メンバー間で何かを決める時や会議で何かを決定する時
いつもすんなりまとまっていくと良いのだけれど・・・
意見がそれぞれ違ったり、多数派と少数派、5対5で分かれたり
逆に、どれも良さそうで、或いはどれも一長一短があって
まとまらないこともありますよね。
すんなり決まらないことは、出来たら避けたい、時間の無駄
けれど、本当にそれだけでなのでしょうか?
先日、あるグループミーティングで話し合いをする機会がありました。
意見を一つにまとめなくてはならなかった。
(第1段階)
メンバー一人一人の考えを聞くと、それぞれの違いから視野が広がりました。
自分にはない視点やアイディアがあり、発見がありました。(ほぅ~なるほど)
しかし、そこから一つにまとめる作業の中で意見がまとまらない(どうしよう)
(第2段階)
さらにそこから話し合いを重ねました。
すると、それまで出ていなかった新たな意見が出てきました。
それによって、4対1と意見が2つにまとまると同時にわれました。
その時にふと思ったのは、
4の方が正解(良い答え)とも限らない、1の方が間違いとも限らない
また、1の人が弱い立場にあるということを理解してかかわろう!ということ
1の反対意見の人の意見をジャッジせずにもう一度皆で聴きました。
それでも4対1で平行線(困ったな・・・時間も気になる)
(第3段階)
とても詰まった感触があったので、一度リセット
皆で一旦白紙にもどし、もう一度各自が1分間で考え、再度発表に・・・
その結果
新たな考えが出てきて
グループの意見が一つになりました。
意見がなかなかまとまらなかったからこそ、
一つにまとまった時に大きな達成感がありました。
そのプロセスの中でいろいろ学ぶことができました。
何の目的で(何のために)話し合うのかを共有できていることは大切
その土壌を最初にしっかり共有しておけば、皆で乗り越えることができる
話し合いがすんなり決まることも必要ですが
すんなり決まらないこともまた、必要な出来事でした。
すんなりいかない話し合いの時、その中であなたは何を学ぼうとしていますか?
最後までお読みいただきありがとうございます。