不満を提案に変える

 

こうしてほしいな~

こんなふうに変わるといいのにな~

こうしたらもっと良くなるのにな~

そんな思いと長く同居していませんか?

 

提案するには勇気がいる、面倒くさい、反対されるのではという恐怖

自分の仕事が増えるのでは?・・・という怖れも(笑)

そうですよね。とてもよくわかります。

そんないろいろな思いがでてきますよね

そしてただ待っていると、なかなか変わらないからもどかしい

極まると怒りや苦情になっていく

 

私が最近腑に落ちた言葉

「思いや考えを伝えるのには責任が発生する。

しかし、何も言わないことにも責任が発生している。」

 

不満の気持ちを提案に変えるのはいかがでしょうか?

 

そもそも「提案」とは・・・もっと気楽なものじゃないかと思います。

思いを伝えてみるところまでが提案

結果まではコントロールできません。

 

先日ある所属グループで、かねてからの思いを提案させていただきました。

議題として今度検討していただけることに(感謝です)

私の提案内容が正しいというわけではない

それによって皆が考える機会になる

複数の人が集まればいろいろな考えがあって当然

もっと良い考えやアイディアがでるかもしれません。

 

皆が一生懸命考えて、皆が思いが話せて、それで決定したのであれば

どんな結果でも、私の案が通っても通らなくても、今と変更にならなくても

それでも提案しなかったより提案して良かったな~と思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

ミッションは道しるべ

 

毎日いろいろな出来事が起き

いろいろな感情がうごめき

いろいろな自分がころころ登場(笑)します。

目標を立てていても、再び迷ったり中止して別の選択をしたくなることも・・・

 

「この出来事は・・・?中止しろという意味なのかな?」

「違う選択をした方が良いのかな~?」

いろいろつぶやき、都合のいい言い訳?のようにも聞こえます

決めたはずなのにまた迷う

そんなことはありませんか?

 

ちょっと待った!!

安易に変更するのではなく

でも、かたくなに立てた目標にしがみつくのでもない

(目標は変更や中止も有りうるから)

 

迷ったときには原点に立ち戻ってみましょう。

「私のミッションって何だったっけ?」

「私はどう生きたいのか?」

「あと1年しか仕事人生がなかったらどうする?」

 

そうすると、改めてどうするかが見えてくるかもしれません。

ミッションはいつでも道しるべ

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

「意志の力」を育てる

 

「意思」とは本来の自分の考えや思考

「意志」とは成し遂げようとする気持ち(あくまでも私の捉え方です。)

 

目標達成というと

「やれていないことをやる」イメージを持つ方が多いかもしれませんが

●「やれていないことをやる」のには「意志の力」が必要

●「やりすぎをほどほどに止める」のにも「意志の力」が必要

●「決めたことをやる」のにも「意志の力」が必要

 

目標達成するのにも・・・

仕事で力を発揮するのにも・・・

いろいろ関係してきます。

 

つまり・・・

本来のあなたが生きたいように生きる(意思)のに「意志の力」が必要

 

意志は育てることができます

「ちゃんと意識して」時にはやりたいことを「意志」を使って断念する

「ちゃんと意識して」時にはやりたくないけどやると良いことをやってみる

 

めんどうだけど1分でできることを一つ決めて、とにかく毎日継続する

例えば・・・

朝起きて窓を開けて深呼吸を5回する

家族全員に笑顔であいさつをする

ストレッチや体操のメニューから一つ・・・など

 

簡単に思えて、継続してやることの難しさを実感します

流れ作業的にやるのではなく、ちゃんと「今からやる!」と意識してやる

継続すること自体がトレーニングになります

 

あなたが「意志の力」を育てるとしたらどのような方法にしますか?

私もまだまだ(笑)トレーニング中

一緒に「意志の力」を育てましょう!!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

今年の目標は・・・

 

あけましておめでとうございます!!

 

今年の目標ってありますか?

仕事でもプライベートでもOK

 

「今年やれたらいいな~」

「今年やりたいこと」

「今年やること!(やっていること)」

この3つ、似ているようで微妙に違いがある

 

「今年やれたらいいな~」はワクワクして楽しくイメージしやすい

モチベーションがあがるから行動できるという場合もあれば、

現実的な目標や行動につながりにくい場合もある

また、「今年やること!」はより現実的な計画とつながりやすい

しかし、無意識レベルからの決心や覚悟が要るから

本当は目標がわかっているのに目に見えない抵抗感から立てれない場合がある

 

目標が立てにくい、又はなかなか行動できないという方は

いつもはどのパターンで考えているでしょうか?

時には自分の思考パターン(癖)を変えてみるのはどうでしょうか?

 

また、各パターンであげてみて、出てきたものに違いがあるか・・・?

違いがあればあったで吟味できる

違いがなければないでそこにどんな意味があるのでしょうか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

他の人と自分を比べてしまう時・・・

 

他の人と自分を比べて焦ったり落ち込んだりしたことはありませんか?

 

「別な誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べよう」

以前はこのように自分に言い聞かせた時もありました。

自己否定する自分を感じたくなかったのでしょう。

 

しかし、本当に他の人と自分を比べちゃダメなのか?

 

他の人と自分を比べた時に起きる反応の中に

一つには優越感がある

この優越感を感じた時には、エゴが喜ぶ自分もいれば

そんなことを感じてはだめだと自分を罰する自分もいる

しかし、優越感そのものはダメなものでもない

それがモチベーションになり、また頑張ろうとするエネルギー源になる

 

他の人と自分を比べた時に起きる反応

もう一つには劣等感がある

快・不快でいえば不快な感情なので、感じたくない。

しかし、この劣等感からこんな自分は嫌だ!

だからもっとがんばらなくちゃ、あの人みたいになりたいと思う

これもまたモチベーションになる

 

ん? あれ?・・・ということは

優越感を感じても劣等感を感じてもモチベーションになるということ

感じた優越感や劣等感とどう向き合うかが大切

相手を卑下する、傷つける、自分が落ち込み過ぎるのではなく

効果的にモチベーションにしていく

 

だから別な誰かと比べてもいいし、比べなくてもいい

結果だけでなく、うまくいったこともうまくいかなかったことも含めて

自分がそのプロセスを体験したことの価値を振り返ってみましょう

 

無駄なことは一つもなかったことに気づくはず

だから・・・来年もいろんなことがあるかもしれないけれど

来年も無駄なことは一つもない

 

無駄なことは一つもないとわかっていたとしたら・・・

そして、今日という日が再びやってこないと改めて自覚したあなただったら

来年1年をどう生きていきますか?

今をどう生きたいですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

今年も1年間、ご訪問いただきありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

 

アドバイスをもらった時・・・

 

仕事の中でアドバイスをもらった時

良かった~と思う人もいれば

自分はまだまだ力がないと捉える人もいる

自分で考えたことでないからダメだなと思う・・・

 

一方で、

アドバイスをいつも求める(依存しすぎる)傾向の人もいれば

依存しすぎる自分を罰している人もいる

人によって、あるいはその時によって様々な反応がある

 

相手の話に耳を傾け、認め、質問をして引き出し

その上で添える形でアドバイスをしたとしたら・・・

つまり・・・コーチングのアプローチ

相手の反応はどのように変化するでしょうか?

 

アドバイス自体は決して悪いことではないはず

期待をするからアドバイスするし

導くためにアドバイスするし

良くしようとするからアドバイスをする

協力しようという思いがあるからアドバイスをする

 

アドバイスをもらったら、ラッキーぐらいに思って

その上で自分の考えに合わなければ聞き流してもいいし

自分の考えを相手に伝えてもいいし

良いと思えばいただいちゃっても良い

 

利用者や患者や顧客のためにどうなのか・・・?

本当は自分はどうしたいのか・・・?

それを考えてみて

自分でも考えてみて

そしたら自分で考えたことでもアドバイスだったとしても

行動に移してみてはどうでしょうか?

 

アドバイスする側に立つ時・・・アドバイスもらう側に立つ時・・・

自分を振り返ってみました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

相手の力を信じるとは・・・?

 

「相手の中に答えがある」

「相手は可能性に満ちた存在」

「相手の力を信じる」

大切だと頭でわかっていても、本当にふところから信じることは案外難しいもの

 

信じられていない時に、どんな行動をとっているのでしょうか・・・?

過剰に心配をする

意識的にも無意識的にも「自分が何とかサポートしなくちゃ」と考える

そうすると、相手のことを「何とかして早く変えてあげたい」となり

つい、アドバイスという名のもとで自分の考えを押し付けたくなる

 

相手の力を本当に信じるとはどういうことなのでしょうか・・・?

目先の結果(出来る、出来ない)に一喜一憂するのではなく

出来ないこと、失敗することすらも体験の一つとして学んでいっている

そんな存在の相手だから何があっても大丈夫という・・・

根拠のない、しかしゆるぎない

そんな信頼があるのではないでしょうか?

それは、相手を丸ごと信じること

このようなことを書きながら、私自身を振り返っている今日この頃です

 

コーチ、管理職、上司、先輩、先生、親、指導する側・・・が

本当に相手の力を信じてアプローチしていくことができたら

相手自身が自分のことを信じられるようになっていく

その時に、内側からの行動、変化、変容していくスピードをあげることができる

そんなふうに思います。

 

皆さんはどのように思いますか?

言葉にするのは難しいけれど

自分なりに考えて言葉にしてみるのも理解が深まります。

 

そして、どこまで相手のことを信じられているのか・・・?

時々振り返るだけでも価値があるように思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問されることの価値

 

「誰かから質問をされる」ということを想像すると、どんな反応が起きますか?

「何とも思わない」人もいるでしょうし

「何だろう?」と興味がわく人もあるかもしれません。

 

中には、「良い答えをださなくちゃ」

「正しい答えを言わなくちゃ」

「うまく答えられなかったらどうしよう~」

このように感じる人もあるかもしれません。

この場合、緊張したり、構えたり、質問しないでよ~と

抵抗したくなる気持ちになっちゃいますよね。

私もこれまでの体験の中から、とてもよくわかります。

 

先日、研修の最後に受講生の方から感想や質問をいただく時間をとった時のこと

ある方が、先輩(研修委員でその場にいた)に聞いてみたいことがあるとのこと

「3年目の時期にこれをしておいた方がいいよ」ということについて・・・

 

急な展開でしたので、先輩方もびっくりされたと思いますが

2名の方がそれぞれ自分の体験の中から答えて下さいました。

(ご協力ありがとうございました)

その時の受講生の皆さんがとても印象的でした。

講師の私から先輩の方に視線が移り、

とても集中して先輩のメッセージを聴いて受け止めていらっしゃいました。

 

その後、質問をしてくださった方に改めて問いかけてみました。

「今の先輩の話を聞いて・・・でもいいし、それ以外からでもいいのですが

〇〇さんご自身は、3年目の今、何をしておくと良いと思いますか?」

 

すると、先輩からの言葉も使いながら、

ちゃんと自分の考え(思い)を自分の言葉で話されました。

 

その体験から感じたことは

質問があることで、場がとても深まること

質問は講師が答えなくてはならないことはない

本人の中にも答えがあり、その場にいるメンバーの中にも答えがある

 

そして・・・

自分がした質問に、ちゃんと先輩方が一生懸命考えて言葉にしてくれた

そのことが、「自分を大切にされた」承認メッセージとなり

「感謝」と「喜び」の「あたたかみ」がその場で広がったように感じました。

 

職場の中で、上司と部下、先輩と後輩との間の質疑応答にも同様のことが言える

上司(先輩)が答えてもいいし、

周りのスタッフ(メンバー)に答えを聞いてみてもいいし(頼ってもいい)

わからなければ、一緒に調べてもいい

 

良い答え、正しい答えをみつけるだけが「質問されることの価値」なのではない

それがわかると、もう少し力を抜いて質問が受けれるようになる。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

周りの人を巻き込む力

 

「これお願い!」・「手伝って~」・「これやって」

部下やメンバーを巻き込むのが苦手だという人は

これらの言葉を使うのにも躊躇したりするかもしれません

 

そうすると、つい自分でやってしまったり

自分で何とかしようと抱え込んだり

あるいは、やるといいのはわかっているけど先送りしてしまったり

 

こういう時に何が起きているのでしょうか?

可能性を探ってみました。

まず1つには・・・

相手もきっと忙しいだろうからと周りの人へ配慮しすぎているかもしれません

配慮は必要ですが、配慮しすぎになっていないか振り返りましょう

 

2つ目には・・・

嫌な顔をされるのではないか、断られるのではないか

自分を守ろうとする力が働いているかもしれません

だって、嫌な顔されたくないのですよね。断られたくないのですよね。

私もです。

 

3つ目には・・・

「人に迷惑をかけてはいけない」という価値観を少し強くもっていませんか?

 

嫌な顔をされる自分、断られる自分にOKを出して

時には深く考えずにさらっと言って

勢いでみんなでやっちゃうのはいかがでしょうか?

 

案外、思ったほどのこともなかった

もっと早く皆に協力を呼びかければ良かった・・・ということもあるかも

 

自分の弱さを認めてオープンにして

「手伝って~」・「助けて~」と言ってみる

 

それって、

部下やメンバーの力を信じることになるんです

部下やメンバーの力を伸ばすことにもなるんです

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

秘訣は何ですか?

 

昨日はコーチの電話トレーニングがありました。

その中ででた質問の一つ

「あなたがコーチングが上達したのはどんな時?」

 

初めてコーチングを学んでからこれまでの道のりを振り返る

いつも同じスピードでスキルアップしてきたのではなく

停滞している時や何かのタイミングにぐっと上がったという時期がある

 

これはあくまでも私の場合ですが

一つは「試験を受けた時」

試験を受けた度ごとに、学んだことを振り返り、練習をつみ

フィードバックを受け、自分をふり返る・・・

そんな機会になりました。

 

上手になったから試験を受けるというより、

試験を受けるプロセスに価値があり、その工程で上達がある。

そんなふうに思います。

 

もう一つは

「人間について学んだ時。」(今も学び続けています。)

自分について理解すること。他者について理解すること。

その先に、本当に相手の話をニュートラルに耳を傾けることができるようになる

 

別なコーチからは、

「ずっとコーチをつけ続けて自分を磨いたこと

スキルそのものだけでなく、自分を磨くことがスキルアップにもつながる」

う~ん、深いです

 

大切なことを改めて再確認

今もまだずっと続いて行く道の途中です

また一歩、また一歩と進んでいきましょう

 

あなたは・・・

あなたにとって大切なスキルが上達した時はどんな時でしたか?

あなたが成長したのはどんな時でしたか?

管理職やリーダーとして力がついたのはどんな時ですか?

 

その秘訣はきっと今後にも活かせる宝物

どうぞ大切になさってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。