解決の方向でマネジメント~相手にも・自分にも~

 

初の小倉です。

「北九州ブロック医師会様主催」の研修で講師を務めさせていただきました!!

「看護管理」がテーマですが

管理職の方もそうでない方も、看護学生の方も参加されるとのこと

1時間10分(研修)20分(質疑応答)に約200人の方がご参加くださいました。

 

これだけの多くの皆さんがお集まりになるということにまずビックリ!!

学ぶ意欲・・・すごい!

そして、「少しでも多くの人に学んでほしい」という主催者の方の想いが

開催日時、研修時間、研修スタイルとなり

それが実を結んで形になっているように感じました。

 

テーマ

~「人」や「チーム」を上手に動かすコーチング~

「解決志向でマネジメント~相手にも・自分にも~」

 

このようなテーマで研修をするのだから、

私がいつも解決志向で前向きであるかのように思われるかもしれませんが(笑)

いえいえ、そのようなことはありません。

 

今回、お話をいただいた最初の時には・・・〔秘〕

人数の多さと時間の短さの中で参加型研修ができるか?

看護管理のテーマと参加者の幅広さに対応できるか?

「ムリ~」「難しい~」と狭い箱の中でぐるぐるまわっていました

しかし、その翌日・・・

反対の方向にぐるぐる回転!!

箱から飛び出して自由に発想できるように

 

「本当に無理だろうか?」

「自分にできることは何だろう?」

「もし、出来ていたとしたら・・・どんなテーマ?・・・どんな内容?」

「この人数、この研修時間で自分らしく参加型ワークでするとしたら?」

そんな問いと共に過ごし・・・解決へ(実現!!)

 

人は簡単に「ムリ~」「難しい~」と狭い箱の中でぐるぐるするし

ちょっとしたきっかけでその箱から脱出もできるのです。

もし、そのコツを知っていたら・・・?

「解決の方向にマネジメント」相手にも・・・自分にも・・・

 

今回の研修でも「遊び心」のエッセンスを入れました。

主催者の方を研修に巻き込んだり

照明の方とコラボ

会場を明るくしたり暗くしたりしながら全員参加の体験ワーク

 

主催者の方、当日お手伝いいただいたスタッフの方々、受講者の皆様

全ての方に感謝いたします。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問されることの価値

 

「誰かから質問をされる」ということを想像すると、どんな反応が起きますか?

「何とも思わない」人もいるでしょうし

「何だろう?」と興味がわく人もあるかもしれません。

 

中には、「良い答えをださなくちゃ」

「正しい答えを言わなくちゃ」

「うまく答えられなかったらどうしよう~」

このように感じる人もあるかもしれません。

この場合、緊張したり、構えたり、質問しないでよ~と

抵抗したくなる気持ちになっちゃいますよね。

私もこれまでの体験の中から、とてもよくわかります。

 

先日、研修の最後に受講生の方から感想や質問をいただく時間をとった時のこと

ある方が、先輩(研修委員でその場にいた)に聞いてみたいことがあるとのこと

「3年目の時期にこれをしておいた方がいいよ」ということについて・・・

 

急な展開でしたので、先輩方もびっくりされたと思いますが

2名の方がそれぞれ自分の体験の中から答えて下さいました。

(ご協力ありがとうございました)

その時の受講生の皆さんがとても印象的でした。

講師の私から先輩の方に視線が移り、

とても集中して先輩のメッセージを聴いて受け止めていらっしゃいました。

 

その後、質問をしてくださった方に改めて問いかけてみました。

「今の先輩の話を聞いて・・・でもいいし、それ以外からでもいいのですが

〇〇さんご自身は、3年目の今、何をしておくと良いと思いますか?」

 

すると、先輩からの言葉も使いながら、

ちゃんと自分の考え(思い)を自分の言葉で話されました。

 

その体験から感じたことは

質問があることで、場がとても深まること

質問は講師が答えなくてはならないことはない

本人の中にも答えがあり、その場にいるメンバーの中にも答えがある

 

そして・・・

自分がした質問に、ちゃんと先輩方が一生懸命考えて言葉にしてくれた

そのことが、「自分を大切にされた」承認メッセージとなり

「感謝」と「喜び」の「あたたかみ」がその場で広がったように感じました。

 

職場の中で、上司と部下、先輩と後輩との間の質疑応答にも同様のことが言える

上司(先輩)が答えてもいいし、

周りのスタッフ(メンバー)に答えを聞いてみてもいいし(頼ってもいい)

わからなければ、一緒に調べてもいい

 

良い答え、正しい答えをみつけるだけが「質問されることの価値」なのではない

それがわかると、もう少し力を抜いて質問が受けれるようになる。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

入職3年目振り返り研修

 

病院へ入職して3年目を迎える看護師さんへ

振り返り研修をさせていただきました。

 

これまでの3年間をふり返り、頑張りや苦労を仲間とわかち合う

自分自身が頑張った自分を感じる

これからの1~3年後の自分のビジョン、目標を描き、踏み出していく

 

自分で考えたり、グループで話し合ったり

時間軸をペアで歩きながら過去や未来にタイムスリップしてみたり

いろいろなことをやっちゃいました。

 

1人ずつ話していただく場面も・・・

本当にお一人お一人が持ち味をもっていらっしゃるな~と感じます。

皆の中でマイクをもって話すのはとても勇気がいること

その勇気を超えて・・・

これもまた経験の一つで、こうしていろいろな経験を積み重ね

1段1段・・・とステップアップしていかれるのだと思います。

 

この研修、今年で7年目を迎えます。

同じ研修テーマであっても、同じ軸であっても

毎年プログラムを一旦白紙にもどして考える作業をしてきました。

この7年を振り返ると、変更や更新してきたこともありますし

自分のスキルや在り方も変化しています。

 

積み重ねや継続することの価値を再確認

そして、ここまで継続させていただけたことに感謝です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

感情と上手に向き合う

 

中四国の師長研修で講師をさせていただきました。

「メンタルタフネス~Cafe~」

カフェのようなリラックスした場で

効果的な自己理解・他者理解について学ぶ

委員の皆さんのアイディアによる環境設定に感謝です!!

 

毎日いろいろな出来事があり

いろいろな思いや葛藤を抱えながら現場で頑張っている師長さん

・感情とどう向き合っていったら良いのか

・自分の「強み・弱み」とは?そして本当に強みを活かすとは?

皆さんでアウトプットしながら学んでいきました。

 

今回の研修を迎えるにあたり、思い出した体験があります。

私がずっと以前、副看護師長をしていた時のこと

師長は会議で病棟を離れることはよくありますし

院外の仕事や研修で不在になる時、また休みの日もありますね。

そういった時は副師長が代理を務めるのですが・・・

 

師長宛てにかかってくる院内、院外からの電話対応

スタッフや医師やその他の職種の方との相談や調整

ご家族への連絡、師長の事務処理業務だけでなく

 

いろいろな出来事やインシデント、アクシデント時の対応の選択や責任

何も起きなくても起きたらどうしようという恐怖や不安

そんな目には見えない重圧から

「早く師長さん、もどってきて~」と願う気持だったこと

帰ってきてくれるとどんなにホッとしたことか

 

代理の場合は2時間、半日、1日など期限つきです。

しかし、師長は勤務に出ればいつもこの目に見えない重圧とともにいたのだな~

記憶と共にいろいろな想いや感覚がよみがえりました。

師長がいてくれるということがどんなに安心だったのか

師長という存在の大きさに改めて頭が下がります。

 

しかし、その気持ちも私自身が意識下できていない頃もありましたし

意識できていても改めて伝えてこなかったな・・・ということ

 

師長だけでなく、企業においても同様のことが言えると思います。

責任者、管理者、マネージャーなど管理職でないと味わえない

やりがいや喜びがあるかもしれませんが

それと同時に、目に見えない様ざまな葛藤や重圧を引き受けることで

部下やメンバーを守ってくれている

 

わかりやすく手ごたえとして感じられていないかもしれませんが

そんなふうに、部下やメンバーにとって

既に大きな存在なのだということを知っていてください

そして、自分の存在の大きさを受け入れてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

周りの人を巻き込む力

 

「これお願い!」・「手伝って~」・「これやって」

部下やメンバーを巻き込むのが苦手だという人は

これらの言葉を使うのにも躊躇したりするかもしれません

 

そうすると、つい自分でやってしまったり

自分で何とかしようと抱え込んだり

あるいは、やるといいのはわかっているけど先送りしてしまったり

 

こういう時に何が起きているのでしょうか?

可能性を探ってみました。

まず1つには・・・

相手もきっと忙しいだろうからと周りの人へ配慮しすぎているかもしれません

配慮は必要ですが、配慮しすぎになっていないか振り返りましょう

 

2つ目には・・・

嫌な顔をされるのではないか、断られるのではないか

自分を守ろうとする力が働いているかもしれません

だって、嫌な顔されたくないのですよね。断られたくないのですよね。

私もです。

 

3つ目には・・・

「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観を少し強くもっていませんか?

 

嫌な顔をされる自分、断られる自分にOKを出して

時には深く考えずにさらっと言って

勢いでみんなでやっちゃうのはいかがでしょうか?

 

案外、思ったほどのこともなかった

もっと早く皆に協力を呼びかければ良かった・・・ということもあるかも

 

自分の弱さを認めてオープンにして

「手伝って~」・「助けて~」と言ってみる

 

それって、

部下やメンバーの力を信じることになるんです

部下やメンバーの力を伸ばすことにもなるんです

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

メンタルをタフに育てていく

 

島根県内の施設でメンタルタフネスの研修を実施しました。

メンタルタフネスとは、心がタフなこと、頑丈なこと、丈夫なこと

 

子供が転んでもまた自分で起きてかけていく

道端のタンポポが踏まれることもあるけれど強く咲き続けていく生命力がある

これは比喩ですが・・・

転ばないようにする、踏まれないようにすることに焦点を当てるのではなく

転ぶこともあるし踏まれることもある

いろんな感情や葛藤もやってくる

その時どう向き合い、どう進んでいくのか?

 

人間の不思議についてお話しながら

感情とどう向き合っていくか、強みや弱みとどう付き合うか

体験していただきながら学びました。

 

「人はそう簡単に変わらない」

そのように感じるのもとてもよくわかります。

以前、私が学ぶ中で出会った言葉・・・

「性格はなかなか変えられなくても、意識したら行動は変えることができる」

自分自身のこれまでの体験から「本当にそうだ」と思います。

 

メンタルタフネスな自分に少しずつ育てていくことできるのです。

人は変化することができるのです。

 

自分らしく力を発揮していく道

ちょこっとでも今日の研修がヒントになっていただけたらうれしいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

秘訣は何ですか?

 

昨日はコーチの電話トレーニングがありました。

その中ででた質問の一つ

「あなたがコーチングが上達したのはどんな時?」

 

初めてコーチングを学んでからこれまでの道のりを振り返る

いつも同じスピードでスキルアップしてきたのではなく

停滞している時や何かのタイミングにぐっと上がったという時期がある

 

これはあくまでも私の場合ですが

一つは「試験を受けた時」

試験を受けた度ごとに、学んだことを振り返り、練習をつみ

フィードバックを受け、自分をふり返る・・・

そんな機会になりました。

 

上手になったから試験を受けるというより、

試験を受けるプロセスに価値があり、その工程で上達がある。

そんなふうに思います。

 

もう一つは

「人間について学んだ時。」(今も学び続けています。)

自分について理解すること。他者について理解すること。

その先に、本当に相手の話をニュートラルに耳を傾けることができるようになる

 

別なコーチからは、

「ずっとコーチをつけ続けて自分を磨いたこと

スキルそのものだけでなく、自分を磨くことがスキルアップにもつながる」

う~ん、深いです

 

大切なことを改めて再確認

今もまだずっと続いて行く道の途中です

また一歩、また一歩と進んでいきましょう

 

あなたは・・・

あなたにとって大切なスキルが上達した時はどんな時でしたか?

あなたが成長したのはどんな時でしたか?

管理職やリーダーとして力がついたのはどんな時ですか?

 

その秘訣はきっと今後にも活かせる宝物

どうぞ大切になさってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

リーダーシップ発揮のコミュニケーション

 

島根県内で研修でした。

医療・介護の現場で働く看護師、保健師、介護福祉士、介護職の方、

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーの方、

調理師、事務職の方などなど、様々な職種の方の合同研修

 

入職5年目を迎える職員の方を対象にした

「リーダーシップ発揮のコミュニケーション」

 

私が以前看護師だった5年目の時は・・・はるか昔になりますが(笑)

知識や経験も増えて慣れてきた部分も確かにありましたが

 

新たに様々な役割や係りや担当がつき、リーダーがつき

また、リーダーでなくても中堅者としてリーダーシップを発揮する

後輩に指導する場面も増えてきて・・・

5年目は5年目で大変さや難しさを感じていました。

 

コミュニケーションはリーダーシップ発揮にとても大切です。

「聴くチカラ」「伝えるチカラ」「質問のチカラ」について

ワークで体験しながら学びました。

 

言葉にするとなんだかうすっぺらになってしまいますが

最後の質問のワークの時に皆さんの様子を見ていたら・・・

「新鮮さ」と「神聖さ」をその場に感じました。

「聴く」ということと、「承認する」ベースが活かされ

「質問」のパワーを改めて感じた体験でした。

 

5年目を迎えた皆さんがコミュニケーションを学ぶことで

ご自分の持ち味を活かしつつ、リーダーシップを発揮していかれること

とてもうれしいな~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

メンタルタフに進む道

 

様々な視点で「もの事」や「出来事」を考えてみる

そうすると発見があったり、信じられない真逆の立場が理解できたりする

それは視野が広がること

認識力が高まること

 

そうすると・・・

それまでネガティブにとらえていた「もの事」や「出来事」が

違った質感や色やイメージに変化します。

 

同じ「もの事」や「出来事」でも自分の捉え方が変わることで

そこから一歩、また一歩と進んでいけます。

メンタルタフネスへの道の一つ

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

相手の可能性を広げることは自分の可能性を広げること

 

コーチング塾単発コース!!

今回は中澤コーチが担当してくださいました。

私は受講生側にまわってのサポート

 

中澤コーチは私にとって心強いパートナーです。

人として尊敬できることや、コーチとして大切にしていることなど

おそらく共通する部分があるからのご縁を感じているのですが

行動の特徴に「違い」を感じることも少なからずあります。

この違いを言葉で説明するのは難しいし、説明したとしても長くなりますが、

本当に違うんです・・・これが (笑) ◦〇◦。○

 

けれど、そこがいい

お互いに違うから補え合えるし、気づきがうまれる

おもしろいな~と思います。

 

今回はコーチング塾で大切にしている3つのこと

その一つである「人間理解」を深めるために

「行動特性診断BPA」を使って4つの行動特性について学びました。

 

初めての診断で、「あるある~!」と興味津々な人

「何回診断をしてもほぼ同じ結果が出るわ~」という人

環境や役割が変わったことにより、特定の要素が強化され

「以前と変化した」という人も

 

自分とは違う行動特性をとる人について理解することで

相手に合わせてアプローチを変えられれば

相手の効果性を高めることができます。

それは・・・同時に

自分の効果性を高めることにもつながる

そんなふうに私は思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。