「反省」は変化の原動力

 

先日、ある方と話をしている時に深く反省したことがありました。

自分の向き合い方のゆるさに腹が立つ感覚

投げやりな荒い腹立たしさではなく

静かに・・・深く・・・しみいる、自分への腹立たしさ

くやしいような腹立たしさ

 

相手の方が私に対して指摘したり、怒ったり、注意を促すことなく

会話していて、ただ私が気づいて反省した。

そんな出来事がありました。

 

話を真剣に受け止めながら聴いてくれていた、

その存在の大きさの中で

その存在の大きさの中だからこそ

私は自分自身に自ら気づくことができました。

 

その方は、私がどう感じてどう反省しているのかさえ

真剣に向き合い、評価せず、理解しようとして聴いてくれた。

そして・・・

「感じたことを正直に話してくださって、ありがとうございます。」と・・・

 

上司と部下、親と子供、コーチとクライアントとの関係でも起こりうる

反省にも様々なレベルがある

痛い分だけ人は変われるのかもしれない

深い意識で反省した分だけ行動が変わるのかもしれない

 

上司や親やコーチがどんな存在であれば相手が変化すると思いますか?

一緒に考えていきませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不満を提案に変えさせる

 

不満をこぼしてくるスタッフがいる

苦情を言ってくる部下がいる

それに振り回されている

そのような悩みを持っていませんか?

 

まずは、「自分は言ってもらえる人なんだ」ということを認めてあげて下さい

ムシされてもなく、怖くて思いが話せない存在でもありませんね

その上で・・・

不満を提案に変えさせるのにはどうしたら良いと思いますか?

 

不満をぶつけてくる人は、その裏側に熱い想いがある

良くしたいという期待や考え

もしかしたら、そのことをご本人自身も気づいていないかもしれません。

 

相手の人をやっかいな人と捉えるのではなく

仕事に対する熱い想いがある人

良くしたいという考えやアイディアがある人として認めてみてください。

 

そうすると、相手へのイメージが変わるので

あなたの感じ方や接し方も変化

 

まずは・・・思いを聞かせてくれた感謝を伝える

次に・・・「なぜ?」ではなく「どんなふうにそう思うの?」と尋ねる

考えのプロセスを引き出します。

そして・・・「例えばどうしたい?」、「どうしたらいいと思う?」

本人から代案やアイディアを引き出してみましょう

 

また、日頃からスタッフに

「気軽に提案し合える職場風土にしていこう!」

「提案や代案をぜひ聞かせてほしい!」と伝えておくのも一つです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不満を提案に変える

 

こうしてほしいな~

こんなふうに変わるといいのにな~

こうしたらもっと良くなるのにな~

そんな思いと長く同居していませんか?

 

提案するには勇気がいる、面倒くさい、反対されるのではという恐怖

自分の仕事が増えるのでは?・・・という怖れも(笑)

そうですよね。とてもよくわかります。

そんないろいろな思いがでてきますよね

そしてただ待っていると、なかなか変わらないからもどかしい

極まると怒りや苦情になっていく

 

私が最近腑に落ちた言葉

「思いや考えを伝えるのには責任が発生する。

しかし、何も言わないことにも責任が発生している。」

 

不満の気持ちを提案に変えるのはいかがでしょうか?

 

そもそも「提案」とは・・・もっと気楽なものじゃないかと思います。

思いを伝えてみるところまでが提案

結果まではコントロールできません。

 

先日ある所属グループで、かねてからの思いを提案させていただきました。

議題として今度検討していただけることに(感謝です)

私の提案内容が正しいというわけではない

それによって皆が考える機会になる

複数の人が集まればいろいろな考えがあって当然

もっと良い考えやアイディアがでるかもしれません。

 

皆が一生懸命考えて、皆が思いが話せて、それで決定したのであれば

どんな結果でも、私の案が通っても通らなくても、今と変更にならなくても

それでも提案しなかったより提案して良かったな~と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ミッションは道しるべ

 

毎日いろいろな出来事が起き

いろいろな感情がうごめき

いろいろな自分がころころ登場(笑)します。

目標を立てていても、再び迷ったり中止して別の選択をしたくなることも・・・

 

「この出来事は・・・?中止しろという意味なのかな?」

「違う選択をした方が良いのかな~?」

いろいろつぶやき、都合のいい言い訳?のようにも聞こえます

決めたはずなのにまた迷う

そんなことはありませんか?

 

ちょっと待った!!

安易に変更するのではなく

でも、かたくなに立てた目標にしがみつくのでもない

(目標は変更や中止も有りうるから)

 

迷ったときには原点に立ち戻ってみましょう。

「私のミッションって何だったっけ?」

「私はどう生きたいのか?」

「あと1年しか仕事人生がなかったらどうする?」

 

そうすると、改めてどうするかが見えてくるかもしれません。

ミッションはいつでも道しるべ

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「意志の力」を育てる

 

「意思」とは本来の自分の考えや思考

「意志」とは成し遂げようとする気持ち(あくまでも私の捉え方です。)

 

目標達成というと

「やれていないことをやる」イメージを持つ方が多いかもしれませんが

●「やれていないことをやる」のには「意志の力」が必要

●「やりすぎをほどほどに止める」のにも「意志の力」が必要

●「決めたことをやる」のにも「意志の力」が必要

 

目標達成するのにも・・・

仕事で力を発揮するのにも・・・

いろいろ関係してきます。

 

つまり・・・

本来のあなたが生きたいように生きる(意思)のに「意志の力」が必要

 

意志は育てることができます

「ちゃんと意識して」時にはやりたいことを「意志」を使って断念する

「ちゃんと意識して」時にはやりたくないけどやると良いことをやってみる

 

めんどうだけど1分でできることを一つ決めて、とにかく毎日継続する

例えば・・・

朝起きて窓を開けて深呼吸を5回する

家族全員に笑顔であいさつをする

ストレッチや体操のメニューから一つ・・・など

 

簡単に思えて、継続してやることの難しさを実感します

流れ作業的にやるのではなく、ちゃんと「今からやる!」と意識してやる

継続すること自体がトレーニングになります

 

あなたが「意志の力」を育てるとしたらどのような方法にしますか?

私もまだまだ(笑)トレーニング中

一緒に「意志の力」を育てましょう!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

今年の目標は・・・

 

あけましておめでとうございます!!

 

今年の目標ってありますか?

仕事でもプライベートでもOK

 

「今年やれたらいいな~」

「今年やりたいこと」

「今年やること!(やっていること)」

この3つ、似ているようで微妙に違いがある

 

「今年やれたらいいな~」はワクワクして楽しくイメージしやすい

モチベーションがあがるから行動できるという場合もあれば、

現実的な目標や行動につながりにくい場合もある

また、「今年やること!」はより現実的な計画とつながりやすい

しかし、無意識レベルからの決心や覚悟が要るから

本当は目標がわかっているのに目に見えない抵抗感から立てれない場合がある

 

目標が立てにくい、又はなかなか行動できないという方は

いつもはどのパターンで考えているでしょうか?

時には自分の思考パターン(癖)を変えてみるのはどうでしょうか?

 

また、各パターンであげてみて、出てきたものに違いがあるか・・・?

違いがあればあったで吟味できる

違いがなければないでそこにどんな意味があるのでしょうか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

他の人と自分を比べてしまう時・・・

 

他の人と自分を比べて焦ったり落ち込んだりしたことはありませんか?

 

「別な誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べよう」

以前はこのように自分に言い聞かせた時もありました。

自己否定する自分を感じたくなかったのでしょう。

 

しかし、本当に他の人と自分を比べちゃダメなのか?

 

他の人と自分を比べた時に起きる反応の中に

一つには優越感がある

この優越感を感じた時には、エゴが喜ぶ自分もいれば

そんなことを感じてはだめだと自分を罰する自分もいる

しかし、優越感そのものはダメなものでもない

それがモチベーションになり、また頑張ろうとするエネルギー源になる

 

他の人と自分を比べた時に起きる反応

もう一つには劣等感がある

快・不快でいえば不快な感情なので、感じたくない。

しかし、この劣等感からこんな自分は嫌だ!

だからもっとがんばらなくちゃ、あの人みたいになりたいと思う

これもまたモチベーションになる

 

ん? あれ?・・・ということは

優越感を感じても劣等感を感じてもモチベーションになるということ

感じた優越感や劣等感とどう向き合うかが大切

相手を卑下する、傷つける、自分が落ち込み過ぎるのではなく

効果的にモチベーションにしていく

 

だから別な誰かと比べてもいいし、比べなくてもいい

結果だけでなく、うまくいったこともうまくいかなかったことも含めて

自分がそのプロセスを体験したことの価値を振り返ってみましょう

 

無駄なことは一つもなかったことに気づくはず

だから・・・来年もいろんなことがあるかもしれないけれど

来年も無駄なことは一つもない

 

無駄なことは一つもないとわかっていたとしたら・・・

そして、今日という日が再びやってこないと改めて自覚したあなただったら

来年1年をどう生きていきますか?

今をどう生きたいですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

今年も1年間、ご訪問いただきありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

 

アドバイスをもらった時・・・

 

仕事の中でアドバイスをもらった時

良かった~と思う人もいれば

自分はまだまだ力がないと捉える人もいる

自分で考えたことでないからダメだなと思う・・・

 

一方で、

アドバイスをいつも求める(依存しすぎる)傾向の人もいれば

依存しすぎる自分を罰している人もいる

人によって、あるいはその時によって様々な反応がある

 

相手の話に耳を傾け、認め、質問をして引き出し

その上で添える形でアドバイスをしたとしたら・・・

つまり・・・コーチングのアプローチ

相手の反応はどのように変化するでしょうか?

 

アドバイス自体は決して悪いことではないはず

期待をするからアドバイスするし

導くためにアドバイスするし

良くしようとするからアドバイスをする

協力しようという思いがあるからアドバイスをする

 

アドバイスをもらったら、ラッキーぐらいに思って

その上で自分の考えに合わなければ聞き流してもいいし

自分の考えを相手に伝えてもいいし

良いと思えばいただいちゃっても良い

 

利用者や患者や顧客のためにどうなのか・・・?

本当は自分はどうしたいのか・・・?

それを考えてみて

自分でも考えてみて

そしたら自分で考えたことでもアドバイスだったとしても

行動に移してみてはどうでしょうか?

 

アドバイスする側に立つ時・・・アドバイスもらう側に立つ時・・・

自分を振り返ってみました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手の話を「広げるには?」「深めるには?」

 

 

12月8日のコーチング塾 単発コースでは

相手の話を「広げる」・「深める」をテーマに学びました。

 

日常使うのは自分が知っているものや使い慣れたもの

もしかしたら、そんなことすら意識することもなく会話しています。

 

でも・・・

もし、あなたのアプローチのレパートリーが増えていたら?

そして、意図的に(意識的に)質問をすることができたとしたら?

どんなことが起きますか?

 

今日はこれまで自分が使っていた領域の枠を打破!!

皆さんの力で領域を広げました。

そして、やり慣れていないものや使ったことがないものを使って練習

 

参加者の皆さんならではのレパートリーがいろいろ出てきました。

体験がつながったり

感じたことを話してくださったり

質問がでたり

それによってさらに考えを深めることができたり

お互いの中から出た言葉がお互いの中で響き合う場でした。

 

「指示・命令・教える」は即効性がある(外発的動機づけ)

そして、それが必要な場合もあります。

その上で・・・

相手の考えを広げたりしぼったり深めたり

質問をして引き出すプロセスの中で

「はっ!!」「そうか!」「そうだよな~」と様々な気づきが起こります。

これらは内発的動機づけになります。

 

「これやって」と言われてするのと、自分で「そうしよう!」とするのでは

とる行動の種類は同じだったとしても、動かすエネルギーが違う

人は感情で動くから・・・

内側からの突き動かされるエネルギーによって

モチベーションや行動のとり方や在り方が違ってくるように思います。

 

コーチング塾の場そのものが「広がる」&「深まる」場になっていました。

その場にいて、皆さんお一人お一人をながめながら

私は「ただただ幸せだな~」と感じていました。

皆さん、ありがとうございました!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

相手の力を信じるとは・・・?

 

「相手の中に答えがある」

「相手は可能性に満ちた存在」

「相手の力を信じる」

大切だと頭でわかっていても、本当にふところから信じることは案外難しいもの

 

信じられていない時に、どんな行動をとっているのでしょうか・・・?

過剰に心配をする

意識的にも無意識的にも「自分が何とかサポートしなくちゃ」と考える

そうすると、相手のことを「何とかして早く変えてあげたい」となり

つい、アドバイスという名のもとで自分の考えを押し付けたくなる

 

相手の力を本当に信じるとはどういうことなのでしょうか・・・?

目先の結果(出来る、出来ない)に一喜一憂するのではなく

出来ないこと、失敗することすらも体験の一つとして学んでいっている

そんな存在の相手だから何があっても大丈夫という・・・

根拠のない、しかしゆるぎない

そんな信頼があるのではないでしょうか?

それは、相手を丸ごと信じること

このようなことを書きながら、私自身を振り返っている今日この頃です

 

コーチ、管理職、上司、先輩、先生、親、指導する側・・・が

本当に相手の力を信じてアプローチしていくことができたら

相手自身が自分のことを信じられるようになっていく

その時に、内側からの行動、変化、変容していくスピードをあげることができる

そんなふうに思います。

 

皆さんはどのように思いますか?

言葉にするのは難しいけれど

自分なりに考えて言葉にしてみるのも理解が深まります。

 

そして、どこまで相手のことを信じられているのか・・・?

時々振り返るだけでも価値があるように思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。