「相手の鏡」としての存在になる

 

「フィードバック」は多くの方が耳にしたことのある言葉

何となくでも、意味はわかるという方は多いでしょう。

ビジネスシーンでのフィードバックは

評価や意見を返すというイメージがあるかもしれません。

 

フィードバックを一番シンプルに表現すると「事実を伝える」こと

個人的な推測や価値観がない事実

見たまま、聞いたまま、キャッチした客観的事実

 

どんな言葉を伝えるかだけでなく、そこには・・・

ニュートラルなエネルギー(伝える側の内面の状態がニュートラル)も必要

まさに、「相手の鏡」としての存在になる

 

「まだ起きてるの!(怒り)早く寝ないと明日起きれないでしょ!」

→すると、相手も怒りを感じて反抗的になり、自ら行動を変えようとしない

 

フィードバックと質問で

「夜の11時になったね。明日も仕事(学校)で朝早いね。何時に寝る予定?」

ニュートラルに伝えると・・・

その時に相手は抵抗感が(少)なく、自ら気づいて行動を修正しようとできる

その率を上げることができます。

もっと他にもいろいろな伝え方ができますね。

 

部下にも、同様にフィードバックを意識してみたらどうなるでしょうか?

仮に1回で変化がなかったとしても、

私は、前者のアプローチを繰り返すより、後者のアプローチをこつこつ重ねたい

 

フィードバックにもいろいろな種類やレベルがある

探究すると、これがなかなか難しい~

私は出来る時もあるけれど、出来ない時も多いです💦

 

ですが・・・意識して実践しようとすることで、

出来る率を上げていくことができたらいいなと思います。

 

本年もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

面接・面談上手への道

 

コロナの影響で先延ばしになっていた録画セミナー(日総研出版主催)

ようやく福岡で収録を終えました!!

 

~意欲と成長を引き出す!~

「面接・面談上手への道」

相手の想いを引き出す、耳の痛いこともしっかり伝える

苦手な人、良く知らない人、自分よりベテランの方、etc.にも

自信をもって向き合う

 

対象は看護管理者の方になりますが、看護教員の方にもお勧めです。

部下のための面談・面接に大切なポイント、向き合い方、捉え方(視野の拡大)

これらは、根本の部分では職種を超えて共通しています。

ご自分の状況に置き換えてご覧いただくのであれば、

どの職業の方にも(看護以外のお仕事の方にも)お勧めです。

 

配信は3月の予定です。

お申込みが始まりましたら、Top画面でお知らせいたします。

テキストとダウンロード画面でご自宅からご覧いただけるので便利です。

途中で一時停止したりもう一度見たりできるので便利です。

 

日総研では、毎月様々なセミナーが開催されています。

あなたが必要とするセミナーや相性の良い講師の方がみつかるかも!!

ぜひ、覗いてみてくださいね。

日総研オンラインセミナーはこちらから

 

最後までお読みいただきありがとうございます!

 

 

 

間接的なアプローチ

 

11月のコーチング塾単発コースは中澤博之コーチが担当してくださいました。

「視点を変える!」

様々な質問やアプローチを学びました。

質問やリフレーミング、フィードバックに走りがちだったことに気づいた私

ITメッセージが新鮮なような懐かしいような・・・

 

ITメッセージは、名言・ことわざ・比喩・メタファーなどを用いて

第三者がメッセージを送っているように間接的に使います。

直接的にメッセージを伝えるのもありだけど

間接的なアプローチもありですよね。

とってつけたようにならず、さらりと引き出しから出して伝えるといい

個人的には、ことわざよりも有名人や身近な誰かの言葉の方が使いやすいです。

 

例えば

「壁というのは出来る人にしかやってこない、

超えられる可能性のある人にしかやってこない

だから壁がある時はチャンスだと思っている

イチローがこのように言ってるよ。」

 

「あの大谷選手でも三振することがよくあるよ。だから・・・」

 

有名人でなくてもOk

「ある日私が新聞の中で目に留めた“かめちゃん”さんの言葉んなんだけどね

今のあなたの頑張りに未来のあなたは感謝する…」

 

また、その人にとってモデルとなる先輩の言葉でも良い

「〇〇さんは・・・を大切(モットー)にしているそうだよ」

 

などなど、ITメッセージは間接的に伝えられ

押しつけにならずにメッセージを相手に伝えることができる

 

同様に、相手を褒めたり認める時にも間接的に伝えることもできますね。

「チームの皆が、あなたに手伝ってもらって助かったと言っていたよ」

「〇〇さんが(上司)・・・と言って褒めておられたよ」

「〇〇さんが(患者)・・・と言って感謝しておられたよ」

 

直接言われてもうれしいですが

間接的に褒めたり認められるのも一味違ってうれしいものですよね。

直接的なアプローチもOK、間接的なアプローチもOK、

どちらもアプローチの引き出しにいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

今なら“中間評価後の部下支援”についての記事が試読できます!

 

主任看護師Style11・12月号(日総研出版)が発行されました!

特集1 ~今年度の目標到達度合は?次年度はどうする?

「部署・主任自身・スタッフの目標総点検」

の中で記事を担当しました。

 

担当した記事

~中間評価後の今の時期が大事!~

「病棟目標・主任自身・スタッフの目標達成に向けた主任の動き方」

 

私自身が副師長をしていた時の体験・・・

上手くいった秘訣や、難しかったことや上手くいかなかったことも思い出し

また・・・

ずっと学び続けているコーチングやNLP心理学の要素を入れて書き上げました!

 

看護師主任の方にぜひお読みいただけたらと思います。

そして、私はこうも思うのです!!

「本質は、職種や肩書関係なく共通している!」

ですから、師長の方も、一般企業の方も

職種や肩書を超え、部下育成や後輩指導に携わる方にお読みいただきたいです。

 

今なら下記ホームページ内から試読ができます!!

主任看護師Style(日総研出版)

中ほどにある「試読はこちら」をクリックしてご覧ください。

アズ・イフ・フレームについて解説した動画(20分)も見ることができます。

いつまで公開されているのかはわかりません。ご了承ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

部下が現場や自分や他者への不満を言ってきた時…

 

もし、相手が不満を言ってくることに悪いイメージしかもっていなかったら?

とっさに(無意識的な反応として)身構え緊張感を高めるでしょう。

嫌悪感や恐怖を感じるかもしれません。

相手から身を守るために、こちら側の正当性を主張したくなるかもしれません。

すると、相手はさらに緊張感を高めて身構えます。

 

それでは、もし・・・

 

相手が不満を言ってくることへのメリットの視点も持っていたら?

 

面倒くさいな、嫌だなと思う部分も確かにあるけれど

そう感じてしまう自分自身の存在もちゃんと認めることができていて

 

その上で、確かに一理あるかもしれないと相手の視点にも立ってみれる

そう感じる人は他にもいるかもしれないとも思ってみれる

 

正直に打ち明けてくれたことに対して感謝の気持ちをもつ

ありがたいフィードバックだと思う

或いは現場を変えるチャンスだと思う

「誰かから不満を言われる」ことに対しての視野が広い状態

 

すると、随分と気持ち穏やかにニュートラルに言葉を返すことができる

「〇〇さんはそんなふうに感じているのですね。」

 

このニュートラルなエネルギーをまとったあなたからの言葉で

相手は、ちゃんと「伝わった感」「受け止めてもらえた感」を感じます。

「受け止める」は、「受け入れる」や「賛成する」こととは違います。

 

「〇〇さんはどうしたら良いと思う?」

不満を提案に変えさせる質問につなげたり

現場や自分を振り返ったとしたら、本当に不満をチャンスに変換できますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

秋の夜長の読書会

 

コーチングのセンスを身につける「コーチングハンドブック」読書会

1章から12章まで終わり、10月から新たに2クール目に入りました。

 

●リピートで2クール目も継続でご参加いただいている方々

●「読書会」というもの自体が初参加の方々

●以前、別な読書会に参加したことがあるが、この読書会には初参加の方

このようないろいろな皆さんで一緒に学びました。

 

同じ1章でも参加者の方が違うから学びが全く違う場でおもしろい!

以前1章を取り扱った時から月日が経ち、同じ自分ではないから新鮮!

そもそも、前にやった時の記憶が・・・💦(笑)

 

けれど、本当は目には見えなくても

着実に・・・少しずつ・・・体験を積んで変化してきています。

気づいたぶんだけ視野が広がり

大切さを感じる深さが深くなったぶんだけ意識的に実生活で実践し振り返る

 

個人的には・・・

毎回とても新鮮に学べるこの読書会の場が単純に私は好き!

静かな夜の時間に仲間と学べるこの時間が貴重な時間に感じてる!

秋の夜長の読書会の心地よさを感じました。

 

参加者の方からの声の一部を紹介します

・他の人の感じ方と自分の感じ方や気づきが違い勉強になりました。

・「空白」と「焦点」の連鎖が人生を作る。という言葉が印象に残りました。

・読書会の時間に再読することで理解が深まったと共に、

直近の出来事と結び付けて考えることができ、さらに理解度が上がりました。

・参加者の皆さんは自分とは異なる視点を持っていて、

その違いから気付くことや考えることもありました。

 

12月までのスケジュールは満席(キャンセル待ち)となっております。

来年1月以降のスケジュールが決まりましたら、HPでお知らせいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

立場を入れ替えてみると・・・

 

部下や後輩指導の場面で、

立場を入れ替えて質問をして相手に考えてもらうことがありませんか?

 

看護場面なら・・・

「もし、あなたが患者さんの立場だったらどう感じるだろう?」

「もし、あなたの大切な人が入院したとしたらどのように接してもらいたい?」

このように問いかけることで、

相手は自分自身の伝え方や行動の仕方を客観的に振り返ることができます。

 

企業においても同様で

「もし、お客様の立場だったらどのように感じただろう?」

「もし、あなたがお客様だったらどのように接してもらいたい?」

他にも様々な活用の仕方があるでしょう。

 

先日、ある方の言葉でハッとさせられました。

「部下や同僚と上手くいかない時は、相手を自分のものだと思っている。

だから、自分の言うことを聞いて当然。自分の意見を通して当たり前になる。」

 

家族との関係にも応用できますよね。

「クライアントとして関わる」でハッ!とさせられました。

なるほど、そう来るか~

 

もっとちゃんと集中して話を聴くな。。。

必要があれば、提案したり注意は促すけれど、自分の考えを押しつけない。。。

相手の選択を尊重するな。。。

そして、相手という存在を信じて見守る。。。

 

家族という存在はあまりにも身近すぎるから

自分の接し方を客観的に振り返れた貴重な体験でした。

 

あなたはどのようにこの質問を活用しますか?

誰と誰の立場を差し替えますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

何でも相談しすぎる、自分で考えて決められない部下に対して

 

何でも相談し過ぎる、誰かの意見を聞かないと決められない・・・

そのような部下や周りの人にに対してどのように向き合ったら良いでしょうか?

 

自分で決めれず相談し過ぎる人に対して

「えっ、そのぐらいは自分で考えられるでしょ!」

「そのぐらいは自分で考えなきゃダメでしょ!」

このように、否定的な反応(自分が葛藤を感じている)がある時は

言葉で直接伝えなかったとしても、厳しい声が内側で飛び交い

目には見えないけれど相手はエネルギーとして受け取っています

 

目の前の相手を否定している状態からだと、

その人をあるがままに見てあるがままに受け止めることができません。

すると、適切な言葉をかけることができません。

 

依存的な相手に否定的な反応(怒りや嫌悪感など)が起きる場合

主体的であることが過剰に大事になりすぎているかもしれません。

依存はダメで、自立しなければならない!!

或いは、自分で考えることが重要になりすぎて、人に聞く(頼る)行為が悪に

 

すると・・・依存的な他者を否定するだけでなく、

自分自身に対しても厳しく接してしまう

頼っていいのに頼れず頑張りすぎていませんか?

誰かに頼る自分を責めることになりますね。

 

以前、看護師をしていた時の私は・・・よく相談する方でした。

今では、依存も自立も良いものでも悪いものでもないとわかりますが

当時は、「不安だからとりあえず相談する!」といった具合

しかし、そんな依存的な自分を否定する気持ちもあります。

それなのに、依存的な他者には「自分で考えて!」と思い

このように、依存と自立の間を大きく振られることになります💦

 

また、相手が自分で決める事に過剰な不安や恐れをもっている場合もありますね

過去の体験の中で、自分の判断を誤って失敗したインパクトのある経験から

失敗を恐れる価値観や観念が構築されている場合

 

その場合は、

「間違っても良い」・「失敗しても良い」という許可を出してあげて下さい。

間違いや失敗は誰もが経験したくないものです。私もです(笑)

しかし、失敗の痛みから得られる学びや力は成功以上に大きい

 

相手が自分に許可を出せるように接してあげると

その人は・・・どこかほっとした表情になるかもしれません。

でも、まだ少し「本当にいいの~?」と戸惑うかも?

けれど・・・少しづつ、少しづつ・・・自分で腰をあげて立って歩きだす

自分で考えて決めれるようになってくる。

そして、ちゃんと必要な時には相談もできるようになる。

 

或いは、相談しないと決めれないその人は、

悪気もなく、相談する行為が癖のようになっているだけかもしれません

又は、今がそういう“時期”や“段階”にあるだけなのかもしれません。

本人にとってはあたかも自然で当然な行為

 

感情は一旦脇におき、相手に何が起きているのかに意識を向けてみましょう。

相手を否定しない状態のあなたが問いかけると

「あなたはどう思う?」「あなたはどうしたい?」「どうしたら良いと思う?」

あなたの投げかける質問やメッセージの効果が上がります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問のチカラ

 

オンライン「コーチング塾」基礎コースのステップ4

部下やメンバーのチカラを引き出す~質問のチカラ~を開催しました!

 

質問は学べば学ぶほど奥が深いです。

私は主催する側ですが、開催するたびに私自身も学んでいます。

 

質問を学ぶ時、

「どのような言葉を使って質問をするのか?」

質問のレパートリーを増やしたり慣れることは大切です。

誰もが通る道ですね。

 

それだけでなく・・・

どのような自分が質問をするのか?

さらに・・・

質問を受けることで、人間に何が起きているのか?

その質問はなぜ(どのように?)効果が高いのか?

コーチング塾では、これらにも焦点を当てます。

 

質問やコーチングを学び続け

質問のチカラについての理解がよりリアルに、より深く腑に落ちていくと・・・

あなたの質問力がさらに磨かれます。

それは、質問の種類を学んで知り、暗記しただけでは得られないチカラです。

 

①質問力を高めることは、あなたにとってどのような意味がありますか?

②5年後、あなたの質問力が高くなっていたら、どんな変化が起きていますか?

答えは一つとは限りません。

どんな答えがでてくるのでしょうか・・・?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

モデルを活用して自分に質問してみる

 

あなたはモデルとなる人がいますか?

仕事の先輩であの人のようになりたいという人・・・

人として素敵だなと思う人・・・

身近な人でなくても、有名人や歴史上の人物でも尊敬する人・・・

あなたのメンターとなる方・・・

 

その時々で必要な人をピックアップ

セルフコーチングで自分自身に質問してみよう!

 

私が自分に役に立つな~と思うのは

課題がある時や目標達成に向けてチャレンジする時

「◌◌さんなら、今の私を見たらどんなアドバイスをくれるかな?」

「◌◌さんなら、こういう時この出来事をどう捉えるのかな?」

「◌◌さんなら、どういうふうに切り抜けるだろうか?」

「◌◌さんなら、どのように行動するのかな?」・・・など

 

視点が変わり、答えやヒントがみつかる

そして行動・・・

行動する時のうまくいく秘訣は

「本人になりきること!」と、「それを楽しむこと!」

 

もし、うまくいかない時は・・・

誰かに質問をお願いすると良いですよ。

同じ言葉でも、自分に質問するのと他者から質問を受けて話すのと違うんです!

そんな質問の不思議もぜひ体験してみてください。

 

あなたのモデルとなる人の名前を伝えて質問してもらうのもあり

相手の人にモデルの人物は任せてみるのもありです。

↳この場合は、外れの時もあるかもしれませんが・・・(笑)

予想しなかった人物がでてきて視点が変わると大きな発見もありますョ。

何人か人を変えて質問を受けるのも一つです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

Copyright © 2017 医療・介護の現場を元気にするコーチング&研修 all rights reserved.