相手にどう関わってほしいのかをリクエストしてみる

 

「何も言わなくてもわかるでしょ!」

・・・と言いたいところですが

それは自分にとっての当たり前で、相手にとっての当たり前ではない

 

自分の感覚や感じ方があまりにも当たり前になりすぎると

人は無意識的になります。

「察してくれるはず」「当然そうでしょ。」

それらが自分の思い込みであることにすら気づきません。

 

すると、相手がそのように接してくれない時には腹が立ち、

ああ、やっちゃった・・・と反省(⤵)・・・私のことです(笑)

 

人は皆感じ方が違います

同じ人でも、そのつど状況により気持ちは変化します

その時、自分にどう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つですね

 

「すごい!って褒めて。私は褒められて育つタイプなの」

娘は、褒めてほしい時に私にリクエストします。

YouメッセージでもOK…とってつけたようでも…OKだそうです

 

ある時は、「ねぇ、頑張ってって言って。そしたら私頑張れるから」

「頑張ってね」じゃなく、「頑張っているね」の方が良いのでは?…と尋ねても

そうじゃないそうです

実生活や現場では、教科書どおりではないことがたくさんありますね。

 

ある出来事に感情がかき乱された時がありました。

残念な気持ちや悔しい気持ち、手放したい気持ち、でもやりたい気持ち

 

今度は私が夫にリクエスト

「今から私が話すことに対して、いっさい否定することなく聞いてもらえる?

アドバイスはいらないから、そうなんだねってただ聴くだけでいいから」

 

そのように聴いてもらえた時に、私の中の何かが溶けて消えてなくなる感覚

とても気持ちが楽になりました。満たされました。救われました。

傾聴してほしい時に傾聴してもらえると、こんなふうになるのですね。

改めて傾聴の大切さを深く理解できました。

 

自分が今どう関わってほしいのかをリクエストしてみるのも一つです。

家族だけでなく、職場でも上司や同僚に応用できる場面はたくさんあります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「あら、そうなのね。」をやってみる

 

「あら、そうなのね」

そんなふうに過ごしてみたいと思った。

 

日々、色々な出来事がやってくる

良いこともやってくるけど、残念なことや心配なこともやってくる

そんな色々なことを受け入れていこう

 

先日、感情に振り回される出来事が起こりました。

やろうと思っていたことを中止せざるを得ない状況になり、中止を決断

その後、今度は実行が可能な状況に・・・

 

このまま中止しようとも思いました。

実行は勇気が必要。大変。めんどう。

一度中止をお伝えしたのを再度ひっくり返すのはどうかと思う。

そこまで頑張らなくても良いのでは?

 

一方で、中止するのは残念。

せっかくの機会を逃してしまう。

実行も中止も、どちらも一理あるから迷うのだ~

 

その時、思ったのです

「私はどう生きたいのだろう?」

 

その時、思い出せたのです。

「あら、そうなのね」

 

もし、そんな生き方をしている私だったらどんな選択をするだろうか?

「やる!」

迷いはなくなり、答えが明確になりました。

 

それだけでなく、

どのように自分が対応してどのような段取りを取るのかも見えてきました。

 

↓ 結果

無事に実行して終わりました。

やって良かった!やれて良かった!

後悔のない選択ができたことに感謝。

 

「あら、そうなのね。」

その言葉を思い出すと、大らかな気持ちになります。

毎朝、思い出すのを習慣にすると、大らかな気持ちで1日をスタートできます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

リーダーシップを発揮する道

 

リーダーシップは、様々な捉え方ができます。

リーダーの役についた時に・・・
皆を上手に巻き込み目標達成に導く、目標管理の実践面でのリーダーシップ

リーダーの役に関わらず・・・
メンバーに良い影響を与えて目標達成に導く、存在としてのリーダーシップ

また、こんな捉え方も・・・
自分の中で起きる様々な思考や感情を客観視し、
主体的に選択して自らを目標達成に導く、自分の内面を統制するリーダーシップ

どれか一つだけでもなく
リーダーは、これら全てのリーダーシップが発揮できるとさらに影響力⤴⤴
リーダーでなくても、目標管理やリーダーへの理解があるとさらに貢献度⤴⤴

そして、もし、内面のリーダーシップが発揮できれば・・・
誰もが本来の自分のなりたい状態や手に入れたい目標達成に向かって進みだす
そんなあなたはさらに魅力⤴⤴

私はまだまだ(笑)道の途上です。
日々自分を振り返りながら、少しずつでも進んでいきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

不安との上手な付き合い方~その③

 

不安がやってきた時、

よくやりがちなのは、その不安をダメなものだと決めつけ

何とか無くそうとしてしまうこと

 

けれど、無くそう無くそうとするとよけいに焦点が当たり

そのことを考えずにはいられなくなります。

思い込みや妄想を過剰に大きくしていまいます。

 

不安を無くすのをあきらめてみる!

これもまた一つの付き合い方です。

 

何とかしようとジタバタするのをやめて

不安を悪いものだと決めつけず、不安があるという状態を認めて

ただただ、静かに不安と一緒に居てみる

 

すると、不安をちゃんと体験する(味わう・消化する)ことができ

不安が少しずつ溶けていく・・・

静かに落ち着いて内省することで、何かしらの気づきがある場合もあります。

視野が広がる・視点が変わることによっても不安は変化します。

 

不安との上手な付き合い方~その①

不安との上手な付き合い方~その② とはまた違う付き合い方ですが

その時のご自分に合ったやり方や他のやり方で上手くいかない時は

不安を無くそうとするのをあきらめてみるのも一つです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不安との上手な付き合い方~その②

 

不安になる時には、不安になることで自分の安全を守ろうとしている時でもある

不安さんは、何を恐れているのだろう?

不安さんの願いは何なのだろう?

ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

 

さんづけでもいい、ちゃんづけでもいい、ニックネームでもいい

自分が感じているネガティブな感情に名前をつけて尋ねてみませんか?

すると、他人事のように客観視しやすくなります。

不安という感情に巻き込まれてしまっている状態(アソシエート)から

↓ 不安という感情の外に出て

外から不安という感情を眺める状態(ディソシエート)に・・・

 

感情に巻き込まれている最中はどうしたら良いのかわからなかったことが

巻き込まれていない状態の本来の自分に立っことで

冷静に客観的に広い視野で考えられるようになります。

 

もし、あなたが冷静で客観的で広い視野になったとしたら

どのように考え、どのような選択をするのでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

不安との上手な付き合い方~その①

 

不安が襲ってくる時は、ドキドキして頭が真っ白になって

そのことばかり考えてしまい、他のことが考えられなくなってしまいます。

そのような苦しさは、とてもよくわかります。

私もたくさんそのような経験があるからです。

 

ですが、不安といってもいろいろな状況でのいろいろな不安があります。

過剰に不安がっている時ありませんか?

実は、そういう時に、適切に不安がられるように調整することもできるのです。

 

ある日、仕事でうっかりミスをしてしまったかもしれないと

不安な気持ちを打ち明けられたことがありました。

 

状況を確認すると、うっかりをしたかもしれないし、していないかもしれない

ちゃんとやって帰ったかが自信がなくて心配という状況

本人にとっては一大事です。とても心配そう。

おそらく、ずっとずっとそのことが頭から離れない様子

夜も眠れなくなるのではないかと想像してしまうぐらいの心配っぷりです。

 

一緒にその状況でどうすべきなのかを考えてみました。

今はもう職場の入っているビル自体が閉館していて、確認に入ることは不可能。

それは・・・逆に安全ということでもあるかもね?

 

次の日の勤務は休みとのことなので

休みでも早めに職場に確認に出向くのかを尋ねると

何かあったら電話があるはずで、その時には職場に出向くとのこと

そうなんだ、自分の中に答えがちゃんとあるではないですか。

 

「じゃあ、今からずっと心配して嘆き続けることは必要ないかもね。」

そのように声をかけると、結局、本人の中から結論がでました。

「明日の9時15分から10時の間に心配することにしよう」

じゃあ、心配は一旦これで「はい、おしまい!」

それから、落ち着きを取り戻しました。

 

過剰に不安をつのらせてしまっている時はないですか?

そういう時は適切に不安がりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

魅力ある職場とはどのような職場でしょうか?

 

あなたにとって魅力ある職場とはどのような職場でしょうか?

「魅力」といっても、どこに価値を持っているかで

人により答えは違うでしょう。

 

客観的に見るために、以下の項目について数値化してみるのも一つです

・環境

・仕事の内容や成果

・人間関係

・お金

・勤務時間

・遊び、レクリエーション

・教育体制

・その他(あれば項目を記入)

 

各項目が10点の状態はどのような状態なのか・・・?

今の現状は何点なのか・・・?

5点なら5点の内訳、3点なら3点の内訳について・・・?

(良いところやできているところを明確にする)

つけてみてどのようなことに気づいたのか・・・?

その上で、点数を上げるためにできることは何かを考える

実行へ・・・

 

ポイントは2つあります

一人で何とかしようとしないで、誰かと話題にして話してみるのも一つ

コーチとそれをテーマに話すのも良いでしょう

現場の皆で話し合うというのも効果的

そのプロセスでビジョンが共有できます

お互いの気持ちや考えを知り理解が深まるチャンス

皆の知恵は頼りになります

 

そしてもう一つのポイントは

出来ないことに焦点を当てるのではなく、出来ることに焦点を当てること

愚痴を言ったりなげいたり他者や職場を責めても良くはなりません

 

自分や自分達に「ちょっとでも出来ること」は何でしょうか?

変えられるところはどこでしょうか?

やれたらいいなと思うことは何でしょうか?

やめることは何でしょうか?

 

いきなり満点を目指さなくてもいい

1点でも2点でも上げるために、自分(達)がやれることを考えてみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

セルフコーチング&コーチング

 

松江と大田の2会場でコーチングの研修をさせていただきました!

 

~感情と上手に付き合い「ありたい状態」に導く~

(セルフ)コーチング

 

午前中が自分に活かすセルフコーチング

午後が他者に活かすコーチング

 

質問の種類を知って自分や他者に質問をするだけではなく

感情と上手に付き合うことが必要です。

 

感情に巻き込まれて振り回された状態の自分が自分に質問をしても、

なかなか気づきやひらめきは得られません。

また、他者へ質問をしたとしても、相手に深く届きませんから

相手も気づきやひらめきが得られにくくなります。

 

感情を理解し、人間を理解し、感情と上手につきあいましょう

その自分が質問を活用することで、効果がぐんと上がります。

そして、自分をありたい状態に導きましょう

まわりの人をありたい状態へ導く支援に役立てましょう。

 

それが、本来の自分らしく、持ち味を発揮していく道です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

職場の居心地を良くするために・・・

 

「職場の居心地の良さ」は「人間関係」の影響を大きく受けます。

「人間関係の心地良さ」は「コミュニケーションの量&質」と関係します。

 

①コミュニケーションの量を増やすにはどうしたら良いでしょうか?

②コミュニケーションの質を高めるためにはどうしたら良いでしょうか?

結果は繋がると思いますが、量と質に分けて考えてみるのも一つです。

 

①コミュニケーションの量を増やすために

<環境を整える>

コミュニケーションがとれるスペースにテーブルや椅子を設置

コミュニケーションスペースを新たにつくる。

既存のコミュニケーションスペースの場合でも、

観葉植物を置く、飲み物を充実させる。

テーブルクロスをかける、棚を買って整理整頓するなど

交流の場を心地良くすることでコミュニケーションを増やすことができます。

 

<イベント>

施設内のイベントに皆を誘って参加してみるのも一つ

誰かが楽しんで参加しようとする姿勢があると、周りの人達も楽しくなります。

部署内でイベントを企画するのも一つです。

 

イベントと言っても、食事会や飲み会、歓迎会や送別会、忘年会だけではなく

職員の誕生日の日に、皆でおめでとうと言ってさしあげることもイベントです。

拍手でお祝いするのでもあり、歌をうたうのもあり、ミニ花束を渡すのもあり

 

毎日、「1回以上は誰かに感謝を伝える」取り組みをするもイベントですね。

 

②コミュニケーションの質を高めるために

アサーションやコーチングの研修を受講する

職場の誰か1~3人に研修を受けてきてもらうというのもありですが、

可能な場合は、施設や部署に講師を招いて皆で研修を受けるとより効果的です。

また、同じ研修を複数回企画し、全員参加を目指すのもお勧めです。

 

ある病院では、5年計画で職員の方全員の受講を目指された施設がありました。

施設全体の規模でなくても、部署単位にすると・・・

もう少し気楽に全員参加の企画ができるかもしれません。

 

あなたの職場の居心地を今よりさらに良くするために

施設や部署でできそうな取り組みはどんなことがありますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

年上スタッフと若手スタッフ

 

ある日、コーチング研修を終えた後

何人かの受講生の方が相談に来てくださり、順番待ちの列ができていました。

年上スタッフとのコミュニケーションについてお悩みの方、

部下や後輩指導にお悩みの方もいらっしゃいました。

 

ある方の順番になった時に

「さっきの前の方と先生とのやりとりをお聞きして

先輩は先輩で後輩指導に悩んでいるということがわかりました。」

軽やかにおっしゃったのが印象的でした。

それがわかっただけで、肩の荷の重さが軽くなられたようでした。

 

・年上スタッフへの接し方が難しい

・若手スタッフへの指導が難しい

どちらについても悩みの声を聞きます。

そして、私が看護師だった時もどちらも経験があります。

 

もし、年上スタッフを苦手とする若手スタッフが

その先輩達が、後輩指導について難しいと感じているのを知っていたら?

そして、コーチングを学びに来ていることを知っていたら?

 

もし、若手スタッフに指導しても響かないと嘆いている年上のスタッフが

その後輩達が、コミュニケーションに苦手意識をもっているのを知っていたら?

そして、コーチングを学びに来ていることを知っていたら?

 

どうなるのでしょうか?

 

相手の苦労や気持ちはなかなか見えないところ

お互いに分かり合えるといいのにな~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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