淡々とやり始めてみる

 

意気込んでやると、思ったように進まないことはありませんか?

 

モチベーションが高くてやる気をもって取りかかることも有効な時もありますが

そういう時は理想や期待も一緒に高くなってしまいます。

後で「そこまではできなかった」と感じることにも・・・

 

意気込むことなく、淡々とスタートをきる

そういう時の方が結果的に集中できています。

「意外にはかどった」と感じます。

 

少しおっくうなことに向かう時も、張り切った気持ちの時も

淡々とスタートをきってみる

あなたはにとっては、どんな体験になるのでしょう?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

来年の目標は既にスタートしている

 

1月に目標設定する人、4月に目標設定する人、

その他のタイミングの人、立てない人(立てない方が良いという考えの人)

仕事では立てるけどプライベートは立てない人など・・・

職種や状況、考え方によりいろいろな方がいらっしゃると思います。

 

あくまでも私の場合は・・・ですが、

目標設定は1月のスタートの時期です。

今年は目標を言葉に表現したのは1月1日でした。

(やっていく中での修正はありますが)

 

「言葉に表現したのは」という言い方をしたのは

今年の目標をこつこつ一つ一つやりながら、いつ頃からか

「来年はどう(何)しよう?」

「どう(何)したいのかな?」

これらの問いと共に進んできたように思います。

 

目標は文字に表現するもっと前から始まっているのだな~と思います。

 

皆さんの中で、目標を立てて進んでいこうと思っている方は

1月になった時に「今年どうしよう?」と考えるのもありですが

今から「来年は自分はどうしたいのかな?」という問いをもつのもありですョ。

 

あなたは、どう進んでみたいですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「不安しかない」時・・・

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「今は不安しかない」

このような時、人はどのような反応を起こしているのでしょうか?

無意識的にやってしまうことを、意識下に取り出してみると

「この状態はだめ」、「この自分は嫌い」とまずジャッジ

否定して何とか排除しようと一生懸命になります。

ポジティブなことを考えようとしたり、気を紛らわす行動をとったり

 

もし、全く真逆の考え方が世界的な常識となっていたら・・・?

つまり、不安こそが宝物で価値があるということが誰もの常識だったら

不安を必死で排除しようとするのを止めるでしょう。

不安に抵抗しなくなったその時・・・結果的に不安がやわらいでいる

 

不安を否定して排除しようとすればするほど

よけいに不安に焦点が集まり、強調してしまうことに

不安は危険を回避しようと一生懸命

ただただ反応を起こして自分を守ろうと働いてくれているだけ

 

不安があるということは、チャレンジしようとしている証拠でもある

自分の器(できる領域)をこれから広げようとしている

あなたの中には、不安を感じているあなただけでなく

勇気のあるもう一人のあなたも同時に存在しています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

理解のレベルを深める

 

ディズニーランドに行った事がなく、テレビでも見たことのない人が

ディズニーランドの話を聞いた時の理解

 

ディズニーランドに行った事はないけれど、テレビで映像を見たことがある人が

同じ人から同じ言葉でディズニーランドの話を聞いた時の理解

 

ディズニーランドに実際に行った事のある人が

同じ人から同じ言葉でディズニーランドの話を聞いた時の理解

 

3人の理解は全く違ったレベルになるでしょう。

 

別の例で表現してみると・・・

浅いレベルの理解  「●●は大切なんだな。わかったぞ」

頭(言語)での理解

中レベルの理解   「そうか、こういうふうに大切なんだな」

体験が交じった理解

深いレベルの理解  「ハッ!(気づき)本当に●●は大切だな~」

インパクトがある体験による身体感覚での理解(腑に落ちる感覚)

 

体験の中には嬉しい体験もあるけれど

ショックな体験もある

けれど、やってみる(体験する)ってとても大切なように私は思います。

 

まだやったことがないことに挑戦しようとする前や

チャレンジに躊躇する時

緊張するし・・・恐怖を感じるし・・・自信がないと感じる・・・

失敗したらどうしようとも思う・・・

私のことです(笑)

 

断ることもちゃんと選択肢として残した上で、

体験することの価値を今一度振り返り

あらためて自分の意思で選択しよう・・・

10年先に後悔しないのはどのような選択だろう?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

意見が一つにまとまらない時って・・・?

 

メンバー間で何かを決める時や会議で何かを決定する時

いつもすんなりまとまっていくと良いのだけれど・・・

意見がそれぞれ違ったり、多数派と少数派、5対5で分かれたり

逆に、どれも良さそうで、或いはどれも一長一短があって

まとまらないこともありますよね。

 

すんなり決まらないことは、出来たら避けたい、時間の無駄

けれど、本当にそれだけでなのでしょうか?

 

先日、あるグループミーティングで話し合いをする機会がありました。

意見を一つにまとめなくてはならなかった。

 

(第1段階)

メンバー一人一人の考えを聞くと、それぞれの違いから視野が広がりました。

自分にはない視点やアイディアがあり、発見がありました。(ほぅ~なるほど)

しかし、そこから一つにまとめる作業の中で意見がまとまらない(どうしよう)

 

(第2段階)

さらにそこから話し合いを重ねました。

すると、それまで出ていなかった新たな意見が出てきました。

それによって、4対1と意見が2つにまとまると同時にわれました。

その時にふと思ったのは、

4の方が正解(良い答え)とも限らない、1の方が間違いとも限らない

また、1の人が弱い立場にあるということを理解してかかわろう!ということ

1の反対意見の人の意見をジャッジせずにもう一度皆で聴きました。

それでも4対1で平行線(困ったな・・・時間も気になる)

 

(第3段階)

とても詰まった感触があったので、一度リセット

皆で一旦白紙にもどし、もう一度各自が1分間で考え、再度発表に・・・

その結果

新たな考えが出てきて

グループの意見が一つになりました。

 

意見がなかなかまとまらなかったからこそ、

一つにまとまった時に大きな達成感がありました。

そのプロセスの中でいろいろ学ぶことができました。

 

何の目的で(何のために)話し合うのかを共有できていることは大切

その土壌を最初にしっかり共有しておけば、皆で乗り越えることができる

 

話し合いがすんなり決まることも必要ですが

すんなり決まらないこともまた、必要な出来事でした。

 

すんなりいかない話し合いの時、その中であなたは何を学ぼうとしていますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

自分が体験して深く理解していることは他者にもプレゼントできる

 

コーチング塾基礎コース第3回目

部下やメンバーのやる気を引き出す「認めるチカラ」を開催しました。

 

日頃使う褒め言葉や認める言葉は

自分のレパートリーという箱の中からチョイスしている

今日は、「レパートリーの箱を大きくする(レパートリーを増やす)」ために

様々な角度から承認を学び体験し、参加者の皆さんで共有しました。

 

もう一つやりたかったこと・・・

本当に認められるとはどういうことなのか?

承認の効果を深く体験すること

本で読んでも、人から説明を受けても承認は学べますが

承認される体験をととおしてでないと理解できないことがある

 

例えば・・・

砂糖をこれまで舐めたことがない人が砂糖の説明を受けて理解できることと

砂糖を実際に舐めて理解できること(腑に落ちる理解)は大きく違う

また、自分が砂糖を舐めたことがなければ

誰かに説明できないし、説明したとしても伝わりにくいでしょう

 

自分の知らないことは他者に与えることはできないけれど

自分が体験して深く理解できていることは

他者にもプレゼントできるのです

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

「何かあったら声かけてね」の問いかけを変えると・・・?

 

「何かあったら声をかけてね。」

「何かあったら言ってね。」

 

訪問介護施設の責任者の方と話をしていて、

業務の中でよく言っているな~という話になりました。

言われる側に立ってみると、抽象的

 

「このぐらいなら、まっいいか」

「このぐらいは言っておこう」

この境界線(判断基準)は人によってまちまちです。

忙しい時、面倒くさい時、それほど部下にとっては重要視してない時は

「まっいいか」に流されやすいもの

 

すると、

「もっと早く言ってくるべき」

「報告が遅い」

ということに・・・

日頃から境界線を明確にし、共有しておくことは必要です。

 

また、こちらが具体的に尋ねることで

相手は何を答えたら良いのかがわかりやすくなり、必要な情報が得られます。

「今日、状態に変化のあった人はいましたか?」

「今日は○○さんの点滴はすぐに入りましたか?」

 

さらに、

「今日、学んだことは何?」

このように問いかけることで

うまくいったこともうまくいかなかったことも学びにできます

 

「今日、うれしかったことは何?どんなことでも教えて」

このように問いかければ

仕事の中での達成感や喜びが引き出せます

スタッフ間の感謝を引き出すことになれば関係づくりに役立ちます

 

このような問いかけを日常の中で繰り返すことで

スタッフの焦点が学びや喜びや感謝にフォーカスされます

人は自分が意識的にも無意識的にもフォーカスしている情報を集めるんだよな~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

真逆のアプローチ

 

相手の目標達成や成長を願って支援する中で

何かこの人にはうまくいかないな~

変化につながらない

・・・と感じることはありませんか?

 

どのようにアプローチしたら良いのでしょう?

 

もし、そのような状況が続き停滞しているなら

「真逆のアプローチ」をしてみませんか?

 

私自身がこの言葉をかけられたことがあるのですが

言われた時に「えっ?」とびっくり

一瞬で狭くなった視野の中から外の世界に出れた感覚がありました。

 

「真逆のアプローチ」ならば・・・

自分がまだやったことがないこと

繰り返しやっている得意パターンではないことに焦点が切り替わります。

 

発想の転換

 

すると、思いもよらなかった答えがみつかりました。

選択肢が広がる

その広がったふり幅の中で、改めて考えてみましょう。

その人にはどうすると良さそうなのか?

試してみようと思うことは何なのか?

 

自分と相手を信じて、とりあえずそれやってみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

幸せ度をアップする

 

先日ある方から「犬を2匹飼っていて大変でしょう~」と話しかけられました。

もちろん、大変です。

犬も病気にもなるし、そそうをする時もあるし

散歩に連れて行ったり、予防注射も

トレーニングしたり、それでも来客者のピンポンに反応して吠えたり

 

大変さとおそらく同じほど、元気をもらい癒されています。

「大変ですが、癒されたり元気をもらっていますよ。」

そのように答えても「いや~大変だわ~」と・・・

 

「お孫さんかわいらしいですね。」と言うと

「いや~大変です。」そう答えながらも笑顔です。

お母さんとお父さんがお仕事でお忙しい中、

やんちゃなさかりのお孫さん2人の遊び相手になったりお世話をしたり

大変な思いを感じていらっしゃるのですね。

大変さを感じながらも頑張っているその方の愛情の深さを感じます。

 

それと同時に

元気っぷりに目をほそめたり

成長ぶりにほっとしたり

かわいさから元気をもらったり癒されたりもされているのでしょう。

 

何においても大変さだけではなく、反対の側面が存在している

仕事でも大変さと同じぐらい得ているものがある

けれど、それにいつも気づけているとは限らない

 

どのぐらい本当に気づけているかで幸せ度は違うのかもしれませんね。

大変さの裏側で得ているものって何がありますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

変化する

 

人はそう簡単に変わるもんじゃない

変わりたいけどなかなか自分を変えられない

そういう言葉を耳にしたり目にしたりしたりすることがある

確かにそうかも・・・

しかし別な視点も同時に存在している

 

人は何かを体験することで様々な影響を受ける

例えば・・・

遅刻をして人に迷惑をかけ、叱られて嫌な気持ちになると

「時間を守らねばならない」の価値観を加えたり強化したりする

逆に、誰かに親切にして感謝され、自分もうれしくなると

「人に親切にする」の価値観を大切にする

すると、考えや思考や行動も影響を受ける

 

何も体験をしない日はないから・・・

人は毎日小さな体験から大きな体験を繰り返し

毎日自分を更新していることになる

 

自分も他者も「なかなか変えられない」と同時に「毎日変化している」

だから、自分の意思で決めて

ちょっとした環境を変える、整える

ちょっとした習慣を始める、やめる

そうすることで、自分が「変わりたい自分」に変化させることができる

そんな可能性を私は感じます。

 

私はどんな人になっていきたいのかな~?

私はどんな人でありたいのかな~?

私はどんなコーチを目指しているのか?

その問いをもつこと

それが変化のスタートになる

変化の主導権を自分が握るのはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。