相手にも自分にも選択権がある

 

部下やメンバーを注意する時、ためらう気持ちになりませんか?

まずは「伝えてもいい、伝えなくてもいい」という選択権が自分側にあります。

 

「伝えない」を選んだ時は・・・

伝えない楽さはありますが、それで相手が変わらなくてもグチれませんね(笑)

 

「伝える」を選んだ時は・・・

あなたが自由に選択したのと同じに

相手にも「受け取る、受け取らない」という選択権がある。

 

相手の反応まではコントロールできません

受け取ってもらえるかもしれない(その時はラッキー)

受け取ってもらえないかもしれない

受け取れない状況にあるかもしれない

その時受け取られなくても、後々気づいて変化する場合もある

 

相手が変化する結果までを求めるとなかなか伝えられない

受け取られなかった時の自分を無意識的にイメージしている

それは体験したくないから・・・

 

自分にできることは、ただ言葉を選んで想いをちゃんと伝えること

その先は相手の管轄だと思えば、少しだけ気持ち楽に伝えられませんか?

1度でダメなら、また次、それでもだめなら別な手段で・・・ね! (^_-)-☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

本当に聴くって?

 

小さな子供もあかちゃんも、日本語がまだうまく話せないけれど

代わりに泣いて知らせようとする技をもっている

生れた時から「わかってほしい」という本能的な欲求をもっている

それは大人になってもひそかに持ち続けているから

 

嬉しかったことも、楽しかったことも伝えたくなるし

悲しかったことも、怒っていることも

大変だったことも、頑張ったこともわかってほしい

話せてしっかり「わかったよ」と受け取ってもらえると

安心できてまた次に踏み出していける

 

小さな子供に尋ねるように

「どうしたの?」「何があったの?」

先入観なくただ尋ねる

相手のことをただ純粋に知ろうと聴く

 

「そうだったんだね。わかったよ。」と受け止める

「それで、どうしたいの?」と尋ねる。

相手の答えがただそこにあって、それをありのままにみる

自分のジャッジはそこにはない

その時に、深い意識状態での気づきや答えにたどり着いている

 

本当に聴くって奥が深い

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

叱る勇気

 

部下やメンバーを叱ったり、注意したりするのは

誰しも決断が必要だったり、勇気がいったりします。(私もです💦)

なかなか叱れないという場合、何がストッパーになっているのでしょうか?

 

叱る(注意をする)とどうなると思い込んでいるのでしょう?

「相手に嫌われる」、「相手を傷つける」、他にもあるかもしれません。

 

これらの思いの裏側には

「相手に嫌われることから自分を守りたい」

「相手を傷つけることによって傷つく自分を避けたい」

という自己防衛が働いています。

 

しかし、このように感じてしまう自分がダメなのではなく

こうやって自己防衛機能が働いて危険から自分を守ってくれている

 

その上で、これまでの体験をふり返ってみると・・・

叱る = 嫌われる  は100%そうではないことが判明しませんか?

 

怖かったけど好きだった指導者の存在

よく叱られたけど、それによって成長できたと思える上司の存在

ダメな時にはちゃんと叱って指導する姿勢に信頼を寄せるメンバーもいること

 

仮にその時はショックがあったとしても

後で冷静になって考えると(時には1年後~10年後などの時もありますが)

あの体験があって今の自分があるという感謝の気持ち

 

存在承認というのがあります

相手の存在そのものを認めて大切にしている状態

もし、その状態の自分で叱ったとしたら・・・?

 

本当に必要だと感じた時には、

ちょっとだけ、自分を守っている壁を自ら下げてみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

完璧主義

 

「完璧主義」という言葉から描くイメージにはどんなものがありますか?

頑張り屋さん

けれど、人一倍頑張り過ぎて疲れてしまう

こだわり

自分にも誰かにも、つい厳しくなってしまう

まだまだ自分なんて・・・と思う

それが苦しみやストレスをつくることがある

私にもあるあるです。

 

ですが、いつもどんな時にも「完璧主義」かというとそうではない

よ~く振り返ってみましょう

完璧主義の時もあるけど、全く真逆のゆる~い時も確かにある

つまり、「私 = 完璧主義」、「あなた = 完璧主義」なのではない

完璧な考え方や行動をとろうとする時があるだけ

 

そして、

完璧主義を全く手放そうとすると・・・発見

「それでは仕事の質があげられなくなるのではないか」という不安

「いい加減な自分になってしまうのでは?」という恐怖

「完璧主義の部分があったからこそ、頑張ってきて今の自分がある」という愛着

 

完璧主義は時に嫌だけど、同時にとても大切なものなのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ほっこり

 

研修のため、島根県内介護施設へ

向かう電車で、運転手さんと車掌さん以外に

ヘルメットと作業服を着た職員の方が2人同乗

ずっと前を凝視。線路周辺に異常がないかをチェックされていました。

 

先日の雨でまだ運行中止になっている区間がある状況

天気が回復後にも土砂崩れが起きた現場もある状況

 

1両目に乗らなかったら気づくこともなかったでしょうが・・・

こんなふうに、お世話になって安全と安心を守っていただいているのだと

しみじみ感謝の気持ちが広がり、ほっこりしました。

 

研修では、参加者の皆さんから最後に一言ずついただきました。

~学んで、今感じていること~

「今まで○○の視点はなかった」「勉強になった」「印象に残ったのは・・・」

「さっそく活かしていきたい」などなど。

 

さらに

「このように感じていて、こんなふうに皆に感謝の気持ちをもっている。」

「学んだ中で、○○のところは皆すごくできているな~と思う。」

などなど、メンバーに対しての承認の言葉が自然に飛び出します。

それを聞いて、皆もとてもうれしそう

 

私も含めて私達は、出来ていないところについ視点がいきがちになりますが

自分達の良さや頑張りを再発見できた場

ねぎらいや感謝の気持ちを改めて伝え合えた場

心から感じての言葉は聞いていてとても伝わってくる。心地良い。

 

ほっこりした気持ちで施設を後にしました。

皆さん、ありがとうございました。

 

Q) あなたが最近ほっこりしたことってどんなことがありますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「遊びごころ」

 

私の好きな言葉の一つに「遊びごころ」があります。

 

仕事で「遊びごころ」をちょこっと入れたくなる

その時々で違いますが、

ワークだったり、環境やグッズだったり、資料やテキストだったりに・・・

ほんの「ちょこっと」ね

 

そうすると、プログラムを考える時から楽しくなる

「皆がどんな反応をするのかな~?」と受講生の方に意識が向く

もちろん、私の期待どおりの反応があるとは限りません

その時の私の様子を想像すると、それも笑えます(苦笑いですが)

 

「遊びごころ」は「自分らしく」にもつながっている

 

Q)あなたの中にある「遊びごころ」を活かすとしたら・・・

何をどんなふうにやりますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

解決に向けたアプローチ

 

6月24日はコーチング塾 単発コース

島根県内でも遠方から、また県外からもご参加いただき感謝です。

 

毎回思うのですが・・・

基礎コース(全4回)は各回のテーマが決まっていて、テキストもあって

お集まりいただいていますが、

単発コースでは、今回もテーマの事前お知らせがありません。

 

よく、テーマもわからないまま皆さん来てくださるな~

最初の挨拶の時にそのことをお伝えすると、笑

「いえいえ、わからないから良かったんです。わからないから来ました!!」

・・・とのこと

 

以前は「あり得ない」と思っていたことだったのですが、

今は「それもあり!」だと、皆さんに教えていただきました。

 

先にお申込みをいただき

参加者の方のお申込み時の参加動機を読ませていただいたり

顔を浮かべたり、背景をイメージし

「今回のこの皆さんはどんなことを学びたいのだろう・・・?」

そんな空白とともに過ごします。

そして日にちが近づいてくるにつれて、少しずつテーマや流れが決まってくる。

 

どちらかの作り方が良くて、どちらかが悪いということはなく

どちらも あり!

今後はどんな流れでやっているかはわかりません・・・(笑)

 

私の体験談と結びつけての解説

そして、今回も生の事例をもとに一緒に考えたり練習をしたりしました。

少人数のコーチング塾だからできる

そんな時間を今後も皆さんとつくっていけたらうれしいです。

 

参加者の方が本来の自分の力を発揮されることで

参加者の方の周りの方が本来の自分の力を発揮していくことができる

 

そうなっていくことが私の願いでもあり、コーチング塾のミッションなのだと

あらためて感じました。

 

掲載許可のあった参加者の方の感想はこちら(単発コース)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチングで部下やメンバーにアプローチすると・・・

 

松江市内でセミナーを開催しました。

「人」や「チーム」を上手に動かすコーチング

今日のセミナーは、ちょっと違った切り口からコーチングをお伝えしました。

 

起きている出来事をどう受け取るかは人それぞれ

しかし、それによって過剰に自分にダメ出しをしたり

絶対無理と思い込んだりもします。

 

イメージがさらに次のイメージを膨らませて苦しみや恐怖や不安を作り出す。

この状態だと、解決の方向に気持ちが向かないし

解決策を考える気持ちにゆとりがなく

深く自分の中に入って考える「集中状態」がつくれません。

 

そんなときに、コーチングの「聴く」姿勢が必要だし、

相手を認める「承認」が必要だし、

他者から受けるから こその「質問」が効果的

 

コーチングができる状況にもっていくためのコーチング前段階もとても重要

時には(必要な場合)ここにたっぷり時間をかけることがあります。

状態が整うと、あとはす~っと解決に向けて自ら前に進み出すのです。

本当に答えはその人の中にあるのです。本当に・・・。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

頑張りすぎているあなたへ

 

少々頑張り過ぎていませんか?

 

そんなに抱えて頑張り過ぎてると

身体が緊張し、かたくなって、呼吸も浅くなってしまいます。

もしかしたら、あなたにとっては

少し怠けるぐらいの方がちょうど良いのかもしれません。

 

少し力をぬいて深呼吸

 

時には、自然とふれあってみたり・・・

 

時には、こんな感じてお昼寝・・・

仕事の時は、昼休憩に10分でも15分でも机で伏せて目を閉じるだけでも

 

思い切ってやめてみることは何ですか?

このぐらいできていたらOKにしようとあきらめることはありませんか?

ちゃちゃっと簡単にしてしまえることは?

「私にはできません。」と辞退することはありませんか?

 

少しはずしてみる。

高い理想(基準)を下げてみる

そうすると・・・気持ちが楽になりフットワークが軽くなる。

その時、本来のあなたの力が発揮できます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

不安や恐怖がある時

 

たとえば仕事でプレゼンをすることになった

研修をすることになった

自分にとっては大役だと思われる担当、係り、委員、リーダーを任された

 

そういう時には少なからず不安や恐怖がやってくる

 

不安や恐怖は、ポジティブよりはネガティブなイメージをつい引き起こすので

苦しくなったり緊張したり

快か不快といえば不快に感じてしまう

逃げ出したくもなる

「何で自分が・・・?」「他にも出来る人いるでしょう?」

心の中でつぶやいている

 

でもね、全く違う角度からとらえると違う視点もでてくる

やってきた不安や恐怖をなかったことにするのではなく

麻痺させて感じないようにするのでもなく

やってきた不安や恐怖を「やってきたな~」と共にいてみる

それが少しでもできると、頑丈さがちょこっと自分の中に育つ

避けずに乗り越えると、もっと頑丈さが自分の中に育つ

 

すると・・・

かつて感じていたレベルの不安や恐怖は和らいでいる

自分の器がちょっとだけ大きくなっている

その時に、メンタルがタフになっているのではないでしょうか?

 

じゃあ、それでもう二度と不安や恐怖を感じなくなるかというと

そんなこともなく、また別なものはやってくる

時には逃げたりもしながら(それもまた必要なこと)

またちょこっと共にいてみる・・・頑張って乗り越える・・・

 

そのプロセスで、

自分の器がちょっとずつ、またちょっとずつ大きくなっていく

メンタルがタフになっていく

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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