部下を上手に育てる上司がしていること

 

部下をちゃんと育てたい、ちゃんと導きたい、ちゃんと指導したい

日頃からこのように感じているあなたは

既に、とても部下のことを大切にされているのではありませんか?

 

けれど、相手はなかなかこちらの思ったようにはいきません。

響かない、気づかない、行動してくれない・・・

こちらがちゃんと指導したいと思えば思うほど空回りするかもしれません。

 

「それはだめ!」「今度からこうして!」

このような指示命令を質問に変えてみませんか?

 

人は、基本的に…誰かに押し付けられた指示や命令に従うより

自ら考え自ら選択して決めたことの方が受け入れやすいものです。

 

そして、自分が納得して決めた時に、高いモチベーションが得られます。

 

このような時に、人は主体的になり、自ら行動しようとします。

 

「どのようにしたらいいと思う?」

これを基本形にして言い方を変えると、レパートリーがぐんと広がります。

 

・期限までに達成するには、どのようにしたらいいと思う?

・今より良くする(質、状況)ためには、どのようにしたらいいと思う?

・どのようにしたら、ちょっとでもうまくいきそう?

・どのように指導したら、○○さん(後輩)がやる気がでるかな?

・最初の一歩は何をどのようにしたらいいかな?

 

あなたの現場や状況に合わせて活用したら、どのような問いが役立ちますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

コーチングハンドブック読書会の醍醐味は・・・

 

今月のコーチングハンドブック読書会は第4章「自己同一化」でした。

 

「NLPで最高の能力が目覚める」「知識と経験を最大化するセンスの磨き方」

著者である山崎啓支さんがこのような言葉を本の表紙に書かれているように

人間についての理解を深めていくことができる本だと感じます。

 

本に出てくる「プログラム」は様々な捉え方や表現ができますが、

ここでは価値観や観念、ブレーキになるとらわれというふうに捉えると

イメージしやすいかもしれません。

 

その人のプログラムについて理解を深めることは・・・

他者支援や指導、クライアントの方へのコーチングにとても役立ちます。

自分自身のプログラムについて気づいたり理解を深めたりすることは・・・

力の発揮を妨げるプログラムを緩和させ、上手に付き合うことに役立ちます。

 

・・・・・・参加者の方からいただいたお言葉・・・・・・

■「回を重ねるごとに自分の中にあるプログラムが何かということに

気づけるようになってくる感じです。」

■「日常の中で自分が感じるモヤモヤや不快な気持ちを大切にしてあげると

そこにプログラムに気づけるヒントがあるということが勉強になりました。」

■「一章ごとに読書会がある事で、一人では理解できなかった事が

事例をシェアされることでふと気づかされる事があります。」

■「何に価値を置いているのか…この読書会を通して自分を知る、

自分のことを考える時間を与えてもらっているなと感じます。」

■「私が参加しても大丈夫なのかと不安でしたが、

今では月一回のこの時間が楽しみになっています。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は読書会の主催者側ですが

今だに毎回本を読むと新たな発見や自分への気づきがあります。

そして、参加者の方とのやり取りの中で、私も視点が変わり

自分の中にはなかった視点を皆さんからいただいています。

皆さま、本当にありがとうございます。

 

今回の読書会でできた空白の一つ…「私は何に価値をおいているのだろう?」

そして、もう一つ…「自分の人生をどう生きたいのだろう?」

この問いと共に今も過ごしています。

 

「あなたは何に価値を置いていますか?」

それはあなたの生活に大きな影響を与えます。

そして、あなたは「あなたの人生をどのように生きたいですか?」

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

改めて学び直すために1on1で学ぶコーチング塾で学ぶ

 

今日は1on1で学ぶコーチング塾の開催日でした。

本日の内容は、第3講 部下やメンバーのやる気を引き出す「認めるチカラ」

 

学んだことがないから学ぶ、良く知らないから学ぶだけじゃないのですね!

経験も長く、研修でコーチングを学ばれたことがある方が

改めて学び直すために、1on1でコーチングを学ばれるケースもあるんだ

受講された方から学ばせていただきました。

 

1on1で学ぶコーチングと集合研修やセミナーで学ぶコーチング

お伝えするテーマは同じでも、仮にテキストが全く同じであっても

進め方や勝手が随分違うように感じています。

どちらが良い、悪いではなく

どちらにも良さがあり、その場に応じた良いやり方と進め方があります。

 

1on1コーチング塾は1対1だから、

受講される方の現状や状況に合わせて柔軟に進めていきます。

現場と結び付けながら、その方だけのオリジナルな学びが得られる

1対1だから、コーチングを盛り込めながらコーチングをお伝えできる!

学ぶ方にとっては、コーチングを受けながらコーチングが学べる!

そんなことを・・・今日も改めて感じました。

 

リソースを聞かせていただき、ご本人の想いをお聞きし

終わった時には、私もほっこりした気持ちになって

元気になって、幸せな気持ちになりました。

ありがとうございました。(=^・^=)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

あなたは周りの人からどのように扱われたいですか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたは周りの人からどのように扱われたいですか?

あなたが話をする時に、相手の人にどのように聞いてほしいですか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、今年私がセミナーを受講した時に講師の先生に問われた質問

その時に、私の中の時間が止まった

 

それを周りの人や相手の人にしてさしあげる

そんなことは当たり前、わかっているという領域を越え

深いところまで井戸の中を降りて行ったかのよう

集中して考えることができました。

 

そして出てきた答えは、私の幼少期の体験ともつながったのです

 

今も、その問いが私の中で息づいている感覚があります。

本当にそうだな、本当にそうしたいな

 

今年は、「ちゃんと人の話を聴く」ことをさらに深めてやっていきたい。

そして、「自分が扱われたいように周りの人を大切に」したい。

それが今年の私の抱負です。

 

「聴く」ことは奥が深くて、これでOk(十分)がない道だと思っています

今までより意識して、でも意識しすぎずに

今までより集中して、でも集中しようとしすぎずに

否定することなく、あるがままの相手を理解し認めていくと

コーチングでもセミナーでも、その人や場が変化するのを実感します。

 

聴くことを含めて自分が扱われたいように周りの人に接することは難しい

まだまだだな~と反省するけれど

そのまだまだも私にとっては大切で必要なことです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

日頃は隠れているもう一人の自分

 

 

今年も1年を振り返るといろいろなことがありました。

嬉しい出来事もありましたし、苦しい状況の時もありました。

 

不思議に思えるかもしれませんが、

本当は自分はどちらをより得たいのだろうと思うことがあります。

あなたはそのように思うことが、これまでに少しだけでもありませんか?

 

嬉しいことはいつでもやってきてほしいと思うのは自然であたり前

けれど、私は苦しい状況が実は意外に好きなのかな?・・・と

そんなの嫌だけど、好きな自分がどこかにいる

その気持ちをもった自分は、普段は隠れているから気づかないけど

 

苦しい状況の中でちょっとずつでも進んでいって、そこから抜け出た時

ちょっとまた強くなれたかなと思うのです。

そして、あ~良かったなとほっとします。

苦しさが強ければ強いほど、抜け出た時の喜びや達成感は強いでしょう。

その価値や意味やあじを知っている自分が隠れたところにいるようです。

 

あなたはそんな自分の存在に気づいていますか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

組織やチームの中でリーダーシップを発揮する時に必要なのは・・・

 

「個」にアプローチすることと、「全体」にアプローチすること

 

「個」へのアプローチは・・・

ちゃんと目の前のその人の話を聴く

仮に、自分とは違う考え方や行動をとる人だったとしても

まずは、ジャッジせずにその人の話に耳を傾ける

その人の強みや良いところに着目して認めていく

その人にとって必要な気づきや答えが得られるように質問を活用する  …など

 

組織やチームの中でリーダーシップを発揮する時に必要になってくるのは

これだけだはダメで、さらに集団やチーム全体へのアプローチが必要

 

全体へのアプローチは・・・

ちゃんと皆の意見を聴くこと

発言力がある人だけでなく、なかなか意見を言えない人にも配慮して

誰もが話せる場づくりがとても重要

少数派の意見も多数派の意見も、等しく大切に扱う

 

また、個人の強みだけでなく組織や部署、チーム全体の強みをキャッチ

「私たちの部署は・・・(ここ)が強みですよね」

「私たちのチームは、今、ここ頑張っているよね」

「私たちの強みは何だと思う?」皆に尋ねるのも一つ

 

そして、その集団を良い方向に導く質問をしましょう。

「私達は、このチームを1年後どんなチームにしていきたい?」

「私達が大切にしているものは何かな?」

「今、私達に必要なのは何かな?」  …など

 

あなたの部署でできる、皆の意見を聴く場はどんな場を作りたいですか?

あなたのチームや部署の強みは何ですか?

あなたのチームや部署で、問いかけてみたい質問はどんな質問ですか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

目標達成と反対勢力

 

やりたいことがあるけれど、なかなか達成できない

目標やビジョンはあるけれど、なかなかそのための行動ができない

行動リストにあげていても、つい後回しにする、やることを忘れてしまう…など

 

このような場合、頭(意識)ではやりたいと思っていても

身体(無意識)の反対勢力が働いているかもしれません。

 

本当は、目標達成することを危険だと捉えている

目標達成することで何かを恐れている

奥底にそういう自分がいないか探ってみましょう。

 

例えば、目標を達成したら・・・

忙しくなって自分の自由な時間がなくなると思い込んでいる

家族と過ごす時間が少なくなるのを恐れている

その人によりオリジナルな様々な思いが隠れている

そんな思いをちゃんと掘り起こして気づいてあげる

 

そして、それ本当?100%事実なの?問いかけてみると

いえいえ、ちゃんと仕事をコントロールすれば

自分の時間もとれるし、家族と過ごす時間も確保できる

そうすると勝手に自分が無意識的に危険だと思い込んでいたことに気づきます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

質問の効果

 

本日から、オンライン読書会の3クールめがスタートします!

 

教材の本は「コーチングハンドブック」山崎啓支 著

「コーチングのやり方」を知るためだけの本ではなく、

「コーチングを使えるようになる秘訣を学ぶ」ための本

コーチングのセンスを磨くこと、つまりセンスを開花させる方向で学びます。

 

今回取り扱う第1章は「質問の効果」

なぜ質問が効果的なのか?

質問を受けた時に、人間にどのようなことが起きるのか?

本質を深く理解することで、コーチングをシンプルに理解しやすくなります。

 

昨日、ある人に話を聞いてもらいました。

つまり、私がクライアントでその方がコーチ役

昨日の段階では、腑に落ちるところまでの気づきには至らなかったけれど

傾聴してくださり、いろいろな角度から質問をしてくださり

それによって、私の中で焦点がより強く当たり、空白が大きくなり

無意識的にずっとその答えを探していたのだと思います。

おそらく、夜寝ながらも・・・

 

今朝、昨日のセッションについて思いをはせていた時に・・・

体感レベルでの気づきが起きました。

腑に落ちる理解が得られたのです。

 

本に書いてある質問の効果を実体験で学んだかのよう。

さらに、コーチングの哲学「答えはその人の中にある」ということも

質問を受けて焦点が当たり、空白ができると

本当に自分の中から答えがみつかるのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

自分のエネルギーを高める

 

自分の状態を良い状態に整えておくことはとても大切だと感じます。

そういう私自身も、高い時もあれば低い時もあり

高めたいな~と思えば思うほど高まらなかったり(笑)

いろいろな時があります。

 

自分の状態を少しでも良い状態に保つことは、自分に心の余裕を作り出す

すると、その心の余裕が集中力となります。

そして、仕事の成果や質につながり

コーチングやそれ以外の対話の時のひらめきにもなります

それ以外にも、自然とやさしくなれる・・・etc

 

11月のコーチング塾 単発コースは中澤博之コーチが担当します。

「レジリエンス ~しなやかなメンタルで良い状態をキープしよう!~」

11月20日(日)13:30~16:30 Zoomオンラインでの開催です。

参加費 5,000円(初回) 2回め以降 4,000円

 

一緒に学びませんか?

コーチング塾の詳細はこちらから

参加される方はコーチング塾のページのフォーマットからお申込み下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

その人が自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

「その人が自由に選択できる支援をする」

それには3つの働きかけがある

①選択肢を増やす支援(①について書いた記事はこちら

②選択肢を広げる支援(②について書いた記事はこちら

③自由に選択できる環境(場)を作りだす

 

今回は③の自由に選択できる環境(場)を作り出すことについて書いてみます。

自由に選択できる環境(場)が形成できなければ

選択肢を増やしたり広げる技術があっても効果は発揮できません

①や②と同じぐらいに…もしかしたらそれ以上に大切なことかもしれません

 

この人になら本当のことが話せる

意識レベルだけでなく無意識レベルまでの安全・安心や信頼感が必要です

どのようにしたらそのような環境(場)が築けるのでしょうか?

 

ジャッジせずに相手のことをあるがままに見る

どちらを選んでも大丈夫という心からの承認

自分のこうした方が良いという価値観やエゴは一旦置いておき

相手の本当の気持ちを尊重して問いかける

 

その時に、相手の人は自分の深いところにある自分の声を聞こうとする

本当の気持ちを自分自身に問いかけることができる

研ぎ澄まされた空気の中で集中して考える

そうすることで本当に自由な選択ができるように思います。

 

どのようにしたらそのような環境(場)を築くことができるのか…?

この空白をこれからも大切に持っていようと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

Copyright © 2017 医療・介護の現場を元気にするコーチング&研修 all rights reserved.