「何かあったら声をかけてね。」
「何かあったら言ってね。」
訪問介護施設の責任者の方と話をしていて、
業務の中でよく言っているな~という話になりました。
言われる側に立ってみると、抽象的
「このぐらいなら、まっいいか」
「このぐらいは言っておこう」
この境界線(判断基準)は人によってまちまちです。
忙しい時、面倒くさい時、それほど部下にとっては重要視してない時は
「まっいいか」に流されやすいもの
すると、
「もっと早く言ってくるべき」
「報告が遅い」
ということに・・・
日頃から境界線を明確にし、共有しておくことは必要です。
また、こちらが具体的に尋ねることで
相手は何を答えたら良いのかがわかりやすくなり、必要な情報が得られます。
「今日、状態に変化のあった人はいましたか?」
「今日は○○さんの点滴はすぐに入りましたか?」
さらに、
「今日、学んだことは何?」
このように問いかけることで
うまくいったこともうまくいかなかったことも学びにできます
「今日、うれしかったことは何?どんなことでも教えて」
このように問いかければ
仕事の中での達成感や喜びが引き出せます
スタッフ間の感謝を引き出すことになれば関係づくりに役立ちます
このような問いかけを日常の中で繰り返すことで
スタッフの焦点が学びや喜びや感謝にフォーカスされます
人は自分が意識的にも無意識的にもフォーカスしている情報を集めるんだよな~
最後までお読みいただきありがとうございました。