「コーチの役割って何だろう?」
職業としてのコーチのことだけではなく、あり方や向き合い方のこと
管理職の方もリーダーの方も先輩として後輩に関わる方も・・・
コーチとして他者支援をする方と一緒に考えたい大切な問い
いろいろな捉え方ができる中で、今回スポットライトを当てたのは
「その人が自由に選択できる支援をすること」
それには3つの働きかけがあるように思います。
①選択肢を増やす支援
②選択肢を広げる支援
③自由に選択できる環境(場)を作りだす
今回は①について
悩んでいる時や問題の中で苦しんでいる時は、視野が狭くなりがち
狭い箱の中で考えても解決方法が限られる。そもそもみつからない。
自分一人で考えても、なかなからちがあかない時がありませんか?
だからこそ、他の人からの質問が有効です
自分以外の人の発想や自分とは違う思考パターンでの質問により選択肢が増える
いつもの自分の部屋でいつもの道具を使うしかなかったのから
別な部屋にも行って考えてみることができる
別な道具も使えることに気づく
こういう時、リソースを引き出す質問、視点を変える質問が役立ちます
リソースは、活用できる資源のこと
活用できる・・・物、時間、金、人、経験(成功体験、失敗体験、他者事例)
「○○を活用するのはどうですか?」
「相談できる人や協力者は誰ですか?」
「前に○○をやった時の秘訣は?」・・・etc
視点を変える質問では
時間を変える、人や役割などポジションを変えて質問
「もし3ケ月でなくあと1週間しかなかったら、どのようにしますか?」
「もし、時間がたっぷりあったらどうしたい?」
「もし、○○さんだったらどんな方法をとる?」・・・etc
また、一番シリーズの質問
「一番手をつけやすいのは?」
「一番楽しいのは?」
「一番重要なのは?」 ・・・etc
次回は②選択肢を広げる支援について考えてみましょう
最後までお読みいただきありがとうございました。