「何かあったら声かけてね」の問いかけを変えると・・・?

 

「何かあったら声をかけてね。」

「何かあったら言ってね。」

 

訪問介護施設の責任者の方と話をしていて、

業務の中でよく言っているな~という話になりました。

言われる側に立ってみると、抽象的

 

「このぐらいなら、まっいいか」

「このぐらいは言っておこう」

この境界線(判断基準)は人によってまちまちです。

忙しい時、面倒くさい時、それほど部下にとっては重要視してない時は

「まっいいか」に流されやすいもの

 

すると、

「もっと早く言ってくるべき」

「報告が遅い」

ということに・・・

日頃から境界線を明確にし、共有しておくことは必要です。

 

また、こちらが具体的に尋ねることで

相手は何を答えたら良いのかがわかりやすくなり、必要な情報が得られます。

「今日、状態に変化のあった人はいましたか?」

「今日は○○さんの点滴はすぐに入りましたか?」

 

さらに、

「今日、学んだことは何?」

このように問いかけることで

うまくいったこともうまくいかなかったことも学びにできます

 

「今日、うれしかったことは何?どんなことでも教えて」

このように問いかければ

仕事の中での達成感や喜びが引き出せます

スタッフ間の感謝を引き出すことになれば関係づくりに役立ちます

 

このような問いかけを日常の中で繰り返すことで

スタッフの焦点が学びや喜びや感謝にフォーカスされます

人は自分が意識的にも無意識的にもフォーカスしている情報を集めるんだよな~

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

真逆のアプローチ

 

相手の目標達成や成長を願って支援する中で

何かこの人にはうまくいかないな~

変化につながらない

・・・と感じることはありませんか?

 

どのようにアプローチしたら良いのでしょう?

 

もし、そのような状況が続き停滞しているなら

「真逆のアプローチ」をしてみませんか?

 

私自身がこの言葉をかけられたことがあるのですが

言われた時に「えっ?」とびっくり

一瞬で狭くなった視野の中から外の世界に出れた感覚がありました。

 

「真逆のアプローチ」ならば・・・

自分がまだやったことがないこと

繰り返しやっている得意パターンではないことに焦点が切り替わります。

 

発想の転換

 

すると、思いもよらなかった答えがみつかりました。

選択肢が広がる

その広がったふり幅の中で、改めて考えてみましょう。

その人にはどうすると良さそうなのか?

試してみようと思うことは何なのか?

 

自分と相手を信じて、とりあえずそれやってみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「コーチング塾」基礎コースがスタート!

 

今年も「コーチング塾」基礎コース(全4回)がスタートしました!

 

今回は第1回目

~良いスタートをきるために整える~

「コーチングとは」

「力を発揮するために大切な3つのこと」

 

解説する以外にも、皆さんに考えていただいたり、ツールに記入したり・・・

ロールプレイングで体験していただきました。

 

始めてご参加いただいた方からは

「コーチングを難しいものと考えていましたが、実際の体験を通じてイメージがつき、自分でもできそうな気になってきました。残りの3回が楽しみです。」と感想をいただきました。

 

再履修の方からは

「毎回参加するたびに、今の自分の状態がわかり、必要なアクションをみつけることができました。反復で学ぶからこそ、自分の成長を自分で理解することが出来る場です。」と感想をいただきました。

 

私自身、毎回経験させていただく中で、

皆さんから刺激をいただき、自分を振り返る機会にもなっています。

また、この場がきっかけになり行動が促進されます。

あらためて、コーチングの効果を実感した私でした。

 

次回は6月29日

~部下やメンバーと信頼関係を築く~

「聴くチカラ」

中澤博之コーチが進行してくださいます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

幸せ度をアップする

 

先日ある方から「犬を2匹飼っていて大変でしょう~」と話しかけられました。

もちろん、大変です。

犬も病気にもなるし、そそうをする時もあるし

散歩に連れて行ったり、予防注射も

トレーニングしたり、それでも来客者のピンポンに反応して吠えたり

 

大変さとおそらく同じほど、元気をもらい癒されています。

「大変ですが、癒されたり元気をもらっていますよ。」

そのように答えても「いや~大変だわ~」と・・・

 

「お孫さんかわいらしいですね。」と言うと

「いや~大変です。」そう答えながらも笑顔です。

お母さんとお父さんがお仕事でお忙しい中、

やんちゃなさかりのお孫さん2人の遊び相手になったりお世話をしたり

大変な思いを感じていらっしゃるのですね。

大変さを感じながらも頑張っているその方の愛情の深さを感じます。

 

それと同時に

元気っぷりに目をほそめたり

成長ぶりにほっとしたり

かわいさから元気をもらったり癒されたりもされているのでしょう。

 

何においても大変さだけではなく、反対の側面が存在している

仕事でも大変さと同じぐらい得ているものがある

けれど、それにいつも気づけているとは限らない

 

どのぐらい本当に気づけているかで幸せ度は違うのかもしれませんね。

大変さの裏側で得ているものって何がありますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

クリニックで研修会をするのは難しい?

 

クリニックで講師を招いて研修を導入するのは難しい

そのように考えているということはありませんか?

 

確かに・・・そうですよね~

夕方は患者さんの状況によって勤務時間が延長することがあり得る

その後に研修スタートだと夜遅くなる

 

本当に無理なのでしょうか?

実現できているとしたら・・・どういうやり方なのか?

そこのところからご相談に応じます。

施設の状況によってそれぞれのやり方があるでしょう。

 

最近経験したところでは、昼休みの時間の一部を使って実施しました。

そうすると、最長1時間が限度

1時間の研修を計3回させていただきました。

1回目と2回目は内容が関連しているので日にちを開けずに設定

そこから1ケ月あえて期間を置いて3回目を実施

 

これしかやりようがないのではなく

このやり方を活かすと・・・

 

2回目終了時にアンケートを実施し、

自分を振り返ったりどう活かすのかなどを引き出す

質問も受けることができます。

 

2回目終了後から3回目研修までの1ケ月は実践期間に

3回目で進捗を確認

出た質問には直接ご本人に回答すると同時に

内容に応じては3回目で取り扱い、共有の学びにすることができます。

 

クリニックで研修をするのは難しい?

本当に難しいかどうか、まずはご相談ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

変化する

 

人はそう簡単に変わるもんじゃない

変わりたいけどなかなか自分を変えられない

そういう言葉を耳にしたり目にしたりしたりすることがある

確かにそうかも・・・

しかし別な視点も同時に存在している

 

人は何かを体験することで様々な影響を受ける

例えば・・・

遅刻をして人に迷惑をかけ、叱られて嫌な気持ちになると

「時間を守らねばならない」の価値観を加えたり強化したりする

逆に、誰かに親切にして感謝され、自分もうれしくなると

「人に親切にする」の価値観を大切にする

すると、考えや思考や行動も影響を受ける

 

何も体験をしない日はないから・・・

人は毎日小さな体験から大きな体験を繰り返し

毎日自分を更新していることになる

 

自分も他者も「なかなか変えられない」と同時に「毎日変化している」

だから、自分の意思で決めて

ちょっとした環境を変える、整える

ちょっとした習慣を始める、やめる

そうすることで、自分が「変わりたい自分」に変化させることができる

そんな可能性を私は感じます。

 

私はどんな人になっていきたいのかな~?

私はどんな人でありたいのかな~?

私はどんなコーチを目指しているのか?

その問いをもつこと

それが変化のスタートになる

変化の主導権を自分が握るのはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

スキルアップの秘訣は?

 

いろいろな施設で研修に呼んでいただき、ありがとうございます。

そして、私自身もいろいろな所へ学びに行きます。

スキルアップしていくにはどうしたら良いのだろうか?

 

その答えは・・・

「意識して実践すること」

なんだ、それだけ?

これはとても当たり前のように聞こえるかもしれません。

しかし・・・「意識し続けること」、「実践し続けること」

これはわかっているけど難しい

 

学ぶと、一時的には「そうかわかった」、「やってみよう!」となる

しかし、日常でやっていく中では

うまくいくこともうまくいかないこともあります。

その波に打ち消されてしまうから

うまくいけばいったで、出来たからそのうち忘れる

うまくいかなかったらいかなかったで、うまくいかないから辞めてしまう

 

けれど、

その波自体があるものだとわかっていたとしたら・・・?

うまくいったりうまくいかなかったりある中で

ただ意識して実践していくことができたとしたら・・・?

その時にスキルアップしていっている

 

スキルアップするのには

うまくいく経験も必要だし

うまくいかない経験も必要だから

どっちも大切なもの

一緒にスキルアップの坂道歩いて行きましょう!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

モチベーションの取り扱い

 

以前はモチベーションを上げるにはどうしたら良いか・・・と考えていました。

けれど、モチベーションは自分がコントロールしきれるものでもない。

スイッチをいれるように上げたり下げたり、そんなに簡単にはいきませんよね。

 

最近気づいたのですが

モチベーションを上げてから仕事をしようとしていたな~

そうすると、気分がのらない時には気分をのせようと一生懸命になっていく

モチベーションをあげることにエネルギーを使っていた

けれど、それを意識すればするほど

「今、気分がのらないんです。」というメッセージにも(笑)

 

今目指しているのは・・・

モチベーションがあってもなくてもとりかかり、そして集中していくこと

ただ自分がやるべきことを

自分のミッションの方向に向かって

得意な事も苦手な事も

今やってきている仕事をやっていく

 

これをすることが相手の方にとってどうなることなのか

どうなってほしいのか

そこに意識を向けて着手する

その結果・・・集中状態になっていく

その時に結果としてモチベーションが静かに熱く大きく広がっている

 

ある本に書いてありました。

「モチベーションが上がってからやるのでなく」

「やるからモチベーションがあがっていく」

なるほど・・・

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

誰かのためにやったことは自分へのギフトになる

 

部署のために・・・スタッフや後輩のために・・・患者や利用者のために・・・

一生懸命業務改善に取り組んでいるあなた

マニュアルを作ろうとしているあなた

引き継ぎ書をつくったあなた

スタッフや後輩指導を頑張っているあなた

 

今までになかったものを作るのは大変な苦労があります。

これまでにあったものを見直して修正するのもまたそれはそれで

時間やエネルギーを費やし骨がおれます。

人の支援やサポートも難しい~

 

けれど、クライアントの方々をみていて思うのです。

苦労した分だけ、あなたが一番理解できている。身についたことがある。

 

だからこう思うのです。

誰かのために頑張ってやったことは一番自分へのギフトになる!

あなたへギフトが届いています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

自分との約束

 

その時はやろうと決意しても、その気持ちは変化する

「ま、いいか」決意がゆるんで先延ばししたり、中止したりすることも・・・

それは悪いことでもなく、そもそも人はそんなふうに流されて生きている

まずは、そのことに気づいて認めよう

 

いくらでも言い訳を用意することができる

場合によってはその言い訳さえも意識することなく無意識的に・・・

かたくなに「何が何でもやらねば」と価値観で動くのもまた違う

 

でもね・・・

長い目でみて、やはり決めたとおりにやった方が良い時

吟味して、決めたとおりに自分を従わせることが重要だと感じた時

決めたとおりに自分を従わせるのに仕掛けをつくる

 

組織改革のような大きなことから

日々のほんのささいなことにまで

しかけはつくれる

 

チェック表やマニュアルだったり

遊び心でルールとして決めることも良い

誰かに宣言する!

友達に「私が・・・なったら叱ってね。」と頼むとか(笑)

強制的にせざるを得ない環境をつくってしまう

その他にもいろいろある

 

あなたは、どんなしかけを活用しますか?

何のために?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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