部下やメンバーをお持ちの方、従業員をお持ちの方、生徒さんをお持ちの方
カウンセリングやコーチの方、子供さんをもつお母さんやお父さん・・・など
誰かの支援をされている方は多いですよね
そして、職種やポジション、役割が違っても共通しているポイントがあります。
それは・・・相手を導くのは「いきなり」ではないということ
①「相手を尊重」 → ②「相手を導く」
いきなり相手を導びこうとしても、
相手の心の扉は十分に開いていない可能性があります。
その段階で、自分の伝えたいことを伝えて相手を変えようとすると
相手は身の危険を察知して、よけいに心の扉を閉めてしまうこともあります。
相手の心の扉が閉じている状態では
こちらの言葉が相手の心の深い部分まで届きません
閉じられたシャッターに跳ね返されてしまいます。
なので、いきなり…ではない
相手を尊重する…とは、例えば、
ジャッジしたり否定することなく、相手の話に耳を傾けることかもしれません
相手の話のペースに合わせて話をきくことかもしれません
時々おうむ返し、時には要約して
相手の話をちゃんと聞いている姿勢をわかりやすく示すことかもしれません
また、ねぎらったり感謝を伝えることも
出来ている部分や頑張っている部分をみとめることも
そして何より、相手のことを大切だと感じる心も相手には伝わります
行動は注意を促す必要がある…そんな場合でも
あなたの存在はとても大切だと思えているのか
あなたはかけがえのない人なのだと感じられているか
すると、相手の心の扉が、安全だと感じて開いてくる
心の扉のシャッターが上がってお互いの心と心が太くつながった状態
この状態をラポールと言います。
このラポールを少しでも太く・大きくしてから
本来伝えるべき、相手にとって必要なメッセージを伝える
すると、こちらのメッセージが相手の心の奥まで深く届きます
これは、私自身への再確認のメッセージでもあります
時々立ち戻って再確認しながら、一緒にこの道を進んでいきませんか?
まずは「相手を尊重」し、そして「相手を導く」です
最後までお読みいただき、ありがとうございました。