比較することをやめたら・・・?

↳「ボクは・・・ボクです。」

 

あの部下は「覚えが悪い」、「動きが悪い」と部下指導に悩む

そういう時、ふと立ち止まって自分に問いかけてみましょう

「誰と比較してなのでしょうか?」

こういう時の比較相手は、理想的な人だったり優秀な人だったりしませんか?

比べている意識はなくて、ほとんど無意識的に「比較」は行われる。

 

また・・・

よその子供と自分の子供とを比較

こういう時も、比較相手はよその優秀な子供さん

それに比べてうちの子は・・・

 

誰かと自分を比べていることもありますね。

自分が下だと感じると自信がなくなったり、焦ったり

自分が上だと感じるとごう慢な自分が顔をのぞかせ

それはそれで、そういう自分が許せない。

 

人はいつもいつも何かや誰かと比較しがち

比較からは勝ち負けが生まれ

比較することで苦しみや優越感が生まれる

 

もし、ありのままの相手と向き合うことができたら

相手の存在そのものを承認し

誰とも比較することなく、そのままの相手をみる

その上で語りかける言葉があったとしたら

とても影響力があり、腹にしみわたることでしょう。

 

その時に、相手は自ら変化しようとするのではないかと思います。

 

そういう人になりたいと、そういう人でありたいと、

改めて思う今日この頃です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

4つのタイプ分けを活用:個々のスタッフに合わせたアプローチ

 

介護労働安定センターさんのお世話になり

出雲市内で、リーダー・管理職向け1日セミナーを開催しました。

 

「4つのタイプ分けを活用、個々のスタッフに合わせたアプローチ」

 

午前中は、自分のタイプ診断したうえで、4つのタイプについて学びます。

午後は、グループワークと解説

・効果的なほめ方

・効果的な叱り方

・効果的な仕事の依頼の仕方

そして、実際にロールプレイングで練習をしました。

 

グループワークにも、それぞれのタイプのカラーが満載

発表時も、「そうかもね~」とか「へぇ~」などの驚きや笑い

私自身、とても楽しく進行させていただきました。

 

今日はアイスブレイクから立って部屋の中を移動したり

ワーク上、席変えが2回

頭も手も足もフルに使っての研修となりました。

皆さん、ご協力いただきありがとうございました!!

 

尚、質問をいただきましたのでこの場で掲載させていただきます。

Q)各タイプのバランスがとれている職場の方が良いですか?

大澤の個人的な見解ですが

A)バランスが取れている方が良いとも言えるし、そうとも限らない

 バランスがとれていることでお互いの個性が活かせる可能性は広がります。

 しかし、違いがあれば衝突もおきる可能性も・・・

 

 職種によって特定のタイプが多いという場合もあります。

 そういう職業は持ち味を発揮していることになりますし、少ないタイプの方は

 ちょうど良い刺激剤になったり潤滑剤になったりされているかもしれません。

 

 大切なのは、「バランスがとれている」vs「とれていない」というより

 「自分を理解し、効果的に力を発揮しようとしていること」であったり

 「他者との違いをお互いに理解し合って共働しているか」

 そんなふうに私は思います。

 

私自身も今回研修をさせていただいたことで

自分のタイプの強みを改めて確認したと同時に

自分のタイプの弱みから無意識的にとっていた行動に気づくことがありました。

 

性格はそう簡単に変わらなくても

自分の傾向を知ることで、意識すれば行動は変えられます。

ちょっとずつでいい、一緒にやっていきましょう!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ベテラン・中堅スタッフとのかかわり方

「主任看護師」日総研出版 2017年9.10月号が発行されました。

この中で記事を書かせていただいています。

「周囲へ良い影響を与える関係になる

ベテラン・中堅スタッフとのかかわり方」

 

私が看護師をしていた時の体験談を主軸に書かせていただきました。

変化のきっかけになった、コーチングやタイプ別アプローチ、

アサーションの考え方

 

それはどのようなものなのか

どのように自分の考え方や行動が変化したのか

それによって相手とどのような関係の変化が起こったのか

 

あの人がこうだから・・・・他者がダメ・・・の考え方から

自分が見方や行動が変わることで他者との関係が変わる

性格はなかなか変わななくても行動は意識したら変えることができる

それを実感した出来事・・・など書かせていただきました。

 

相手を自分の価値基準で勝手に判断して

「こんな人」だと思い込んで自分でイメージをつくってしまいがち

ありのままの相手を見て、本当の相手を理解していけるといいなと思います。

 

ご自身で雑誌をとっていない方も、

部署や施設で見かけたら、ちらっと見ていただけると嬉しいです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

入職5年目の方への研修

出雲ドームがすぐそこ

ドームの敷地内にある施設で、入職5年目の職員の方への研修

「リーダーシップ発揮のためのコミュニケーション」

看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、事務職、栄養士さんなどなど

様々な職種の方が一緒に学ばれました。

 

私は、1日研修の午後を担当

担当の看護部長さんと話し合い、スタート前に急きょシャッフルして席替えを…

午後、新たな新鮮さと緊張感からのスタートとなりましたが

 

すぐにアイスブレイクやロールプレイングで打ち解け

心地良くもあり、はつらつとした場ができていきました。

 

とても真剣に話を聴いてくださり、うなづいてくださり

笑いあり、そしてワークではたっぷり語ってくださっていました。

そのような皆さんの様子が微笑ましく・・・にっこりみつめる私

 

皆さん、ご協力ありがとうございました!

研修お疲れ様でした!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

管理者の方へグループコーチング

打ち合わせ→ 研修1回目→ 研修2回目→ 管理者へのグループコーチング

この流れで、7月、8月と施設内で職員の方々へコミュニケーション研修を実施後

各部署の管理者の方へグループコーチングをさせていただきました。

 

皆さんの部署のウリや頑張っている所

自分自身の強みや頑張っている所

お互いの強みや持ち味

今後のビジョンやそれに向けてやっていくことなど

たくさん聴かせていただきました。

 

相手を変えようとして無理に聞き出すことをせず

自分の価値観や先入観を一旦手放し

お一人お一人の存在を承認するスポンサーシップの在り方で

話に集中していくことが出来た時・・・

 

皆さんが胸の奥につかえていた本当に話したいことを話してくださり

質問の答えを自ら見つけてくださり

こちらが指摘をしなくても、自分の課題に自ら気づく

その場に必要なことが自然と起きる流れができる

 

「コーチングとは・・・」について、私自身が改めて考える機会になりました。

皆さん、ありがとうございました。

涙あり、笑いあり・・・

管理者の皆さんの素敵な笑顔に見送られて、施設を後にしました。

皆さん、ありがとうございました!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

部下や後輩にもっと成長してほしい

人によって成長のスピードも個性も違う、時間が必要

わかっているのだけれど・・・

 

成長してほしいと願う愛情から

相手に良くなってほしいと思うから

どうにかして相手を変えなくちゃと思う

 

この気持ちが強くなればなるほど、高い理想と現状とのギャップは大きくなり

指導時に苛立ちが出てしまいます。

子供の宿題を見るお母さんにも部下指導にも共通したところがありませんか?

 

ある管理職の方とセッションでお話をしていて

自分にもあるな~と振り返りました。

 

そして、「感情的になったらダメ!」「怒ってはダメ!」という価値観があると

感情的になる人を受け入れられなかったり、感情的に怒る自分も許せないはず

苛立ちをおさえてなかったことにして指導する

 

子供が小学校の頃、宿題をみていた時のことです。

繰り返し説明しても分かってもらえず、つい感情的になった時がありました。

その時の自分があまりに嫌で、そういう自分をなかったことにしてしまった。

封印するということは、ふたをして持ち歩いていたということになります。

 

苛立つことがなくなったかというとそうではなく

あふれると漏れてしまうこともありますよね(笑)

ニュキっと地上に出そうになるとまた封じ込め

できるだけ感じないように、気づかないふりをして

逆に大きく成長させてきていたことになるかもしれません💦

 

かつての自分(認めたくない自分)に再開して向き合った時

なんだか懐かしさがこみ上げてきました。

ずっと苛立つ自分、キレル自分を避けてきたな~

そして、苛立った自分を認めて受け入れた時

苛立つ出来事はまたあるかもしれないしないかもしれないし

それさえもあまり気にならなくなるような気持ちになりました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

Q&A 相手が未来をイメージできない場合はどうしたら良いでしょうか?

コーチング塾の数日後にメールで質問をいただきましたので紹介します。

「職場で使った時に相手がイメージできなくて沈黙が続いてしまった場合は

 どのように対処したら良いでしょうか?

(以前、このような状況になってしまったことがあったので)」

 

皆さんはどうしたら良いと思いますか?

 

*~~~~~~~*~~~~~~~*~~~~~~~*

 

これはあくまでも私の考えですが

まずは沈黙が、イメージできないことからの沈黙なのか、

質問の意図が分からないことからの沈黙なのか、

深く考えているからこその沈黙なのか・・・を確認する必要があります。

 

①質問の意図が伝わっていなければ、再度伝え

②考えているための沈黙ならば、効果的な沈黙なので待ちます。

 

そして・・・

③イメージできないことからの沈黙であれば、

無理にその質問を続けなくても良いのでは・・・。

別な質問やアプローチに切り替えましょう。

 

フューチャーペーシングはビジョンを明確にする会話の一つで

達成している未来(1年後や3年後など)がどうなっているかを

その場に行ったかのように会話して相手から引き出します。

 

インパクトがあり、ビジョンが明確になるだけでなく

モチベーションが上がったり、気づきがあったり、

アイディアが浮かんできたりもします。

 

しかし・・・たくさんあるアプローチの中の一つであり

使わねばならないものではありません。

全ての人に、全てのテーマで、全ての場合に、効果的とは限りません。

大切なのは相手に合わせたアプローチ

 

人は一人一人個性が違いますので

中には未来をイメージするのが苦手な方もいらっしゃるでしょう。

効果的なアプローチでもその人には効果的でない場合もあります。

その場合は「別の質問に変えますね。」と切り替えましょう。

 

また、「別の質問に変えた方が良いですか?」と相手に聞いてみるのも一つ。

迷った時は、どうしてほしいかを相手に尋ねてみましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチング塾「うまくいっている未来の自分になる」アプローチ

 

8月19日(土)はコーチング塾のステップアップコース(単発)開催

ビジョンを明確にするアプローチの中の

フューチャーペーシング(うまくいっている未来にペーシングする)

をテーマに、皆で学び、体験をし、練習をしました。

 

「もし達成していたら・・・3年後は・・・?」

五感に働きかけ、うまくいっている未来の自分をリアルに体験したり

モデルを活用した質問などなど

 

参加者の方にクライアント役をお願いして

日頃、企業研修ではやらない「デモ」にも挑戦

やってみないとどうなるかわからないところもあり勇気がいりますが

参加者の方から「デモを見ることで理解が深まった」という言葉をいただき

やって良かった ◦ 。○

 

教科書や本だけでは学べないことが体験を通して学べる場

そんな場にコーチング塾がなっていたらうれしいです。

参加者の方からいただいた感想の一部を掲載しています。

 

次回は12月2日(土)13時~16時開催!!

この回の講師は、中澤博之コーチです。

私は受講生として皆様の中に入らせていただき

一緒に考えたりロールプレイングをさせていただきます。

 

今後もいろいろなやり方、企画ありでやっていこうと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

部下育成:クライアントさんと一緒に発見しました!

先日のクライアントさんとのセッション

ご厚意で記事掲載させていただきます。

ある部下についてのアプローチがテーマでした。

既にご自分でも様々な視点でアプローチを考えて実践途中

なかなかうまくいかないとのことです。

 

Co「今そのアプローチ、どのくらい進みましたか?」

Cl「30%」

(思うようにいかないとのことですが、あと70%も可能性が残されています)

Co「40%になっていたとしたら・・・?」「次の一手は?」

この質問で急にトーンがあがり、私が口を挟む必要もなく話し始めました。

そのことをフィードバック

 

今まで部下育成がうまく行かないことは問題でストレスになっていました。

けれど、その逆の面を一緒に見ていきました。

 

実は・・・

・部下育成が好きなんだな~ということ

・部下育成が自分のミッションの一つにあるのだな~ということ

・悩める部下がいてくれることで、

今、ものすごく部下育成の腕に磨きがかけられている最中であること

 

これを頭で理解するだけでなく、このことが腑に落ちることが必要!!

 

問題の面だけをみているとストレスばかり大きいですが、

その裏にかくれている意味や価値や理解が深まると

相手や今起きている出来事の捉え方が変わります。

 

捉え方が変わるとアプローチの仕方が変わります。

たとえ同じ言葉をかけたとしても、相手への伝わり方が違ってきます。

自分の捉え方が変わることで部下が変化する確率を上げることができる。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

介護施設でのコミュニケーション研修

 

ここのところ、3週連続で介護施設での研修が入っていました。

皆さんが、パワフルに楽しそうにロールプレイングをやってくださるのに

いつも助けられています。

 

看護協会や病院、医療の現場での研修

また、介護部門でも地域で開催される管理職やリーダー研修は

1日研修や半日研修で夕方までに終了するという形でさせていただくのですが

 

個々の介護施設内での研修の場合

夕方17:30スタート! とか 18:30スタート!

研修時間は1時間半を1回 又は 2回シリーズで学びます。

 

経験させていただいて改めて感じるのは・・・

どちらが良い悪いはないのだということ

施設や受講者の方にとって一番ベストな学び方や内容がそこにはあるからです。

価値判断をすることなく相手(受講生や施設)を理解し受け入れて

その中で自分にできるベストを尽くしていきます。

 

1時間半の研修を作っていくのもまた難しい

あれもやりたい、これも伝えたいという私のエゴを断ち切らねばなりません。

そうして絞り込んだものをわかりやすくお伝えするには

どうしたら良いのでしょうか・・・?

きっとそれが今の私の宿題なのですね。

 

1日研修も半日研修も1時間半の研修も、どれも違って等しく尊い

まずは違いを受け入れ、味わい、楽しみながらやっていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。