーチでなければだめでしょ!!」と厳しい自分

もう一人は・・・ゆるい時の自分にOKを出せることが大事だという自分

「それは厳しすぎるよ。そんなに厳しいと、クライアントにも厳しくなるよ」

 

このどちらか一方だけが代わるがわる登場すると

極端に意見が真逆だから衝突します。(笑)

相手の状態によっては、どちらの自分も正義になったり悪になったりします。

けれど、この両方の自分が同時に私なのだと気づいた時

もう一方の自分を理解できた時

衝突していたものは沈静化しどのような状態の相手をも、理解し受け入れ

その時に、相手に応じたアプローチができる。

 

リーダー・管理職の皆さんが部下やメンバーの方と接する時にも

自分の中に2人の自分、いませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

副師長や主任が先導する業務改善のための「交渉・提案」術

看護雑誌の記事を書かせていただいています。

「主任看護師」 日総研出版 2017年 7・8月号

【特集タイトル】

やっぱり超過勤務はダメだよね・・・

主任が先導する「部署の現実」にマッチした業務整理・改善

 

この中で、

「医師の指示出し時間やチーム医療の皺寄せの現実!

じゃあ交渉・提案しよう」

の記事を担当させていただきます。

 

私自身が看護師をしていた時からコーチになったこれまでの体験と

コーチングの中から「交渉・提案」に活かせることを書いていきます。

職場や個人で雑誌をとっていらっしゃる方

これからとってみようかなと思っていらっしゃる方

ちらっと見ていただけたらうれしいです。

 

書きたいことはいろいろ私の中にあるのに

それを文章に表現するのは本当に難しい

珈琲とチョコ1粒をつまんで、今日も意識を集中させてスタートです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

看護人材育成のための効果的な面談

「看護人材育成」日総研 4・5月号(2017年)に記事が掲載されました。

~教育・指導・介入効果を高める「面接力」

 

【面談前に知っておきたいコーチング理論と

タイプ別コミュニケーションの基礎】

・面接者の心得

・効果的な面接の進め方・成功させるポイント

・面談で活用するコーチングの具体策

・タイプに合わせた面接のポイント

 

タイプに合わせた面接では

◆自信がない若手タイプ

◆リーダーシップの発揮に消極的な中堅タイプ

◆年上で定年退職まであと数年のベテランタイプ

全体の特集内容は こちらから

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチング塾、続きは・・・

全4回のコーチング塾が4月22日(土)に終了しました。

コーチング塾の様子は  こちらから・・・

 

次は、単発のコーチング塾を企画しました。

●2017年8月19日(土)PM13時~16時

●2017年12月2日(土)PM13時~16時

毎回テーマを絞って学び、ロールプレイングで練習していきます。

会場:島根県民会館 会議室310号

参加費:1回3000円(税込み価格)

お申込み:コーチング塾のお申込みフォームからお申込みください。

開催2週間前まで受け付けております。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「コーチングルーム通信」発行!!

コーチングルーム通信を発行いたしました!!

クライアントさん、コーチング塾の塾生の方に紙面でお届けいたします。

(左:表面)には、仕事やコーチングに関したこと

(右:裏面)には、「おちらといこう~」と題して、

プライベートのことを書いていきます。

おちらとは、島根の方言で「ゆっくりと」、「ゆったりと」、「落ち着いて」

ゆるんでプライベートも楽しんで、そして、仕事もまたがんばろう!!

「仕事もプライベートも両方充実」

そんなメッセージが伝わる通信にできたらと思っています。

 

春号、夏号、(秋は飛ばして)、冬号を発行予定です。

コーチング塾に来てく出さった方にお話ししたら

「普通は春号と夏号がきたら、次は秋号が来るかと思いきや、

秋はとばされて冬号が来るところが 大澤さんらしくていいですね!!」

と言っていただきました。

 

なんとなく・・・そのペースがしっくり

「こうでなくてはならない」枠をゆるめると、自分に合った形に出会えました。

自分に合ったペースだと、私自身が楽しんで書けそうです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

部下やメンバーを導く「質問」

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1回目:部下やメンバーがついていきたくなる自分に整える「自己基盤」

2回目:部下やメンバーと信頼関係を築く「ラポール」・「傾聴」

3回目:部下やメンバーと信頼関係を深める「承認」・「フィードバック」

 

全4回の「コーチング塾」の最終回

これまで積み上げてきたものを活かして

4回目:信頼関係をもとに部下やメンバーを導く

           「質問」・「コーチングの会話」

 

人間の特徴を理解しつつ、質問の効果を学びます。

初挑戦したワークでは、皆さんの質問力に驚かされました。

これが・・・潜在力の発揮なのだな~

皆さんから学ばせていただきました。

 

質問は日常的に使っているのだけれど、より意図的に使えると効果的ですね。

まずは、意識するところからトライ!

 

コーチング塾で練習して、現場でとにかく意識してたくさん経験しましょう。

練習でも現場でも、上手くできたり難しく感じたりいろいろです。

 

上手くできたらうれしい

でもね・・・難しく感じることも、また大切なのです。

 

そうすると、スキルを磨きづづけることができます。

そうすると、スキルアップにつながります。

 

自転車に乗れるようになった時のように

最初は教えてもらって、補助輪つけて

そのうち補助輪はずして支えてもらって

そのうち自分の力でこげるようになる。

転んだり転びそうになったり時にはケガをすることも・・・

体験しながら上手になっていくのですね。

 

仕事においてもスキルアップするには、同じ工程があるのです。

自分自身も、周りの部下やメンバーもです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ジャッジ

人は自分の価値観でいろいろなものをジャッジしています。

好き、嫌い

良い、悪い

正しい、間違い・・・・・

意識して反対側に立ってみないと

反対側があるということすら気づかないことも

 

以前一緒に働いたことのある先輩のことを最近思い出しました。

その方は後輩指導にとても厳しい先輩でした。

その頃の私の言い分は・・・

・そんな伝え方では相手がビビッてしまうんじゃない?

・一度にそんなに伝えても覚えられないんじゃない?

・そんなに時間かけて・・・業務が進まない

 

あえて、反対側の思い切り賛成派に立ってみると・・・

・後輩を育てたいという思いが人一倍ある

・安全な看護を提供する使命感が人一倍ある

・部署を良くしたいと言う思いが人一倍ある

・良い看護を提供したいという思いが人一倍ある

 

意識下されていない反対側を意識下した時に

相手に対しての理解が深まったように思います。

そして・・・

賛成派の私と反対派の私がお互いを認め合えたように感じました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

部下やメンバーと信頼関係を深める「承認」・「フィードバック」

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コーチング塾第3回目を開催しました。

今回のテーマは「深める」

・部下やメンバーと信頼関係を深める「承認」

・部下やメンバーと信頼関係を深める「フィードバック」

 

承認では、テキストでの学び以外にも「自分だったら・・・?」と考え

皆でいろいろな角度から承認のレパートリーを広げました。

周りをよく見てアンテナを立て、どんどん承認していきましょう!

 

また、リーダーや管理職の方にとっては、

承認だけでなく注意を促したり時には叱ったりすることも必要です。

それにも日頃の承認で信頼関係を構築しておくことが必須

上手に注意を促したり叱ったりできるためにも承認は重要です。

 

フィードバックでは

受講生の皆さんからも体験やシェアをいろいろいただき理解を深めることができました。

 

本やテキストで独学で学ぶこともできますが、

やはり、シェアやワークでの体験は貴重です。

場のもつ力、仲間の力は大きいな ~と改めて感じました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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