前回の記事「会議やカンファレンスのはじめを大事にする」はこちら
今回は「会議やカンファレンスのおわりを大事にする」ことについて
話し合いが終わった後で、不明な点がでてきたことありませんか?
結局、誰がそれをやるんだったっけ?
いつまでだったっけ?
具体的にどうすれば良かったっけ?
ちゃんと話し合ったつもりだったのに・・・
また、会議で全く話していない人がいたり、
自分自身が、何となく言いたかったけど遠慮して言わなかった不満足感
これらすべて、私が体験したことです。
あなたはそのような体験はありませんか?
議題のノルマを何とかこなし、最後までいってほっとする
「それでは、以上で会議を終わります!皆さん、お疲れ様でした」
それで会議を終わることもできます。
もし、この「おわり」を今まで以上に大事にしたら・・・
冒頭の課題を減らすことができます!
「おわりを大事にする」って、具体的にはどのようにしたら良いのでしょう?
例えば・・・
①話し合いで決まった内容を要約し、皆から同意をとる
話し合いの途中では様々な意見がでます。
最後に決まった内容を要約することで、決定事項が明確になります。
要約することで、話しながら曖昧な点に気づくことがあります。
誰かが要約するのを聞くことで、抜けているところに気づくかもしれません。
要約するのは司会者でなくても、記録者でも他の人でもOKです。
②今日参加して感じたことや感想を最後に一言ずつ発表する
今後、より良い会議にしていくための秘訣がみつかるかもしれません
参加者が自分を振り返り、自分の在り方を学びにするかもしれません
言い残したことを最後に発言できるチャンスが生まれるかもしれない
そして・・・全ての人が話し合いに参加したことになる
③感謝を伝える
あなたはどのような感謝を伝えたいですか?
協力してくれたことへの感謝?
一生懸命考えてくれたことへの感謝?
忙しい中で、時間を作ってくれたことへの感謝?
あなたが伝えたい感謝は、他にもあるかもしれませんね。
④確認事項
次回の会議の予定やそれまでの動きなどの確認
⑤その他
あなたの現場であなたならではの「終わりを大事にする」方法があるとしたら
他にどのようなものがありますか?
これらのどれかをやってみることで、参加者が主体的になり
さらに積み重ねていくことで、集中力が高まっていくかもしれません。
色々な可能性があると思いませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。