日頃は隠れているもう一人の自分

 

 

今年も1年を振り返るといろいろなことがありました。

嬉しい出来事もありましたし、苦しい状況の時もありました。

 

不思議に思えるかもしれませんが、

本当は自分はどちらをより得たいのだろうと思うことがあります。

あなたはそのように思うことが、これまでに少しだけでもありませんか?

 

嬉しいことはいつでもやってきてほしいと思うのは自然であたり前

けれど、私は苦しい状況が実は意外に好きなのかな?・・・と

そんなの嫌だけど、好きな自分がどこかにいる

その気持ちをもった自分は、普段は隠れているから気づかないけど

 

苦しい状況の中でちょっとずつでも進んでいって、そこから抜け出た時

ちょっとまた強くなれたかなと思うのです。

そして、あ~良かったなとほっとします。

苦しさが強ければ強いほど、抜け出た時の喜びや達成感は強いでしょう。

その価値や意味やあじを知っている自分が隠れたところにいるようです。

 

あなたはそんな自分の存在に気づいていますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

組織やチームの中でリーダーシップを発揮する時に必要なのは・・・

 

「個」にアプローチすることと、「全体」にアプローチすること

 

「個」へのアプローチは・・・

ちゃんと目の前のその人の話を聴く

仮に、自分とは違う考え方や行動をとる人だったとしても

まずは、ジャッジせずにその人の話に耳を傾ける

その人の強みや良いところに着目して認めていく

その人にとって必要な気づきや答えが得られるように質問を活用する  …など

 

組織やチームの中でリーダーシップを発揮する時に必要になってくるのは

これだけだはダメで、さらに集団やチーム全体へのアプローチが必要

 

全体へのアプローチは・・・

ちゃんと皆の意見を聴くこと

発言力がある人だけでなく、なかなか意見を言えない人にも配慮して

誰もが話せる場づくりがとても重要

少数派の意見も多数派の意見も、等しく大切に扱う

 

また、個人の強みだけでなく組織や部署、チーム全体の強みをキャッチ

「私たちの部署は・・・(ここ)が強みですよね」

「私たちのチームは、今、ここ頑張っているよね」

「私たちの強みは何だと思う?」皆に尋ねるのも一つ

 

そして、その集団を良い方向に導く質問をしましょう。

「私達は、このチームを1年後どんなチームにしていきたい?」

「私達が大切にしているものは何かな?」

「今、私達に必要なのは何かな?」  …など

 

あなたの部署でできる、皆の意見を聴く場はどんな場を作りたいですか?

あなたのチームや部署の強みは何ですか?

あなたのチームや部署で、問いかけてみたい質問はどんな質問ですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

目標達成と反対勢力

 

やりたいことがあるけれど、なかなか達成できない

目標やビジョンはあるけれど、なかなかそのための行動ができない

行動リストにあげていても、つい後回しにする、やることを忘れてしまう…など

 

このような場合、頭(意識)ではやりたいと思っていても

身体(無意識)の反対勢力が働いているかもしれません。

 

本当は、目標達成することを危険だと捉えている

目標達成することで何かを恐れている

奥底にそういう自分がいないか探ってみましょう。

 

例えば、目標を達成したら・・・

忙しくなって自分の自由な時間がなくなると思い込んでいる

家族と過ごす時間が少なくなるのを恐れている

その人によりオリジナルな様々な思いが隠れている

そんな思いをちゃんと掘り起こして気づいてあげる

 

そして、それ本当?100%事実なの?問いかけてみると

いえいえ、ちゃんと仕事をコントロールすれば

自分の時間もとれるし、家族と過ごす時間も確保できる

そうすると勝手に自分が無意識的に危険だと思い込んでいたことに気づきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問の効果

 

本日から、オンライン読書会の3クールめがスタートします!

 

教材の本は「コーチングハンドブック」山崎啓支 著

「コーチングのやり方」を知るためだけの本ではなく、

「コーチングを使えるようになる秘訣を学ぶ」ための本

コーチングのセンスを磨くこと、つまりセンスを開花させる方向で学びます。

 

今回取り扱う第1章は「質問の効果」

なぜ質問が効果的なのか?

質問を受けた時に、人間にどのようなことが起きるのか?

本質を深く理解することで、コーチングをシンプルに理解しやすくなります。

 

昨日、ある人に話を聞いてもらいました。

つまり、私がクライアントでその方がコーチ役

昨日の段階では、腑に落ちるところまでの気づきには至らなかったけれど

傾聴してくださり、いろいろな角度から質問をしてくださり

それによって、私の中で焦点がより強く当たり、空白が大きくなり

無意識的にずっとその答えを探していたのだと思います。

おそらく、夜寝ながらも・・・

 

今朝、昨日のセッションについて思いをはせていた時に・・・

体感レベルでの気づきが起きました。

腑に落ちる理解が得られたのです。

 

本に書いてある質問の効果を実体験で学んだかのよう。

さらに、コーチングの哲学「答えはその人の中にある」ということも

質問を受けて焦点が当たり、空白ができると

本当に自分の中から答えがみつかるのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

自分のエネルギーを高める

 

自分の状態を良い状態に整えておくことはとても大切だと感じます。

そういう私自身も、高い時もあれば低い時もあり

高めたいな~と思えば思うほど高まらなかったり(笑)

いろいろな時があります。

 

自分の状態を少しでも良い状態に保つことは、自分に心の余裕を作り出す

すると、その心の余裕が集中力となります。

そして、仕事の成果や質につながり

コーチングやそれ以外の対話の時のひらめきにもなります

それ以外にも、自然とやさしくなれる・・・etc

 

11月のコーチング塾 単発コースは中澤博之コーチが担当します。

「レジリエンス ~しなやかなメンタルで良い状態をキープしよう!~」

11月20日(日)13:30~16:30 Zoomオンラインでの開催です。

参加費 5,000円(初回) 2回め以降 4,000円

 

一緒に学びませんか?

コーチング塾の詳細はこちらから

参加される方はコーチング塾のページのフォーマットからお申込み下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

その人が自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

「その人が自由に選択できる支援をする」

それには3つの働きかけがある

①選択肢を増やす支援(①について書いた記事はこちら

②選択肢を広げる支援(②について書いた記事はこちら

③自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

今回は③の自由に選択できる環境(場)を作り出すことについて書いてみます。

自由に選択できる環境(場)が形成できなければ

選択肢を増やしたり広げる技術があっても効果は発揮できません

①や②と同じぐらいに…もしかしたらそれ以上に大切なことかもしれません

 

この人になら本当のことが話せる

意識レベルだけでなく無意識レベルまでの安全・安心や信頼感が必要です

どのようにしたらそのような環境(場)が築けるのでしょうか?

 

ジャッジせずに相手のことをあるがままに見る

どちらを選んでも大丈夫という心からの承認

自分のこうした方が良いという価値観やエゴは一旦置いておき

相手の本当の気持ちを尊重して問いかける

 

その時に、相手の人は自分の深いところにある自分の声を聞こうとする

本当の気持ちを自分自身に問いかけることができる

研ぎ澄まされた空気の中で集中して考える

そうすることで本当に自由な選択ができるように思います。

 

どのようにしたらそのような環境(場)を築くことができるのか…?

この空白をこれからも大切に持っていようと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

自由に選択できる支援をする~選択肢を広げる~

 

「その人が自由に選択できる支援をする」

それには3つの働きかけがある

①選択肢を増やす支援(①について書いた記事はこちら

②選択肢を広げる支援

③自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

今回は②選択肢を広げる支援について書いてみます。

選択肢を増やすと広げるはどう違うの…?と思われるかもしれませんが

私の中では微妙に違う

 

「無理だ~」と思っていたけれど

話しているうちに「もしかして出来るかも?」と思えるようになった

或いは、「絶対に無理!」だと思っていたけど

「無理でもなかったことに気づいた」

そのような体験はありませんか?

 

自分で自分の可能性の境界線を決めつけているのですよね。

その境界線を越えることは、時には恐怖を伴います

他にも、不安になったりおっくうになったりもね

 

自分の領域を広げる時というのは決して楽しいだけではない

勇気も必要だから・・・

そういう時、丸ごとその人を理解しよう

そして、丸ごと認めよう

 

境界線を越え(広げ)ようとしていることに気づかせてあげよう

そして・・・視点が変わり、視野が広がり、捉え方が変わると

びっくりするぐらい急に身体が軽やかに感じるようになるのを知っていますか?

 

次回は、③自由に選択できる環境(場)を作りだすことについて

 

最後までお読みいただきありがとうどざいました。

 

 

 

もし、負の感情と上手に付き合えたら・・・?

 

「負の感情との上手な付き合い方とスタッフ・学生への支援の仕方」日総研出版

録画セミナー(約3時間)が9月26日から配信スタートします(約2週間)。

 

負の感情と上手に付き合えていない状態はどのような状態でしょうか?

負の感情に完全にのみ込まれている状態とも言えますね。

その時には、自分が負の感情に呑み込まれていると気づくこともなく

 

恐怖や不安や緊張から前向きな発想ができなくなる

本来の自分らしい行動がとれなくなる

怒りを爆発させてしまい、他者を傷つける

それによって、本当は自分をも傷つけてしまう

また、悲しみすぎて何日も引きずりすぎ、何も手につかなくなる

 

そのような経験はありませんか?

私は全て経験があります

だからこそ、どのようにしたら感情とうまく付き合えるのかという問いを持ち

その空白を埋めるべく、探求し、学び、実践してきました。

 

もし、あなたが上手に感情と付き合えるようになっていたとしたら

どんなあなたになっていますか?

その時のあなたは、誰に手を差し伸べていますか?

どのように支援されていますか?

 

あなたが感情と上手に付き合い、自分らしく力を発揮していただける

少しでもヒントになれば幸いです。

 

興味のある方は日総研出版、録画セミナー、大澤貴子で検索いただくか

こちらをクリック・・・お申込みください

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

自由に選択できる支援をする~選択肢を増やす~

 

「コーチの役割って何だろう?」

職業としてのコーチのことだけではなく、あり方や向き合い方のこと

管理職の方もリーダーの方も先輩として後輩に関わる方も・・・

コーチとして他者支援をする方と一緒に考えたい大切な問い

 

いろいろな捉え方ができる中で、今回スポットライトを当てたのは

「その人が自由に選択できる支援をすること」

それには3つの働きかけがあるように思います。

①選択肢を増やす支援

②選択肢を広げる支援

③自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

今回は①について

悩んでいる時や問題の中で苦しんでいる時は、視野が狭くなりがち

狭い箱の中で考えても解決方法が限られる。そもそもみつからない。

自分一人で考えても、なかなからちがあかない時がありませんか?

 

だからこそ、他の人からの質問が有効です

自分以外の人の発想や自分とは違う思考パターンでの質問により選択肢が増える

いつもの自分の部屋でいつもの道具を使うしかなかったのから

別な部屋にも行って考えてみることができる

別な道具も使えることに気づく

 

こういう時、リソースを引き出す質問、視点を変える質問が役立ちます

 

リソースは、活用できる資源のこと

活用できる・・・物、時間、金、人、経験(成功体験、失敗体験、他者事例)

「○○を活用するのはどうですか?」

「相談できる人や協力者は誰ですか?」

「前に○○をやった時の秘訣は?」・・・etc

 

視点を変える質問では

時間を変える、人や役割などポジションを変えて質問

「もし3ケ月でなくあと1週間しかなかったら、どのようにしますか?」

「もし、時間がたっぷりあったらどうしたい?」

「もし、○○さんだったらどんな方法をとる?」・・・etc

 

また、一番シリーズの質問

「一番手をつけやすいのは?」

「一番楽しいのは?」

「一番重要なのは?」 ・・・etc

 

次回は②選択肢を広げる支援について考えてみましょう

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手を信じることと相手を信じないこと

 

部下や後輩に注意を促し、行動を変えてもらう必要がある時がある

上手く出来る時もあるけれど、上手く出来ない時やミスをする時もある

やろうと思っても、なかなか行動ができていない時もある

 

相手に伝える前に、立ち止まって自分に確認をとってみてください

感情のまま伝えようとしていない?

 

「ダメなこの人を変えなくちゃ!」といういう自分が「ダメだよ」と伝えた時と

「大切なこの人のために伝えよう!」という自分が「ダメだよ」と伝えた時では

同じ言葉をかけても伝わり方は全く違う

 

相手の存在を否定した自分と、相手を存在承認できている自分の影響力の違い

 

存在承認は・・・相手の存在そのものを認めていること

相手の行動は注意をする必要があるけれど、存在そのものは否定していない

大切な一員、素晴らしい人、可能性を持った人、伸びしろがある人

指導する時の自分の言葉のかけ方も、声のトーンも、表情も違ってくるでしょう

 

けれど、存在は信じるけれど、行動は信じすぎないことも大切です。

相手を信じることと放置することとは違う

ちゃんと見守り、行動できるよう声を掛けたり背中を押す

ちゃんとやってきたか、やれたか確認をすることは大切ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。