相手の力を信じるとは・・・?

 

「相手の中に答えがある」

「相手は可能性に満ちた存在」

「相手の力を信じる」

大切だと頭でわかっていても、本当にふところから信じることは案外難しいもの

 

信じられていない時に、どんな行動をとっているのでしょうか・・・?

過剰に心配をする

意識的にも無意識的にも「自分が何とかサポートしなくちゃ」と考える

そうすると、相手のことを「何とかして早く変えてあげたい」となり

つい、アドバイスという名のもとで自分の考えを押し付けたくなる

 

相手の力を本当に信じるとはどういうことなのでしょうか・・・?

目先の結果(出来る、出来ない)に一喜一憂するのではなく

出来ないこと、失敗することすらも体験の一つとして学んでいっている

そんな存在の相手だから何があっても大丈夫という・・・

根拠のない、しかしゆるぎない

そんな信頼があるのではないでしょうか?

それは、相手を丸ごと信じること

このようなことを書きながら、私自身を振り返っている今日この頃です

 

コーチ、管理職、上司、先輩、先生、親、指導する側・・・が

本当に相手の力を信じてアプローチしていくことができたら

相手自身が自分のことを信じられるようになっていく

その時に、内側からの行動、変化、変容していくスピードをあげることができる

そんなふうに思います。

 

皆さんはどのように思いますか?

言葉にするのは難しいけれど

自分なりに考えて言葉にしてみるのも理解が深まります。

 

そして、どこまで相手のことを信じられているのか・・・?

時々振り返るだけでも価値があるように思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問されることの価値

 

「誰かから質問をされる」ということを想像すると、どんな反応が起きますか?

「何とも思わない」人もいるでしょうし

「何だろう?」と興味がわく人もあるかもしれません。

 

中には、「良い答えをださなくちゃ」

「正しい答えを言わなくちゃ」

「うまく答えられなかったらどうしよう~」

このように感じる人もあるかもしれません。

この場合、緊張したり、構えたり、質問しないでよ~と

抵抗したくなる気持ちになっちゃいますよね。

私もこれまでの体験の中から、とてもよくわかります。

 

先日、研修の最後に受講生の方から感想や質問をいただく時間をとった時のこと

ある方が、先輩(研修委員でその場にいた)に聞いてみたいことがあるとのこと

「3年目の時期にこれをしておいた方がいいよ」ということについて・・・

 

急な展開でしたので、先輩方もびっくりされたと思いますが

2名の方がそれぞれ自分の体験の中から答えて下さいました。

(ご協力ありがとうございました)

その時の受講生の皆さんがとても印象的でした。

講師の私から先輩の方に視線が移り、

とても集中して先輩のメッセージを聴いて受け止めていらっしゃいました。

 

その後、質問をしてくださった方に改めて問いかけてみました。

「今の先輩の話を聞いて・・・でもいいし、それ以外からでもいいのですが

〇〇さんご自身は、3年目の今、何をしておくと良いと思いますか?」

 

すると、先輩からの言葉も使いながら、

ちゃんと自分の考え(思い)を自分の言葉で話されました。

 

その体験から感じたことは

質問があることで、場がとても深まること

質問は講師が答えなくてはならないことはない

本人の中にも答えがあり、その場にいるメンバーの中にも答えがある

 

そして・・・

自分がした質問に、ちゃんと先輩方が一生懸命考えて言葉にしてくれた

そのことが、「自分を大切にされた」承認メッセージとなり

「感謝」と「喜び」の「あたたかみ」がその場で広がったように感じました。

 

職場の中で、上司と部下、先輩と後輩との間の質疑応答にも同様のことが言える

上司(先輩)が答えてもいいし、

周りのスタッフ(メンバー)に答えを聞いてみてもいいし(頼ってもいい)

わからなければ、一緒に調べてもいい

 

良い答え、正しい答えをみつけるだけが「質問されることの価値」なのではない

それがわかると、もう少し力を抜いて質問が受けれるようになる。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

周りの人を巻き込む力

 

「これお願い!」・「手伝って~」・「これやって」

部下やメンバーを巻き込むのが苦手だという人は

これらの言葉を使うのにも躊躇したりするかもしれません

 

そうすると、つい自分でやってしまったり

自分で何とかしようと抱え込んだり

あるいは、やるといいのはわかっているけど先送りしてしまったり

 

こういう時に何が起きているのでしょうか?

可能性を探ってみました。

まず1つには・・・

相手もきっと忙しいだろうからと周りの人へ配慮しすぎているかもしれません

配慮は必要ですが、配慮しすぎになっていないか振り返りましょう

 

2つ目には・・・

嫌な顔をされるのではないか、断られるのではないか

自分を守ろうとする力が働いているかもしれません

だって、嫌な顔されたくないのですよね。断られたくないのですよね。

私もです。

 

3つ目には・・・

「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観を少し強くもっていませんか?

 

嫌な顔をされる自分、断られる自分にOKを出して

時には深く考えずにさらっと言って

勢いでみんなでやっちゃうのはいかがでしょうか?

 

案外、思ったほどのこともなかった

もっと早く皆に協力を呼びかければ良かった・・・ということもあるかも

 

自分の弱さを認めてオープンにして

「手伝って~」・「助けて~」と言ってみる

 

それって、

部下やメンバーの力を信じることになるんです

部下やメンバーの力を伸ばすことにもなるんです

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

秘訣は何ですか?

 

昨日はコーチの電話トレーニングがありました。

その中ででた質問の一つ

「あなたがコーチングが上達したのはどんな時?」

 

初めてコーチングを学んでからこれまでの道のりを振り返る

いつも同じスピードでスキルアップしてきたのではなく

停滞している時や何かのタイミングにぐっと上がったという時期がある

 

これはあくまでも私の場合ですが

一つは「試験を受けた時」

試験を受けた度ごとに、学んだことを振り返り、練習をつみ

フィードバックを受け、自分をふり返る・・・

そんな機会になりました。

 

上手になったから試験を受けるというより、

試験を受けるプロセスに価値があり、その工程で上達がある。

そんなふうに思います。

 

もう一つは

「人間について学んだ時。」(今も学び続けています。)

自分について理解すること。他者について理解すること。

その先に、本当に相手の話をニュートラルに耳を傾けることができるようになる

 

別なコーチからは、

「ずっとコーチをつけ続けて自分を磨いたこと

スキルそのものだけでなく、自分を磨くことがスキルアップにもつながる」

う~ん、深いです

 

大切なことを改めて再確認

今もまだずっと続いて行く道の途中です

また一歩、また一歩と進んでいきましょう

 

あなたは・・・

あなたにとって大切なスキルが上達した時はどんな時でしたか?

あなたが成長したのはどんな時でしたか?

管理職やリーダーとして力がついたのはどんな時ですか?

 

その秘訣はきっと今後にも活かせる宝物

どうぞ大切になさってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

メンタルタフに進む道

 

様々な視点で「もの事」や「出来事」を考えてみる

そうすると発見があったり、信じられない真逆の立場が理解できたりする

それは視野が広がること

認識力が高まること

 

そうすると・・・

それまでネガティブにとらえていた「もの事」や「出来事」が

違った質感や色やイメージに変化します。

 

同じ「もの事」や「出来事」でも自分の捉え方が変わることで

そこから一歩、また一歩と進んでいけます。

メンタルタフネスへの道の一つ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ダメもとでやってみる

 

先日、ダメもとでやってみたことがあります。

ある方との交渉

もしうまくいかなかったら・・・

その時、最悪の場合は私が損失を引き受けようという覚悟をしました。

 

なぜそれができたのか・・・?

守りたい人達がいたから

守りたい人がいると人は強くなれるのですね。

その時、自分に問いかけたのは「これからの人生、私はどう生きたいのか?」

そうすると、おのずととる行動がみえてくる

 

結果は・・・

ダメもとだったのだけれど、道は開けました!!

守りたい人達を守れました。

私も損失はありませんでした。

 

「あなたは、これからの仕事人生、どう生きたいですか?」

「あなたは、これからのあなたの人生を、どう生きたいですか?」

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

自分に空きスペースをつくる

 

密集してるところは光が入りにくいですが、隙間があると光が入ってきますね

 

ぎゅうぎゅう詰めで仕事を頑張っているあなた

自分に空きスペースを少しだけでもつくってみませんか?

新たなものが入ることができるスペース

もしかしたら、それは今のあなたに必要な何かなのかもしれません。

 

いっぱいいっぱいで仕事をしていると気持ちの余裕がなくなります。

力の入れ所を見極めて

力の抜き所を見極めて

 

高い基準を下げてこのくらいでヨシとすることも必要

高い水準を目指して努力することも必要

 

良い意味であきらめること、手放すことも必要

あきらめずに粘り強くやることも必要

 

必要な時は力を入れて

必要な時は力を抜いて

 

誰かのせいではなく

結局、自分が見極めていかねばなりません

必要な時はNoと断ることも必要

でもYESと引き受けて頑張ることもまた必要

 

今、人生においてそんなトレーニング中なのではないでしょうか?

先日クライアントの方とのセッションでそんなお話がでました。

(ブログ記事にしても良いと許可をいただきました。〇ちゃん、感謝。)

 

もし、あなたに2~3割のスペースがつくれていたとしたら・・・

どんなことが起きているでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

シーソーゲーム

 

Aにしようか・・・それともBにしようか・・・迷うことがあります。

すぐ決めれる内容の時もあれば

その選択が自分の人生にとって大切な選択であればあるほど

時には、長い間シーソーゲームのように迷うこともあります。

 

どちらを選んでも五分五分だから迷う

決められないということは、実はどちらでも良いからなのです。(笑)

8対2ならそんなに迷うこともありませんよね。

 

しかし、人生のどこかでは

どちらでも良いとわかっていても、決められない時があるのです。

いろいろな視点で考えてみても

メリット、デメリット両方書き出してみても

そういう時は苦しく感じるかもしれません。

 

時として、Aと決断したつもりでいても、

しばらく時間や期間が経過するとやっぱりBだなと決断します。

しかし、またゆらぐ

A側に立っている時は、もっともらしくAを選択する理由や出来事がやってくる

B側に立っている時は、もっともらしくBを選択する理由や出来事がやってくる

やっかいです💦

 

しかし、そのシーソーゲームは苦しいんだけれど

行ったり来たりするシーソーゲームを繰り返すこと自体にも意味がある

行ったり来たりすることが悪いことでもないのです。

 

だから・・・

もし、今後ものすごく迷うシーソーゲームにはまる時が来たときは

たっぷり悩みましょう。考えましょう。

もうこのくらいでいいか・・・と行き着くまで

シーソーしてみるのも一つです。

そうするといつか決まる時がやってくる

そんな流れがやってくる

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

自分を守ろうとする自分

 

今抱えている仕事、なかなか前に進まない

仕事部屋から脱出して気分を変えて近くのカフェへ

ちょっとは考えられたけれどまだ堂々巡り中

 

今日は思い切って車で片道40分ぐらいかけたカフェへ

アイディアをひらめくには思い切るのも良いかと

以前行った時に、とっても居心地が良くて長居もできたから・・・

 

しかし、今は夏休みということもあってか

行列していて断念 💦

もともと、行ったとしても考えがまとまるかどうかはわからない

期待せずに行こう!と決めていたので、現状の受け入れはOK

 

そして、あることに👀気づきました。

私の意識の部分では仕事をやる気満々だと思っていた。

時間をかけて環境変えてでも取り組もう!!としていたのだ。確かに。

 

でもね・・・気づかない無意識の部分では

難解なその仕事に向かいたくないから必死に逸らさせようとしていた

だから、近くではなくて時間のかかる遠くが都合良かったし

しかも混雑していて断念。実は喜んでいた?

 

気づいていなかったもう一人の自分が望んでいた結果

苦しさから自分を守ろうとしていた(自己防衛機能)のだなと思うと

私の自己防衛機能はスゴイ!と思うと同時に笑えてきました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

相手にも自分にも選択権がある

 

部下やメンバーを注意する時、ためらう気持ちになりませんか?

まずは「伝えてもいい、伝えなくてもいい」という選択権が自分側にあります。

 

「伝えない」を選んだ時は・・・

伝えない楽さはありますが、それで相手が変わらなくてもグチれませんね(笑)

 

「伝える」を選んだ時は・・・

あなたが自由に選択したのと同じに

相手にも「受け取る、受け取らない」という選択権がある。

 

相手の反応まではコントロールできません

受け取ってもらえるかもしれない(その時はラッキー)

受け取ってもらえないかもしれない

受け取れない状況にあるかもしれない

その時受け取られなくても、後々気づいて変化する場合もある

 

相手が変化する結果までを求めるとなかなか伝えられない

受け取られなかった時の自分を無意識的にイメージしている

それは体験したくないから・・・

 

自分にできることは、ただ言葉を選んで想いをちゃんと伝えること

その先は相手の管轄だと思えば、少しだけ気持ち楽に伝えられませんか?

1度でダメなら、また次、それでもだめなら別な手段で・・・ね! (^_-)-☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました。