アドバイスもほどほどに…コーチングもほどほどに…

 

相談をされたら「良いアドバイスをしなくちゃ」とつい思ってしまう

良いアドバイスができた時は誇らしく思ってしまう

効果的にアドバイスができないとがっかりします

 

けれど、逆に・・・

「またアドバイスをしすぎちゃった⤵」と反省したことはありませんか?

コーチングを学んで活かそうとしている時によく起きます。

コーチングが重要になりすぎた時にも起きます。

 

反応が強い時は、どちらかに偏りすぎている時かもしれません。

どちらも時と場合で必要

 

アドバイスはほどほどに・・・

コーチングもほどほどに・・・コーチの私が言うのもなんですが(笑)

そして、

反省もほどほどに・・・

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチは「揺らす人」

 

コーチングを学び始めた頃によくはまっていたのが

良い質問をしなくちゃ・・・

キレの良いフィードバックをしなければ・・・

気づきを引き出さねば・・・

相手の課題をなんとか解決させてあげたい・・・

早く目標達成させてあげたい・・・etc

 

これらがダメなのではなく

ある時期には、とらわれることが必要だったと思います。

一生懸命に質問やフィードバックを学びました。

アプローチのレパートリーが増えました。

一生懸命クライアントの方のことを考えました。

 

けれど、いつまでもそのとらわれは必要ではありません。

今は、コーチは「揺らす人」だと感じています。

自分の質問が効果的でなかったらどうしよう・・・とか

フィードバックが相手に「ヒット」するかしないかではなく

もっと気楽に構えて「揺らしてみる」

 

そして、その後の相手の反応(気持ちや感覚)を大切にしています。

ヒットしたらラッキー

ヒットしなかったら・・・それもチャンスなのです!

「○○というより□□かもしれない」

「今、なんだか身体が重くなりました。」

「昔の・・・した時のことを思い出しました。」

このように、自分が投げかけたことで相手の中で何が起きたのかを

ちゃんと相手が話せるようにします。

 

あなたは、部下やメンバーの方を「揺らした後」

どのように話を聴いてみたいですか?

 

揺らしてみると、何か出てくる

だって、答えは「相手の中」にあるから。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

基礎を繰り返し学ぶと・・・

 

オンライン「コーチング塾:基礎コース」(全4回)がスタートしました!!

毎回、新規の方だけでなく再履修の方の参加があり、うれしく思います。

 

基礎を何度も学ぶ価値については・・・

受験で同じ問題集を繰り返しやる効果や

アスリートが基礎練習を大切にしていることと共通する部分もある

例えば、プロ野球選手が素振りを欠かさないように

●基本からずれていないか再確認

●基本をしっかり身体に覚えさせて本番でもその動きができるようにする

●基礎体力をつける

 

さらに・・・

●コーチングを繰り返し学ぶことで、「理解がさらに深くなる」

●コーチングを繰り返し学ぶことで、「学びの定着度」が上がる

●コーチングを繰り返し学ぶことで、今の自分に必要な「新たな気づきがある」

 

3年前の自分と今の自分は、同じじゃない。

状況も変化し、経験の数や幅も違う、課題も変化している

意識の部分でも無意識レベルでも必要としているものが違います。

 

だから、気になる部分や、焦点が当たる部分が違ってくる

腑に落ちるワードや深さも違います。

また、その時々で参加者のメンバーが違うので、同じにはなり得ませんよね。

 

今回も、どのような全4回になるのかスリル(笑)満点、とても楽しみです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

「反省」によって得ていること!?

 

以前、「反省」をテーマに記事を書かせていただきました。

→ 「反省」は変化の原動力

今回は、全く別な視点から「反省」について書かせていただきます。

 

ある方向に向かって(自己改革)取り組む!ということをやっていました。

グループ活動だったので、取り組みについてのシェア会もある。

しかし、やればやるほど出来ていない自分に気づき、反省する毎日です。

そこに焦点がフォーカスされるから、自然なことなのでしょう

 

出来ている部分にも気づくけれど、できていない部分にもより気づく・・・

そのような日々の中で、ある時気づきました。

私は反省することが好きなんだ!(笑)

 

反省することで私は得ているものがある!それは何だろう?

掘り下げてみました。

そして・・・

「反省」=「成長」とつなげて安心感を得ていることを発見

また、反省することで自分の正統性を示したかった

どこか、反省することで「快」を得ている部分がある

 

一見ネガティブに見えることでも、その裏(影)にはメリットがあります。

 

過剰になっているな~と思うことがあったら、その反対側をさぐってみると

何か発見があるかもしれませんよ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

捉え方を変更・選択する!

 

最近、自分に対してふと気づいたこと・・・

「集中すること」がとても重要になりすぎていたな~

 

確かに、集中できたら様々なメリットに繋がります。

仕事の質もアップ! 効率もアップ!

しかし、集中することが過剰に大切になりすぎると

集中できないことが受け入れられなくなる

集中できない自分や他の人が受け入れ難くなる

すると悪循環にもはまります。

 

実は・・・物事の「捉え方」は様々にあり

「捉え方」は自ら選択することができるのです!!

 

これまでの「集中することはすごく大事!」という捉え方を変更します。

そして、新たに選択しなおした捉え方は

「集中できる時もあるし、集中できない時もある。

集中できた時があったとしたら、ラッキーだな~!!」

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「悔しい~」をちゃんと体験する

 

私はコーチで、クライアントの方へコーチングをさせていただきますが、

私はクライアントでもあり、コーチから定期的にコーチングを受けます。

そして、これは私のクライアント体験です。

 

その日・・・あるテーマについて話していました。

出来事や気になる人は「自分の反映だな~」とうすうすわかっていた。

けれど、コーチとのやり取りの中で

「うすうすわかっていた」ところから、

「本当に認める」ところにシフトしようとした時・・・

 

“悔しさ” がブワ~ッとあふれ出てきました。

けっこうな量、けっこうな勢いで(笑)

しばらくの間 “ 悔しさ ” と共にいました。

なぜそこまで悔しいのか・・・?

しかも、不快な感覚ではなく、どこか新鮮ですがすがしい感覚

エッ? 何? キョトンとした私

 

その時、気づきました!!

私はこれまで “悔しい” をあまり体験してこなかったことに・・・

 

例えば、自分が望んだ結果にならなくても

「きっとこの残念な結果を体験することが自分に必要だったんだ」とか

「相手の人の立場に立つと・・・」と<一見>ものわかりの良い大人な捉え方に

・・・良くも悪くも・・・ですね。

人や出来事の良いところにシフトしてしまう癖があって

これまで、悔しさをちゃんと体験してこなかったのです。

 

温厚な人、分別のある人、コーチたるもの・・・という理想像

また、人に嫌われたくないという価値観もあるぞ・・・

“悔しさ” を封印

そうして、自分の安全・安心を守ろうとしてきたのではないかと思います。

 

けれど、どうかな?

“悔しさ” をちゃんと感じることと

“悔しいから人や物にあたる” のとは違いますよね

 

“悔しさ” を無意識的に抑圧するのではなく、

ちゃんと「ある」と存在を認めてあげよう

排除するのではなく、ちゃんと意識下においてあげることで、消化活動が進む

その上で、どのように接したり行動をしたら良いかを考えて行動

それが出来た時に、その出来事は終わっていく

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

違ってあたりまえ

 

多様性、個性、個別性、人は皆違う

よく耳にする言葉です。

 

そして・・・

タイプ別診断やアプローチ

人は過去の記憶や体験を通して物事をとらえるという考え方

脳科学的な分析

 

様々な視点から個々の違いを理解して関わろうとします。

私もいろいろな分野で学んできました。

けれど、それでもまだ難しい

自分の考えや行動と違うと、つい「なんで・・・しないのだろう?」と

コントロールしたくなったり相手を正したくもなる

 

ある本にこのように書いてありました。

「そもそも脳は一人一人違うのだから、違って当然!」

とてもシンプル

逆にストンと腑に落ちました。

誰一人として同じ脳の人はいない・・・ごもっともです。

 

違うのが当たり前なのに、同じでなくてはならないと思ってしまう。

同じ場面にいても感情や感覚や思考は一人一人違う

同じ言葉を共有しても、一人一人捉え方が違う

職場や家族でミスコミュニケーションがいかに起きているか・・・

それがよくわかっている人ほど、丁寧に伝え、確認もできるのかもしれませんね

 

「自分が何を伝えたか」もあるけれど、「相手がどう受け取ったか」は大切

相手が受け取った内容を「同じ言葉で復唱」させるのもありだけど、

「自分の言葉で理解したことを表現」してもらうことは大切

それがミスコミュニケーションを防ぐことに繋がります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「区別」で相手の力を引き出す!自分の力を引き出す!

 

コーチング塾単発コースで今回取り扱ったテーマは「区別する」でした。

 

「区別」は特別なことではなく

私たちは日常生活の中で、意識的にも無意識的にも「区別」しまくっています。

デスクの引き出し、本棚のファイル、キッチンの引き出し・・・

「人生がときめく片づけの魔法」の著者である近藤麻里恵さんの提案の一つ

「ときめく」・「ときめかない」の区別も・・・etc

 

それを、物質の分別ではなくコミュニケーションでやったら何が起きるのか?

部下やメンバー、接する相手との対話の中で、相手のために「区別」する!

自分が力を発揮するために、意識的に「区別」する!

 

人は簡単にいろいろなことを思い込みながら生きています。

そして、一度思い込んだら、疑う余地もなくそれを信じ込んでしまいます。

「事実」と「思い込み」の区別についてもピックアップ

そんな人間理解と区別の視点をコーチ側がもっていれば

思い込みに気づきやすくなり、思い込みを崩すサポートができます。

 

自分の意識下になかった「区別」と出会うことで視点が変わります。

気づきが起き、自由な選択、新たな選択、正しい選択ができます。

解決の糸口に出会い、動き出すことができるようになります。

 

ワークでのリアルな事例でのやりとり、セミナー中の皆さんからの発言により

習得と体得ができ、学びが深まりました。

皆さん、ありがとうございました。

 

オンライン「コーチング塾 基礎コース(全4回)」を開催いたします!

・第1回目:2021年5月23日(日)13:30~16:30(講師:大澤)

・第2回目:2021年6月19日(土)13:30~16:30(講師:中澤)

・第3回目:2021年7月18日(日)13:30~16:30(講師:中澤)

・第4回目:2021年8月22日(日)13:30~16:30(講師:大澤)

 

参加されたかたの感想はこちらから・・・

詳細とお申込みはこちらから・・・

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

やる気スイッチを手放す

 

何かに取り組もうとしていてもなかなか向かえない時がありませんか?

 

そういう時に何が起きているかというと

自分のやる気スイッチを一生懸命探しています。

例えば・・・

まずは環境を整えてからと、掃除や片付けを始めたり

気になっている別な仕事を先に済ませてからと、後回しにしたり(よくやる~)

 

何とかやる気スイッチをみつけてやる気を上げようとすると

「どうにかしよう」という気持ちで頭の中がいっぱいになり

取り組もうとする目の前のことからますます遠ざかってしまいますね。

 

そういう時は、その仕事に対するイメージが

「難しそう」「大変そう」という思い込みがあるかもしれません

そこから自分を遠ざけようと、自己防衛機能が上手に(笑)働いているのですね

 

やる気は本当に必要なことなのでしょうか?

やる気があってもなくても関係なく

ただ「やる」と決めて、すぐ手を付ける

すると、いつの間にかやる気が上がっている

・・・というか、それさえも考えることなく集中して作業が進んでいく

皆さんは、ご自分がそのような体験をしたことを思い出しませんか?

 

私もまだまだ修行中!

やる気はあってもなくてもいい

必要なことを「やる!」と決めて手をつけやっていく

いつもはできない自分にOKをだしつつ、これからも進んでいきたい方向です。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

言い訳・・・

 

「言い訳」というと、良くないイメージを持つかもしれません。

「言い訳してはダメ!」という考え方をもっているな~

日頃は無意識の底に隠れて潜んでいるから気づかない

 

けれど、何かの状況に遭遇した時には “ニョキ~!” と出てくるから

他者に腹が立ったり

逆に自分の思いを伝えるのを断念したりしてしまいませんか?

 

言い訳も時と場合でいろいろな状況の時があります。

先日、ある人にこのように伝えました。

「言い訳のようになってしまっても良い

ちゃんと自分の事情(都合)(思い)を話してみては・・・?

そうしなければ伝わらないこともある

そんなつもりじゃなかった、仕方がなかったと・・・

言い訳はしてもいいんだよ」

そのように伝えると、何かが吹っ切れたようで軽やかな表情に

 

言い訳も時には必要

言い訳してもいいじゃないか

そんなときもある

言い訳そのものは悪いものでも良いものでもない

ただ、時によって必要な時も不必要な時もあるのかもしれません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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