交渉・提案術

ここのところ、医療・介護の分野に限らず

残業が問題視されてきています。

看護雑誌でもそのような特集が組まれ、記事を書かせていただきました。

 

「主任看護」日総研 2017年7・8月号
【 タイトル 】
医師の指示出し時間やチーム医療による皺寄せの現実!
じゃあ、交渉・提案しよう

 

もうずっと以前になってきましたが、

私が病院勤務していた時も膨大な残業に悩まされていました。

 

医療の現場では、患者の急な入院もあり、病状の急な変化もあります。

また、重症な方もいらっしゃる中で

精一杯やってもなかなか終わらないジレンマがありました。

 

介護の現場でも施設によっては介護度の高い方を受け入れていたり

限られた人数でお世話をされている中での苦労があることと思います。

 

簡単に残業を減らすということが容易ではないことは十分わかった上で

それでも、部署の中で提案、交渉をして業務改善をしたり

他職種と交渉をすることによって、少しでも仕事が進めやすくなったら

どうでしょうか?

 

「残業をなくそう!!」ではなくても

毎日10分、20分であっても

1ケ月の職員全体の残業時間は変化します。

それによって、疲労が軽減されたり気持ちが少しでも楽になれば

職員間の関係や職場の雰囲気も変わっていくように思います。

 

その過程で役立つ「交渉・提案」について

私自身のこれまでの体験とコーチングの中から❝ちょっとしたコツ❞について

書かせていただきました。

 

雑誌を個人的に、また、職場で購入されている方は

お手にとっていただけるとうれしいです。

雑誌の特集内容の詳細は こちら

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ホームページをリニューアルしました!

ホームページがリニューアルしました!!

WordPressのレスポンシブデザインでつくって頂き

パソコンだけでなく、タブレットやスマホなど様々なデバイスに対応。

デバイスに応じて見え方が変わるので、パソコン以外からも見やすくなります。

 

私がコーチとして独立してからずっとホームページをお願いしている

㈱ワードメーカー 狩生孝之さんに今回もお願いしました。

狩生さんは言葉を表現するプロフェッショナルですが

デザインもとても素敵で・・・毎回気に入っています。

私をイメージして作ってくださるから、私の好みになるのでしょうね。

 

リニューアルしたコーチングルームOsawa のホームページは こちら

㈱ワードメーカ のホームページは こちら

 

ホームページリニューアルで気持ちも新たに・・・

今後もますますコーチとして精進していきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「無理」という思い込み

コーチングのセッションの中では「無理」だと話していたクライアントさんから

2週間後にメールが入り、「あれからやりました!」と報告が入りました。

 

また、こんなことも・・・

セッションの中では、

「今日は無理だし、今月も・・・勤務をみたら無理そうです。」

と話していたけれど、その日の夜に

「あれから急に展開が変わって一気に進みました!!」というメール

 

「無理」というのは、私も含めてですが、

誰もがやってしまう思い込みの癖でもあるのではないでしょうか?

 

自分で「無理」という枠をつくっておくことで

窮屈なんだけれど、変化しなくていいという安全を確保しています。

無意識的に自分が作ってしまっている枠をセッションではずすと

無理じゃなくなるのです。

 

本当のあなたは、もっと力が発揮できるあなたなのです。

そう私は思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

前進・後退・停止状態

目の前のことを進める時

どんどん進めたくても思うように進まない時があります。

 

障害がやってくることもあるし、

相手がいる場合はペースが違えばなおさらです。

かといって、途中で止めてしまう「後退」は受け入れられない

前進も後退もできずにいる「宙ぶらりんの状態」も受け入れられない

そうなると前進も、後退も、停止状態も全てが「×」になってしまいます。

 

車の運転は・・・

アクセルだけではスピードが出過ぎて危険

ブレーキで時々スピードを落としたり、信号で止まったり、時にはバックも

そうしながら目的地に向かって前進していくのでした。

 

そのイメージを思い出せたら、前進だけではだめで後退も必要

途中で止まって休憩所に入ることも必要なんだと思えて

また、休憩所を出てスタートしていけそうに思えました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

どうしたら相手を深いレベルで認めることができる自分になれるのだろう?②

少し前の記事

「Qどうしたら相手を深いレベルで承認出来る自分になれるのだろう?①」

記事はこちら

 

2つめに思うのは

「相手を尊重する」ことがあります。

言葉にすると当たり前で当然のようですが、実際には難しい

相手を尊重することは、相手の価値観を理解することにもなるから・・・

 

相手の価値観と同じにならなくてもいい、同感でなくてもいい

そうなんだと共感して理解するだけでも違ってくるのではないかと思います。

相手に興味関心をもち、人との違いそのものを受け入れられると

少しは近づいていけるのではないかと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

自己基盤の連動

3月に研修講師として呼んでいただいてから久しぶりの福岡です。

 

今回は私が受講生として学ぶためにやってきました。

1日目は自己基盤と戦略について

2日目はオリエンテーションについて

 

自己基盤で活用するSDリスト(セルフディベロップメントシート)は

環境、健康・・・・から始まり各項目全部で100問あるチェックシートです。

人が目標達成したり課題を解決したりしていくのには基盤が大切

しっかりした基礎工事があれば頑丈な家やビルが建ちます。

根っこがしっかりした木には青々とした葉が茂り、きれいな花が咲きます。

 

SDリストは、自己基盤をチェックしたり強化するのに役立ちます。

「チェックのついた、ついていないにかかわらず気になった項目は・・・?」

この質問で意外な項目がでてきました。

チェックのついていない項目に着目しがちですが、

枠にとらわれずに質問をすると意外なものがでてくる・・・

質問の大切さをあらためて実感しました。

 

今回私は82点。この数年は、だいたい80点台で安定しています。

しかし、実は・・・

初めてコーチングを学び始めて最初にチェックした約11年前には37点でした。

目標やビジョンに向かうのにはエネルギーが必要

SDリストの点数は目安になります。

でもね・・・私の場合は

このSDリストの点数を上げようとして取り組んだというより

自分にコーチをつけ続け、日々の目標達成、課題解決をしてきた中で

結果として点数があがってきました。

だから、連動しています。

 

まずはSDリストの点数アップに取り組んで、

目標やビジョンを達成しやすい自分にしていくのもあり

ただただ、日々の目標達成、課題解決を取り組み続けるのもありです。

 

クライアントさんに対しても、選択肢として提案した上で、

自分の価値観や「こうすべき」という説も一旦はおいておいて

相手がどんなふうに進みたいのか

相手がもっている答えに耳を傾けていけたらいいなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

どうしたら相手を深いレベルで認めることができる自分になれるのだろう?①

相手をより深いところ(レベル)で認めることができたら・・・

承認しても、叱ったり注意を促しても、質問をしても

伝わり方や響き方が違うでしょう。

 

自分が相手を深いレベルで認めたら

質問をした相手も深いレベルまで意識がいくので、

気づきの種類や深さが違ってくるかもしれません。

 

では、どうしたら

相手を深いレベルで認めることが出来る自分になれるのでしょうか?

 

いくつかある中の一つには

これまでの人生の中で身についた自分の過剰になっている価値観を

弱めるあるいは外すこと

 

そのためにはどうしたら良いのでしょう?

自分がどんなことに反応しやすいのか

どんな時に葛藤がおこるのかに意識を向けていく

そして、どんな「・・・ねばならない」 「・・・べき」がそこにあるのか?

どんな思い込みがあるのか?

そんな自分への問いかけをもってみるのはどうでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

ラベルを貼る

コーチングに限らず、相手を「ありのままにみる」ことはとても大切なこと。

しかし・・・言葉でいうほど簡単なことではなく

人はいとも簡単にラベルを貼ってしまいます。

すると、そこからは

そのラベル色のサングラスをかけて出来事や相手を見てしまいます。

 

自分の感じた感覚だけでなく

評判にも左右され

簡単にそうだと信じ込み

無意識レベルで先入観をもってしまいます。

 

ある仕事の作業がなかなかはかどらない。

なぜだろう・・・?

・・・・・

あ、私の中に先入観がある

他の人の話を聞き、勝手にイメージをつくり、思い込んで警戒をしていました。

でも、それは私が勝手に思い込んだイメージです。

 

同じ場面を5人が見たとして

それぞれの価値判断のフィルターを通してみるので、

感じ方は5人それぞれ違います。

また、一場面でとらえたものを

その人 = ●●  (その人は●●な人)

とシンプルに省略してラベルにして捉えてしまいがちです。

本当はAの面もあるし、Bの面もあり、いろいろな面があるのですよね。

 

ありのまま相手をみることは大切。でも、難しい。

まずはそのことをわかっておくだけでも違うのかな~と思います。

そして、時々自分に問いかけてみましょう。

「ありのままをみていますか?」

「それは事実ですか?」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

プロ意識

あるコーチの方が

「プロ意識が足りないな~

もっとクライアントのモデルになれる自分になりたい・・・」

と話されていました。

それを聞いて

「いえいえ、プロ意識、十分あるのではないでしょうか。

○○さん、プロ意識があるからもっとこうならなくちゃ!と自分を戒めたり

変わろう!!とされているのではないでしょうか?」と伝えました。

 

でもね、後で気づいたのです。

私にもいえるな~と

私の中に2人の自分がいます。

1人は・・・プロ意識が大事で

「もっとこんなコーチでなければだめでしょ!!」と厳しい自分

もう一人は・・・ゆるい時の自分にOKを出せることが大事だという自分

「それは厳しすぎるよ。そんなに厳しいと、クライアントにも厳しくなるよ」

 

このどちらか一方だけが代わるがわる登場すると

極端に意見が真逆だから衝突します。(笑)

相手の状態によっては、どちらの自分も正義になったり悪になったりします。

けれど、この両方の自分が同時に私なのだと気づいた時

もう一方の自分を理解できた時

衝突していたものは沈静化しどのような状態の相手をも、理解し受け入れ

その時に、相手に応じたアプローチができる。

 

リーダー・管理職の皆さんが部下やメンバーの方と接する時にも

自分の中に2人の自分、いませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

副師長や主任が先導する業務改善のための「交渉・提案」術

看護雑誌の記事を書かせていただいています。

「主任看護師」 日総研出版 2017年 7・8月号

【特集タイトル】

やっぱり超過勤務はダメだよね・・・

主任が先導する「部署の現実」にマッチした業務整理・改善

 

この中で、

「医師の指示出し時間やチーム医療の皺寄せの現実!

じゃあ交渉・提案しよう」

の記事を担当させていただきます。

 

私自身が看護師をしていた時からコーチになったこれまでの体験と

コーチングの中から「交渉・提案」に活かせることを書いていきます。

職場や個人で雑誌をとっていらっしゃる方

これからとってみようかなと思っていらっしゃる方

ちらっと見ていただけたらうれしいです。

 

書きたいことはいろいろ私の中にあるのに

それを文章に表現するのは本当に難しい

珈琲とチョコ1粒をつまんで、今日も意識を集中させてスタートです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。